マウスピース矯正とは、透明で取り外しのできる矯正装置(アライナー)を段階的に交換しながら、歯を少しずつ動かして歯並びを整える治療法です。
金属のワイヤーやブラケットを使わないため装置が目立ちにくく、食事や歯磨きのときには取り外せる点が大きな特徴です。
当院のマウスピース矯正は「スマーティー(Smartee)」を主軸として採用しています。スマーティーは、医療機器における安全性や品質の基準を満たす透明な素材を用いた矯正装置。3Dスキャンやデジタル設計を組み合わせ、患者さま一人ひとりに合わせたものを作製しています。
対象となるのは永久歯が生え揃った高校生以上の方で、わずかな歯並びのずれを含む軽度〜中等度の症例まで対応可能です。
新たに矯正を始める方には、このスマーティーをご提案しています。一方、歴史や症例数の多さを重視して治療法を選びたいという方には、ご希望に応じてインビザラインでの治療も実施しています。
欧米人と日本人とでは、あごの大きさや骨の厚み、歯の大きさが異なります。
広く知られているインビザラインはアメリカ生まれの矯正装置で、もともと欧米人の骨格に合わせて設計された背景があります。
当院が主軸に用いるスマーティーは、アジア発のマウスピース型矯正装置です。あごの形から骨の厚み、歯の大きさ、そして歯の動かし方に至るまで、アジア人ならではの特徴に合わせて作られています。
さらにスマーティーは、すべての症例で歯科用CT(お口の中を立体的に撮影するレントゲン)のデータにもとづいて設計されます。そのためCTのデータを活用し、骨の状態を踏まえた精密なシミュレーションが可能。日本人の歯並びに合った、精密な治療計画が期待できます。
マウスピース矯正では、コンピューターのシミュレーションをもとに治療計画を作成します。しかし当院では、その計画を AI 任せにすることはありません。矯正を担当する歯科医師が一つひとつ確認し、臨床的な判断を優先して手動で修正しています。
なぜなら、コンピューターのシミュレーションだけに頼ってしまうと、「骨がない部分に無理に歯を動かそうとする」といった設計上のリスクが生じる可能性があるからです。
当院では、歯科用CTのデータをもとに実際の骨の状態をしっかり確認した上で、シミュレーションをチェックします。歯の動かし方が適切でないと判断した場合には、マウスピースの枚数を増やしてゆっくり動かすよう指示するなど、一人ひとりの骨格に合わせて細かく調整を行います。
このような無理のない手動調整を行えるのは、当院の院長が1987年の開院以来、35年以上(※)にわたり矯正治療に携わってきたからです。豊富な臨床経験と診断力があるからこそ、AIの提案を見極め、患者さまに本当に適した治療計画へと修正できます。
※2026年現在
できるだけ自分の歯を抜かずに歯並びを整えたい――。そんなご要望をお持ちの方にこそ、一度スマーティーをご検討いただきたく思います。
矯正治療では、歯を奥の方向へ移動させる「遠心移動」という動かし方があります。スマーティーをはじめとするマウスピース矯正はワイヤー矯正に比べ、この遠心移動を行いやすいのが特徴です。
歯を奥側へ動かせると歯を並べるためのスペースを確保しやすくなり、結果、抜歯をせずに治療できる可能性が高まります。
スマーティー自体は、抜歯が必要な症例にも対応可能です。その上で、できる限り歯を抜かずに治療を進めたい方にとっての選択肢にもなり得ると考えています。
スマーティーには、使用するマウスピースの枚数が少ない「ライトプラン」と、標準的な「フルプラン」があります。
この仕組みのポイントは、治療を進める中で歯の動きを見ながらプランの切り替えができる点。まずは費用を抑えてライトプランから始め、必要に応じて差額を支払いフルプランに移行(グレードアップ)も可能です。
このグレードアップの仕組みは、スマーティーならではの特徴です。「まとまった初期費用がかかるから…」と費用面でハードルを感じている方も、矯正に一歩踏み出しやすくなるのではないでしょうか。
人に気づかれることなく、いつも通りの毎日を送りながら歯並びを整えたい方に、マウスピース矯正はおすすめです。
スマーティーは透明な素材でできているため、装着しても周囲に気づかれにくく、見た目の心配をせずに矯正に取り組めます。
食事や歯磨きのときには取り外せるので、食べたいものを我慢する必要がありません。歯磨きの際も、通常と同じように歯を隅々まで磨けます。装置にも汚れが溜まりにくく、矯正中でも虫歯や歯周病のリスクを抑えながら、清潔なお口を保ちやすいのがメリットです。
またワイヤー矯正に比べ、装置がお口の中に当たって生じる痛みや粘膜への刺激が少なく、違和感を覚えにくい傾向があります。さらに金属を使わない素材のため、金属アレルギーをお持ちの方でも治療に取り組みやすい点も特徴です。
大切な会議やスポーツ、写真撮影などの場面では、一時的に装置を取り外せます。お仕事やプライベートの予定に合わせて、無理なく矯正を続けていきませんか?
