咬む力は怖い!? ボトックスとナイトガードで対応!

こんにちは、歯科医師の北澤です。

天気が良い日が続くのでベランダで育てている枝豆の成長が早いです。
毎年この時期は枝豆を育てているのですが、収穫が楽しみです。
とれたての枝豆を茹でていただくのは格別です。

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当院では現在、「過剰な咬む力」に対する対応に力を入れています。

今まで物をよく噛むことは大事、脳にも腸にも良い効果を与える、とよく言われていました。
よく噛むことが健康につながると考えられていました。

それは部分的に見れば正しいです。

口は消化器官の一部であり、食べ物の消化のスタートを担っています。
よく噛むことで、唾液の分泌を促し、食べ物を消化しやすいように細かくし、スムーズな消化につながり、他の消化器官への負担を減らします。栄養素の確実な吸収も見込めます。

成長期では、特に前歯を使うことで顎の骨の成長を促し、歯が綺麗に並ぶことに繋がります。
また、咬むことで脳への血流量を増やし、脳の働きを促進するという研究結果も出ています。

これらだけ見れば、咬めば噛むほどいいのではと思うかもしれません。
しかし、咬みすぎて咬む筋肉が発達しすぎた結果、歯への害、しいては体へ害があることが問題となっています。
今後、歯医者さんがしっかりと取り組んでいかなければならない重大な課題です。

どういうことかと言うと、近年日本人は健康意識の高まりなどによって、歯磨きが出来ていないことによる歯周病や虫歯などで歯を失う人は減ってきています。
一方、咬む力が強すぎると、それをきっかけとして歯を失うケースが出てきます。
歯冠(歯の頭の部分)が割れればつめものや被せものというものを歯に入れますが、虫歯や歯周病になりやすくなります。また歯根(歯の根っこ)が縦に大きく割れるとそのまま抜歯しなければなりません。
また咬む力だけで歯周病になるわけではないですが、歯茎が細菌により歯周病の状態にある時に強い咬む力が加わると歯周病は悪化します。その結果抜歯になるケースもあります。
歯を失うことでしっかり咬めなくなってきます。
またインプラント治療でしっかり咬めるようになっても、過剰な力でインプラントが外れてくることもあります。
過剰な咬む力がある限り歯は減り続けてしまいます。
歯が減った場合、なおかつインプラントも咬む力のせいで難しい場合、入れ歯になっていきます。
入れ歯ではしっかり咬むことは難しいです。
咬めなくなれば、食べられるものも限られてきて好きなものを食べるという楽しみが無くなる、栄養をしっかり摂取できなくなる、消化器官に負担がかかるなどの害が全身的に出てきます。
もちろん、入れ歯自体も咬む力で壊れてきます。

また、それ以外にも過剰な咬む力は、知覚過敏の原因となる、顎の関節へ負担をかける、睡眠時無呼吸症候群との関連も指摘されています。

このように、過剰な咬む力はいろいろな問題を起こしますが、対応は難しいです。
特に寝てるときにほとんどの人は歯ぎしりや食いしばりをします。
人によっては食いしばる時に100kg以上の力を無意識に歯にかけることも珍しくありません。
無意識に行うものなので、歯ぎしり食いしばりをやめることは困難です。
自己暗示療法なども試みて来ましたが、確実な効果はないです。

では歯科医院で何が出来るかというと、ボトックス注射とナイトガードというもので、食いしばっても歯に力が加わらないようにします。

最も根本的な治療方法はボトックスという医薬品を咬筋に注射することにより咬む筋肉が力を出せないようにすることです。
咬む力がおよそ半分ほどになるので、咬む力による害はグンと減ります。
ごはんが食べられなくなるのではと心配になるかもしれませんが、スルメイカを咬めるだけの力が残りますのでご安心ください。

さらにマウスピースのようなナイトガードを装着して就寝すれば、食いしばりや歯ぎしりをしてもナイトガードが力を受け止めます。

口の中への意識は皆さん非常に高く、歯磨きも綺麗に出来ている方は非常に多いです。
しかし咬む力への対応が必要なのにしていない方は多いです。
これら、ボトックス注射とナイトガードで咬む力をコントロールして、健康を維持する必要があります。

ちなみに、咬む力が強い方の特徴をおおまかに伝えますと、
歯のすり減りが大きい、歯にひびが入っている、歯が欠けやすい、くさび状欠損という歯の付け根のあたりがかけるようになる、下あごの奥歯の内側の骨がボコボコ盛り上がっている、頻繁に詰め物や被せものが外れる・入れ歯が割れる、虫歯や歯周病などがないのに歯が痛む、歯がしみる、朝起きると顎の骨が疲れている、ストレスがかかると噛みしめる自覚がある、頬の裏側や舌に歯の跡がついている、などの方は強い力で食いしばりなどをしていることが可能性が高いです。

