歯周組織再生療法は、失われた骨や歯茎を回復させる画期的な治療法です。しかし、外科処置を伴うため非常に難易度が高く、成功させるには高度な技術と深い専門知識が不可欠。だからこそ私どもでは、確かな実績を持つ歯科医師が責任を持って治療にあたっています。
副院長の原田 正和は、日本歯周病学会「認定医」の資格を保有しています。この資格は、学会によって実際の治療技術や知識、これまでの実績が厳正に審査され、その実力が認められた歯科医師のみが取得できる専門性の高いものです。
また、院長は歯周病治療において38年以上(※)の長きにわたる豊富な臨床経験を有しており、学会やセミナー等を通じて常に最新の医学的知見を取り入れ、日々研鑽を積んでいます。難易度の高い歯周組織再生療法だからこそ、専門的な「資格」と熟練の「経験」を兼ね備えた私どもにお任せいただければと思います。
※2026年現在
私どもは、歯周組織再生療法を行うかどうかを慎重に判断しています。「なんとなく」や「とりあえず」で手術を行うことは一切ありません。
歯周組織再生療法は外科手術です。プラークコントロール(日々の清掃)が不十分で歯茎に炎症が残っている状態で行うと、傷口が細菌感染を起こし、痛みが強くなり歯周病をかえって悪化させてしまう可能性があります。
そのため「手術を行えば良い結果が見込める」と判断できる状態に整うまでは、無理な外科処置は行いません。
この「今は手術をすべきか、待つべきか」という繊細な見極めこそが、専門的な知識と経験を持つ日本歯周病学会「認定医」の強みであり、患者さまを守るための責任だと考えています。
前述のとおり、培った専門性と経験が、こうした判断の場面でも活かされているのです。
私どもで実施する再生療法は、リグロスという歯周組織の再生を促す薬剤を用いた治療です。
歯周組織再生療法に使われるリグロスという薬は、やけどなどで失った皮膚の再生に用いられる薬剤と同じ成分でできています。2001年に使用が開始されてから20年以上(※)の実績がある、信頼性のある薬剤です。
進行した歯周病によって破壊された、歯の周りの組織の再生を図ります。
※2026年現在
リグロスの主成分は、bFGFというタンパク質です。このタンパク質には、血管を新たに作り出したり、骨や筋肉などの細胞の増殖を促進し成長させたりする作用があります。
これらの効果によって、歯茎やあごの骨などの歯を支える組織の再生が期待できます。
歯を抜く必要があるといわれた重度の歯周病であっても、歯周病の進行を食い止め、抜歯を回避できる可能性を高められるのがメリットです。
再生療法には、大きく分けて下記の3つの方法があります。
1.薬剤による再生
「リグロス」や「エムドゲイン」と呼ばれる薬剤を用いて歯周組織の再生を促す方法
2.骨移植
患者さまご自身の骨を採取して、歯周病で骨が少なくなっている場所に補填する方法
3.特殊な膜による再生
GTR膜という人工膜を使用し、歯周組織の再生を図る方法
重度の歯周病の方にとって、この3つの再生療法はとても魅力的な治療法となり得ます。基本的にすべて自費診療ですが、リグロスだけは唯一、健康保険が使える薬剤です。
リグロスは2016年から保険が適用されており、3割負担の方であれば20,000円前後で治療を受けていただけます。私どもでも、リグロスによる歯周組織再生療法をご提供しています。
リグロスを用いた歯周組織再生療法は、保険診療で受けられる画期的な治療です。
ただし、すべての歯周病の患者さまが対象となるわけではなく、この治療を行えば重度の歯周病が必ず改善するというものでもありません。
リグロス治療をご検討の方は、あらかじめ条件や注意点を理解しておくことが大切です。
リグロスによる再生療法は歯周組織の回復を目指す治療ですが、歯茎以外の歯の周囲組織は目に見えないため、効果を実感しにくい場合があります。
また、保険診療のルールに沿って段階的に進める必要があるため、手術までに最短でも2か月程度の期間がかかります。
さらに、保険診療では適応できる部位が限られており、すべての症例に対応できるわけではありません。治療効果を高めるには、毎日のセルフケアなど患者さまご自身の協力が不可欠です。ご高齢の方や喫煙習慣のある方など、治癒力が低下している場合には、十分な結果が得られにくいこともあります。
このように、リグロスによる再生療法は一定の条件を満たした方にのみ行う治療です。まずは、ご自身が治療の適応かを確認することが重要です。
歯周組織再生療法において、手術はあくまで治療のスタートラインにすぎません。手術後の管理こそが、治療効果を左右する重要なポイントです。「手術を受けたからもう大丈夫」と通院を中断してしまうと、細菌が再び増殖し、歯周病が再発するおそれがあります。
歯周病は再発リスクの高い病気です。どれほど高度な手術を行っても、その後のメンテナンスを怠れば、再生した骨や歯茎が再び破壊されてしまう可能性があります。
手術という大きな決断と負担を無駄にせず、治療効果を長く維持するためには、歯科医院での定期的なメンテナンスと、ご自宅でのセルフケアの継続が不可欠です。
専門的な管理のもとで行われた治療を、その後もしっかりと支えていくことが、患者さまの大切な歯を守ることにつながると当院は考えています。
57歳 女性
歯周組織再生療法
治療の期間・回数:10日間、2回(手術と抜糸)
※この患者さまは矯正治療も平行して行っているため、トータル2年間、25回
治療の価格:約10,000円(税込11,000円 )※健保で対応
治療のリスクや副作用:ご自身でのプラークコントロール、及びメンテナンスをしないと治療は成功しません。外科処置なので他の歯科での外科処置、例えば抜歯のときと同じリスクがあります。(腫れたり、痛んだりなど)喫煙者は適応不可です。(成功率が低いため)
場合によって2週間くらい顔面皮膚にアザができます。これは、時間の経過とともに消えますのでご安心ください。定期管理しなかったり、元々の歯肉の厚みが薄いと歯肉退縮が起こることがあります。
治療の際はしっかり麻酔を行うため、手術中の痛みは心配ありません。
ただし外科的処置を行った後は、麻酔が切れると痛みや腫れが出る場合があります。痛み止めの飲み薬を処方しますので、痛みが強い場合は服用してください。
歯周組織再生療法には「リグロス」や「エムドゲイン」という薬剤を用いる方法、ご自身の骨を移植する方法、特殊な膜を使う方法などがあります。
自費診療のものが大半ですが、唯一リグロスだけは、条件を満たした場合のみ健康保険が適用されます。
メンテナンスを怠ると、再発するリスクは十分にあります。
再生療法は、失われた組織を取り戻すためのチャンスを作る治療です。しかし「二度と歯周病にならない歯」を作るわけではありません。治療後も以前と同じような生活習慣を続けていれば、せっかく再生した骨も再び溶けてしまいます。
治療後は、これまで以上に丁寧なセルフケアと定期検診が必要です。
千葉市若葉区で歯周組織再生療法を提供している「原田歯科・矯正歯科クリニック」は、重度の歯周病にも対応可能です。経験豊富な歯科医師が治療にあたり、歯周病の改善に努めています。
| 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 午前 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ─ |
| 午後 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ─ |
午前:9:00~12:30
午後:14:00~17:00
※新規の予約をして無断キャンセルされた方は、次回の予約を入れられません。
休診日:日曜・祝日