当院は矯正だけでなく、一般歯科の診療も行っています。そのため、矯正を始める前の虫歯や歯周病の治療から、矯正中・矯正後のメインテナンスまで、一院で一貫して対応できます。
「矯正中に虫歯ができてしまったら、どこで診てもらえば良いのだろう」と心配する必要はありません。
矯正専門のクリニックの場合、お口のケアを別の歯科医院で受ける必要があるケースもあります。当院は矯正とその前後のケアにまとめて対応していますので、あちこちに通う負担を抑えられます。
歯並びを整える時間と、その前後でお口の健康を守る時間。どちらも一つの場所で完結させ、患者さまに寄り添いながら支えていくのが、当院の診療方針です。
スマーティーは食事や歯磨きの時間を除き、基本的に1日22時間以上の装着が必要です。ご自身で装着時間を守って管理していただかないと、計画通りに歯が動かず、効果が出にくくなる可能性があります。
このように患者さまによる自己管理がとても大切なのですが、指示通りに装着できている方は実際には多いとは言えません。
そこで装着時間がどうしてもとれない方や、ご自身での管理が難しい方には、ワイヤー矯正をご提案することもあります。マウスピース矯正がすべての方に向いているわけではないため、まずは精密検査とシミュレーションで適応を確認することが大切です。
また、骨格的に程度の重い症例や外科手術が必要な症例は、マウスピース矯正単体での対応が難しいケースも。スマーティーは万能ではありませんので、お口の状態によっては別の治療方法をご提案する場合があります。
また素材が固めのため、マウスピースが入れにくい・外れにくいと感じる可能性もありますが、その際は院長が調整または再度スキャンして作り直すことで対応しています。
「インビザラインのほうが性能が良いのでは」というイメージをお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
インビザラインで対応できる治療は、スマーティーでも同じように行えると当院は考えています。その上で「できることが同じであれば、あとはどちらが日本人のお口により合っているか」という視点を大切にしています。
インビザラインはもともと欧米人の骨格に合わせて設計された、アメリカ発祥の装置です。あごの大きさや骨の厚み、歯の大きさが異なる日本人には、アジア人向けに作られたスマーティーのほうがより良い治療が期待できる場合があります。だからこそ当院は、基本的に新しく矯正を始める方に対してはスマーティーをご提案しています。
まずはお口の状態やお悩み、ご希望を伺います。その上で、マウスピース矯正やスマーティーについて詳しくご説明します。
歯型を3Dデータ化するためにiTero(アイテロ)という小型カメラでお口の中を撮影・スキャンし、矯正後の歯並びのシミュレーションを確認します。併せて歯科用CT(立体的にお口の中を撮影するレントゲン)とセファロ(横顔を一定の規格で撮影するレントゲン)を撮影し、骨の状態や歯並びを精密に把握します。
検査データをもとに治療計画を作成します。矯正を担当する歯科医師がシミュレーションを確認し、必要に応じてマウスピースの枚数を調整するなど手動で修正します。
治療計画に沿って、患者さま一人ひとりに合わせたマウスピースを作製します。
マウスピースを装着し、矯正を始めます。1日22時間以上の装着が基本です。歯の動きに合わせて、おおむね10日ごと(7〜10日)に次のマウスピースへ交換していきます。
噛み合わせや歯の動きを確認するため、定期的にご来院いただきます。
歯並びが整ったら、後戻りを防ぐために保定装置を使い、歯の位置を安定させていきます。
マウスピース矯正を始める前に、お口の状態を詳しく検査・分析し、一人ひとりに合わせた治療計画を立てるための診断です。レントゲン撮影や口腔内写真、歯型の採取(またはスキャン)、噛み合わせの検査などを行い、歯並びや骨格、噛み合わせの状態を総合的に分析します。その結果をもとに、治療方法や使用する装置、おおよその期間・費用をご説明し、納得いただいたうえで治療に進んでいただきます。