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口の中がボロボロでも、しっかり優しく治療する歯科医院

こんにちは、歯科医師の北澤です。
先日、原田歯科のスタッフで表参道のCasitaというレストランで食事をしました。
味良し!接客良し!サプライズ満載!で素敵な時間を過ごせました。
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千葉市には色々な所に原田歯科クリニックの看板があります。
いくつかの看板には「口の中がボロボロの方でも歓迎します」というような内容が載っています。
それを見て来院される患者さんも多いです。
様々な理由があり、歯医者さんに行くのをためらっていた方に来ていただけるのは、歯科医師として本当にうれしいことです。
歯医者さんに行かないといけないのは分かってはいるけど行けなかったという方にお話を聞くと、
「子供のころを含め、過去に歯科治療で痛い思いをした。歯医者は怖い」
「口の中がボロボロで歯医者に見せるのが恥ずかしい」
「こんなにボロボロだと歯医者に嫌がられると思っていた」
などの理由で歯医者さんへの足が遠くなっていた方が多いです。
虫歯があるけど治療しなかった結果、大きく歯が欠けてしまったが、治療は痛そうなので放置。
歯茎が痩せて、歯が大きく揺れるようになってきたけど、歯医者は怖いので放置。
何本か歯が抜けてしまったが、恥ずかしいのでそのままにしている。
そういった方が、原田歯科クリニックの看板を見て、意を決して来院して下さいます。
そのまま放置していたらすべての歯を失っていたであろう方も、何本かは抜歯が必要であっても、治療したことで多くの歯を残せるケースは多いです。
自分の歯は残せるものならば1本でも多く残し、しっかりと体の一部として役に立つべきです。
歯科治療はそのためにあるのですが、口の中の病気があっても歯科医院に来ていただかないと、歯科治療をスタート出来ません。
その歯科治療をスタートするきっかけに、原田歯科クリニックの看板が役に立っています。
もちろん、看板の内容はウソではありません。
痛みを少なく治療することは基本です。
歯医者さんが苦手な方は、こまめに相談し、ペースを考えながら優しく治療していきます。
治療技術などを磨くための勉強会もクリニックで毎日行っています。
そうすると歯医者さんが苦手な方でも、いつの間にか苦手意識が減ってきて、自然に治療に通えるようになり、歯を残し、健康へとつながっていきます。
それが歯科医師としてはうれしいのです。
歯医者さんが苦手な方も、気軽にいらして下さい。
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なんとも言えないあの食感が好き!

お天気が変わりやすかったり、気温差もある中で、季節の変わり目を感じます。

先日、いち早く春を感じることができました。春の山菜、ふきのとうと、タラの芽を沢山いただいたので天ぷらにして食べました。

揚げたてのタラの芽の天ぷらが好きで、お塩をつけて何個でも食べられます。あのなんとも言えない食感がたまりません。。

1

 

← この大きさになってしまった、タラの芽よりも、まだ伸びてない方が美味しい☆

 

images (1)

 

 おすすめの大きさはコレ!

 

 

美味しい食事に、食感は重要。

食感は、食物を飲食した際に感じる五感のうち、歯や舌を含む口腔内の皮膚感覚を指します。

具体的には歯ごたえ、舌触り、喉ごしなどで、味覚など他の感覚とともに「おいしさ」を構成するうえでは、とても重要です。

口腔内の状態が悪ければ、食感を感じることも難しく、せっかくの美味しい食事も半減してしまいます。

いつまでも、美味しく食事ができるように、口腔内も良い状態にしておきたいですよね。


春はすぐそこ♪

私の好きな季節は春です。

自分の誕生日が4月ということもあって、心機一転、がんばろうという気持ちにさせてくれます。通勤途中に見かける、梅や桃の花がとってもきれいで、春の息吹を感じます。

その前に!お雛様をしまわないと(汗)


年度末、いよいよラストスパートですね。体調管理には十分に気をつけて、元気に笑顔で乗り切りましょう!