| 精密検査・診断料 | 55,000円 |
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治療の期間・回数:1日・1回
リスクや副作用:診断ではレントゲン撮影を行いますが、被ばく量はごくわずかで、健康に影響が出るレベルではありません。妊娠中の方や妊娠の可能性がある方は事前にお申し出ください。歯型の採取時に、一時的に嘔吐反射(えずき)や不快感が生じることがあります。診断は現時点でのお口の状態にもとづくものであり、実際の治療経過や結果には個人差があります。治療の進行にともない、計画を一部変更する場合があります。診断の結果、むし歯や歯周病の治療が先に必要と判断された場合や、お口の状態によっては矯正治療自体が適さないと判断される場合があります。診断料は治療計画の立案・説明に対する費用のため、その後の治療を行わない場合でも返金の対象とはなりません。
「スマーティー」という透明なマウスピース型の装置で行う矯正治療です。アジア人の骨格や歯並びに合わせて設計されたマウスピースです。
従来のような金具やワイヤーがないため、近くで見てもマウスピースが入っていると分かりにくく、矯正治療をしていると気づかれにくい特徴があります。
| ライト | 452,000円 |
|---|
| フル | 905,000円 |
|---|
※管理料を含めた金額です。
治療の期間・回数:6か月~5年、6回~60回
リスクや副作用:歯磨き等のセルフケアを怠ると虫歯や歯周病のリスクが高くなります。装着時間を守らないと計画通りに歯が動かない、治療期間が延びる場合があります。矯正治療が完了した後は後戻りを防ぐために保定装置を装着します。保定装置を正しく使用しないと再度矯正治療が必要になる可能性があります。歯とあごのバランスによってはご自身の歯を削る場合があります(削る量は個人差があります)。まれに歯の根が短くなる可能性があります。装置装着後、痛みを感じることがありますが、歯が動く正常な反応なので心配ありません。頬の粘膜・唇・舌などに、口内炎ができることがあります。歯周病等で歯茎が下がっている方は、歯を動かすことでさらに歯茎が下がる可能性があります。重なっていた歯がきれいに並んだことで歯茎と両隣の歯との間に三角形の隙間ができる可能性があります。
「インビザライン」という透明なマウスピース型の装置で行う矯正治療です。
従来のような金具やワイヤーがないため、近くで見てもマウスピースが入っていると分かりにくく、矯正治療をしていると気づかれにくい特徴があります。
| ライト | 452,000円 |
|---|
| フル | 905,000円 |
|---|
※管理料を含めた金額です。
治療の期間・回数:6か月~5年、6回~60回
リスクや副作用:歯磨き等のセルフケアを怠ると虫歯や歯周病のリスクが高くなります。装着時間を守らないと計画通りに歯が動かない、治療期間が延びる場合があります。矯正治療が完了した後は後戻りを防ぐために保定装置を装着します。保定装置を正しく使用しないと再度矯正治療が必要になる可能性があります。歯とあごのバランスによってはご自身の歯を削る場合があります(削る量は個人差があります)。まれに歯の根が短くなる可能性があります。装置装着後、痛みを感じることがありますが、歯が動く正常な反応なので心配ありません。頬の粘膜・唇・舌などに、口内炎ができることがあります。歯周病等で歯茎が下がっている方は、歯を動かすことでさらに歯茎が下がる可能性があります。重なっていた歯がきれいに並んだことで歯茎と両隣の歯との間に三角形の隙間ができる可能性があります。
※金額は税込み表記です。
【医薬品医療機器等法(薬機法)において現在未承認の医療機器を用いた治療について】
当院では、マウスピース型カスタムメイド矯正装置(製品名:インビザライン及びスマーティー)による矯正治療をご提供しております。矯正治療を受ける際には、以下の点をご了承ください。