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歯医者は大学で何を学ぶ? 後半編

こんにちは、歯科医師の北澤です。
麻疹の流行が話題になっていますね。
私は子供の時に1回しか麻疹ワクチンを接種していない世代です。
近いうちに麻疹ワクチンを接種してこようと思います。
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前回、歯学部での教育について書きました。
今回も続きです。
4年生になると体の基本的な知識は大体ついており、実際の治療についての勉強をメインにしていきます。
臨床の現場で活躍している先生たちの授業はアツく、勉強も身が入ります。
尊敬できる先生の話は社会に出てからも活きてきます。
自分が目指す歯科医師像も段々と出来てきます。
5年生になると登院実習と言って、大学病院で診療の場に出て診療の補助や実際に患者さんに触れます。
それまで学んで来たことを自分の目で見たり、自分で実践したりします。
いろんな人のいろんな診療を見るというのはかなり貴重な経験です。
たとえば、患者さんとの接し方・説明の仕方は本やセミナーで学ぶというよりほかの人のやり方を真似して覚える方が多いです。
なので当院実習中に見聞きした先生と患者さんとの接し方は、今でも自分の診療の基本になっています。
登院実習中も授業はあり、より専門的な知識をつけていきます。
6年生はまず当院実習の続きを数か月行います。
そのあとは6年間学んできたことの総復習とさらにその先を学んでいきます。
歯科医師になるためには歯科医師国家試験に合格しないといけないため、その対策でもあります。
6年間のまとめなので授業をする先生の本音も出てきて、為になりました。
そして歯学部の卒業試験に合格すると、歯科医師国家試験の受験資格を得ることが出来、歯科医師国家試験に合格して手続きをすると歯科医師免許が交付されます。
6年間にたっぷり学びますが、医学の進歩は早いため、卒業後に大学で習ったことがすでに古い知識になることもあります。
また大学で習うことは基本的なものです。
なので卒業後も勉強が必要になってきます。
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歯医者は大学で何を学ぶ?

こんにちは、歯科医師の北澤です。
先日、鏡開きをしました。
最近は小さい鏡餅も売られてるので、手軽にお正月気分を味わえていいですね。

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歯科医師になるには6年制の歯学部を卒業することが条件の一つとなっています。
歯学部ではどのような教育が行われているのかについて2回に分けて自分の経験を書こうと思います。
今回は1年生から3年生までについてです。

1年生は入学してまず歯科の歴史や、医学や歯学を大雑把・総論的に学びます。
歯科医師としての人間的な教育も受けます。
ただ、メインは他の学部と同じで、数学、外国語や体育など教養的な教科の授業を受けます。

2年生からは人間の体の事をしっかりと学び始めます。
献体によるご遺体を丁寧に解剖して体の構造を学んだり、顕微鏡で人体の細かい仕組みを見たり、病気の理論など基礎的な事を学びます。
歯科理工学という歯科医療に関係する理工学を学ぶ教科があるのですが、勉強している最中は将来どう役に立てるのかイメージが付きませんでした。
しかし、歯科医師になってみるとこの歯科理工学は歯科医療を行う上で物凄い重要な学問だということが分かってきました。
歯医者は金属やセラミックスのかぶせものを歯にくっつけたり、プラスチックの詰め物を歯に詰めたりしますが、正しい知識がないと長持ちしないなどトラブルが起きます。
歯科理工学の知識の裏打ちのある治療とない治療ではかなり差が出てくるので、単に手先が器用で歯にきれいに詰め物を詰めるだけではダメなのです。

3年生では2年生と同じく人体についての基礎的な知識を勉強しますが、後半からは病気をどのように治療していくのか等の実践的な事もしっかり学び始めます。
それまでに学んだ体の基礎的な知識を生かして、診療を行う知識をつけていくという流れ(基礎を学んで応用していく)はよく考えられており、確実に歯科医師として必要な知識や考え方が身についていきます。
将来自分がどういう診療を行っていくかのイメージも段々と出来ていきます。

4年生以降は次回に続きます。

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どういう時に歯医者に行く?

こんにちは、歯科医師の北澤です。

寒くなってきましたね。
秋が好きなのですが、最近は秋が短くなっている気がします。
温暖化の影響なのでしょうか。

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最近、当院に初めて来院される患者様に、「口の中をチェックしてほしい」という理由で受診される方が多くなっている気がします。

数えたわけではないので気のせいかもしれませんが、数年前までは痛みを感じてなどの受診理由が多く、口の中に問題を感じていないのに来院される方は少なかった気がします。

痛みを感じたときには虫歯や歯周病はかなり重度になっていることが多いので、痛みがない時期にチェックを受けるのは素晴らしいことだと思います。
我々歯科医療従事者から見ても口の中や歯に対する意識が高い方が多く驚きます。

大きな病院でも口の中の健康が重要だということは認識され、対策が取られています。
口の中のケアに看護師さんなどが関わると入院日数が減るというデータも出ています。
糖尿病と歯周病との関連は以前から指摘されていましたが、糖尿病治療の現場でも歯周病治療を積極的にすすめるようになっているようです。

痛みが無くても歯医者さんに通う文化が定着するように、我々もがんばります。

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1日で歯を削らずに白く出来ます。注意点も含めて説明します。

こんにちは、歯科医師の北澤です。

近所でも彼岸花が咲いていて、お彼岸らしいですね。
もう少し涼しくなってくれるとありがたいです。

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結婚式、合コン、写真撮影などイベントに急遽出かけることになった時、歯の色が気になる方もいらっしゃるかもしれません。
理想的には事前に余裕を持って根本的な治療をすることが必要ですが、そうも言っていられないケースもあると思います。
また、銀歯を白くする等の場合、歯を削る必要があることもあります。

そんな場合でも、1日で歯を削らずに白くする治療方法があります。
「歯のマニキュア」と例えられるものです。

当院では現在ホワイトコートというシステムを使っています。
着色した歯、虫歯で黒い歯、元々色の暗い歯、普通の歯の色だけど一時的に真っ白にしたい場合、上顎の歯の外側が銀歯になっていてその部分が笑った時などに金属の色が前から見て見える場合などにこの方法を使います。
中の黒い色や金属の色を透けさせないような性質のあるプラスチックを、気になる歯の表面にコーティングし、光を当てて固めるというものです。

注意点としては、あくまで一時的な治療だということです。
ずっとホワイトコートを歯につけたままにしていると、少しずつ欠けてきたり、いきなり全部剥がれたりすることもあります。
また、ホワイトコートを塗った歯が虫歯になったり、歯周病になる可能性もあります。
なので、用事がすんだらホワイトコートを除去し歯をクリーニングする必要があります。

除去する必要があるもののため、あまりしっかりくっつく物だと除去できなくなります。
そういった事も考えて、ある程度剥がしやすくなるように歯への接着力は抑えてあります。
それは同時に剥がれやすいという欠点にもつながります。

そういった事もあり、余裕を持って気になるところは事前に治療することをお勧めします。
事情があり、それが難しい場合にはご相談ください。

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親知らずは抜くべき?残すべき?

こんにちは、歯科医師の北澤です。

9月に近づき、日も短くなってきましたね。
暑がりの私は涼しい秋が好きなので、楽しみです。

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「親知らずは抜いたほうが良いか?」という疑問を持っている方は非常に多いです。
抜いたほうが良いかはケースバイケースですが、大抵の日本人は抜いたほうが良い状況だと思います。

外国の方や、顎がしっかり発達した方ですと、親知らずもまっすぐ生えて、上下の親知らずが咬み合い、親知らずも歯としての機能を発揮することがあります。
口の中の空間も広く、歯ブラシでの歯磨きもブラシが届きにくいところは少ないです。
咬む力が強い方の場合、親知らずを抜くことで噛み合わせのバランスが崩れ、他の歯への負担が大きくなりトラブルを起こすこともあります。
そういった方であれば頑張って歯磨きをすることを前提に親知らずは残す方がメリットが大きいでしょう。

また、親知らずを他の歯が無くなった時に、そこに移植することが出来ることもあります。
移植してもずっと使える可能性は高くありませんが、どうしても移植に希望を残したい場合は、残すメリットがあるかもしれません。

一方、日本人は親知らずがしっかり生えるスペースが出来るほど顎の骨が立派ではない方が多いです。
親知らずが横向きに生えて手前の歯に引っかかってしまったり、歯茎から親知らずの一部分だけ顔を出しているなど、しっかり生え切らないことが多いです。
生え切らないと向かい合う歯と咬み合うことはなく、歯がしっかり機能しないことになります。
これは親知らずを残すメリットがあまりありません。

ただでさえ親知らずは奥にあり磨きにくいですが、こういった場合はさらに親知らずの周りに細菌が溜まり、虫歯や歯周病になる可能性が高くなります。
親知らずだけでなく手前の大事な第二大臼歯まで虫歯や歯周病で道連れにしてしまう場合があり、これは非常にもったいないです。
親知らずを残しておくデメリットの方が大きいです。

さらに、成人してから歯並びに変化が出てきている場合、親知らずが原因の可能性もあります。
横向きに生えた親知らずがさらに生えてこようとして手前の歯を押したり、スペースがないところに親知らずが無理やり生えてくることで手前の歯を押すことで前歯の歯並びにまで影響が出ることがあります。