●未承認医療機器の使用
マウスピース型カスタムメイド矯正装置の材料は厚生労働省の認可を得たものですが、当院で使用しているインビザライン及びスマーティーは完成物薬機法対象外の矯正装置です。医薬品医療機器等法(薬機法)の承認を得ておりませんので、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。
●医薬品副作用被害救済制度の対象外について
当院で使用しているマウスピース型矯正歯科装置(インビザライン及びスマーティー)は完成物薬機法対象外の矯正歯科装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。
●入手経路
マウスピース型矯正システム「インビザライン」は米国のアライン・テクノロジー社の製品です。当院はインビザライン・ジャパン株式会社を通じて、輸入・入手しております。
マウスピース型矯正システム「スマーティー」は中国の正雅歯科(Zhejiang Zhengya Dental Co., Ltd.)の製品です。当院は日本国内の正規販売代理店を通じて、輸入・入手しております。
●国内の類似する承認医療機器の有無
当院が使用するマウスピース型カスタムメイド矯正装置以外に、複数のシステムが開発されています。また、その中には日本で承認を得ている矯正装置も存在します。
●諸外国における安全性等に係る情報
インビザラインは、全世界で2,000万人以上(※)の症例数を持っています。1998年に米国食品医薬品局(FDA)の承認を得ており、現在まででインビザライン固有の重篤な副作用の報告はありません。
※2025年現在
ワイヤー矯正に比べ、装置がお口の中に当たって生じる痛みや粘膜への刺激は少ない傾向があります。また、マウスピースを段階的に交換しながら少しずつ歯を動かすため、強い痛みは出にくくなっています。
食事や歯磨きの時間以外、1日22時間以上の装着が基本です。装着時間を守って管理していただくことが、計画通りに歯を動かすためにとても大切です。
歯の動きに合わせて、おおむね10日ごと(7〜10日)に次のマウスピースへ交換していきます。動きが確認できれば、早めに交換できる場合もあります。
食事のときはマウスピースを取り外せるため、食べたいものを我慢する必要はありません。食後は歯を磨いてから装着していただきます。
噛み合わせや歯の動きを確認する必要がありますので、郵送での対応は行っておらず、定期的にご来院いただいています。遠方の方やお忙しい方には、マウスピースを多めにお渡しするなど配慮しています。
「矯正をしたいけれど装置が目立つのが気になる」
「自分の歯並びでも治せるのだろうか」
そんな不安から、一歩を踏み出せずにいる方は少なくありません。千葉市若葉区の原田歯科・矯正歯科クリニックは、一人ひとりのお口の状態をしっかり診断した上で、マウスピース矯正・スマーティー矯正をご提案しています。
院長は「歯並びは最高のメイク」という想いを大切にし、矯正を迷っている方には早めの開始をおすすめしています。お口の状態を丁寧に確認し、患者さまに合った治療方法をご提案します。
また、当院は矯正だけでなく一般歯科の診療も行っているため、矯正前後のケアまで一貫して対応可能です。千葉市でマウスピース矯正をお考えの方は、まずはお気軽にご相談ください。
| 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 午前 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ─ |
| 午後 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ─ |
午前:9:00~12:30
午後:14:00~17:00
※新規の予約をして無断キャンセルされた方は、次回の予約を入れられません。
休診日:日曜・祝日