親知らずを抜くかどうかは、残すことによるデメリットが、残すことのメリットを上回る場合、抜くべきでしょう。
また、抜くべき状態の場合、他の歯に迷惑をかける前に抜くという観点からも、若いうちのほうが抜いた部分の傷の直りが良かったり、若いうちのほうが親知らずの周りの骨が柔らかいため抜きやすい、年を重ねて血圧や心臓や糖尿病などの病気を持つと抜歯するにも大掛かりになるなどの理由から、若いうちに抜いておいたほうが良いでしょう。

また「親知らずの抜歯は大変!痛い!腫れる!!」という周りの方の言葉が頭に残り、親知らずの抜歯の必要性を感じながら、抜歯をためらう方も多いです。
確かに横向きに生えていて歯茎や骨に埋まっている場合は抜くのも大がかりであったり、抜いた後に痛みや腫れが強く出る場合があります。
しかし、すべての親知らずの抜歯がそのように大変なものではありません。
数秒で抜けるものや、抜いた後に痛み止めが必要なかったりするケースもあります。

親知らずを抜くべきか残すべきか?抜くのがどれくらい大変そうか?
悩んでいたら是非ご相談ください。

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ロボットで歯を削る

こんにちは、歯科医師の北澤です。

今年も枝豆(茶豆)の豆まきをしました。

枝豆は虫や病気に比較的強く、ベランダで誰でも育てることができます。

取れたての枝豆の香りは格別です。

収穫が楽しみで仕方がありません。

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最近、ブラックペアンというドラマを見ています。

このところドラマを見ることは無かったのですが、ドキドキハラハラの展開に見入ってしまいます。

心臓血管外科の天才ドクターと、最新の手術器具や手術ロボットと、どちらが良い結果を出すかというような展開もあります。

歯科にもそのようなものはあります。

銀歯などは歯科技工士という国家資格を持った人が作ります。

今までは歯科技工士の腕によって銀歯の出来も違い、熟練した技工士が作るものは素晴らしいものでした。

しかし、最近では削った歯をカメラのようなもので形を読み取り、そのデータから白いセラミックスの塊などを削り出し、十分に質の高いかぶせものなどを作れる時代になってきており、当院も恩恵を受けています。

ただ、現時点では歯によりぴったりフィットするのは、昔ながらの方法で技工士が作った金歯のようです。

 

 

そういったデジタル技術の発達による機械化の流れはどんどん加速しています。

人の歯を削るのもロボットになっていくのでしょうか?

今の技術では削ってはいけない部分も削ったり、危なすぎて使い物にならないでしょうが、削ること自体は機械のほうが正確なはずなので、いつかはロボットが歯を削るかもしれません。

ただ、我々歯科医師は1本の歯をきれいに削ることだけを考えて削っているのではありません。

歯の中の神経の事を考えながら削ったり、口の中全体のことを考えて1本の歯を削る、歯茎のことを考えて削るなどいろいろなことを考えながら削っています。

ロボットが削る時代が来たとしても、しばらくは人間の介入は必要でしょう。

なので、いずれにしても歯科医師は知識経験を積み上げていく必要があります。

そのために当院では毎日勉強会をやっています。

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花粉と戦っています

こんにちは、歯科衛生士の栗林です。
私は花粉症なのですが、今年は花粉対策として顔にかける花粉をつきにくくする効果のあるスプレーを購入し使い始めているのですが、スプレーをかけていないときに比べると楽な気がします。
昨年よりも花粉の量が多いようですが、スプレーとマスクと目薬を使い花粉の季節を乗り切りたいです。

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定期健診で拝見する患者様の中で、歯の表面の着色を気にされている方がいらっしゃいます。
歯への着色を起こすものとして挙げられるのは、お茶、コーヒー、紅茶、タバコのヤニ、赤ワイン、カレー、チョコレートなどがあります。
ですが、なかなかこれらを控えるのは難しいところです。
着色は歯ブラシで落とすことはできず、専用の機械を使わないと落とすことができません。
当院では高度なクリーニングを行っており、その中で専用の機械を使いグリシン(アミノ酸)のパウダーと水を強い圧力で歯に吹きかけ、着色を落とします。

また、そのクリーニングの中で使う歯磨き粉の中にも着色をしにくくするリナメルという歯磨き粉があります。
リナメルに含まれているナノサイズのハイドロキシアパタイト粒子が歯の表面の傷を埋めて修復することで歯の表面がツルツルになります。
そのため、着色をしにくくしてくれます。
私もリナメルを1年ほど使用していますが、以前使っていた歯磨き粉ではお茶による着色に悩まされていましたが、リナメルを使うようになってからは着色はほとんどなくなりました。
リナメルは、当院でも販売していますので、着色を気にされる方は歯のクリーニング後リナメルを使用することをお勧めします。

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