晴れましたね!最高です。

こんにちは、歯科医師の北澤です。

今日は梅雨時ですが晴れましたね!
散歩しましたがとても気持ちが良かったです。
今後もたまには晴れてもらいたいものです。

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歯の根っこの治療をした後や、虫歯の治療をした後に歯にかぶせるクラウンというものを作ることがあります。
また、抜いた歯の隣の歯を支えにして歯を抜いたところでも咬めるようにするブリッジというものもあります。

クラウンもブリッジも出来れば人間の歯と同じような自然な見た目の白いものだと素敵です。
ただし見た目が自然でも短期間で壊れたり、時間がたつと歯茎のあたりが黒くなってきてはガッカリしてしまいます。

見た目の自然さも、強度の高さも、時間がたっても見た目が変わらないことも、表面で細菌が繁殖しにくく歯茎に悪影響を与えにくいのがジルコニアという素材でできたクラウンやブリッジです。
強度が高いということは薄くしても壊れにくいということですので、他の白い素材のクラウンやブリッジと比べてもそれほど大きく削る必要がないので、削った後に神経が痛み出す可能性も低くなります。

当院に来院される患者様もジルコニアで被せる目的で来院される方も少なくありません。
個人的にも優れた素材だと思います。

ジルコニアでクラウンやブリッジといった治療をすること自体は簡単です。
適当に削って、うまく型取り出来ていなくても歯科技工士さんがうまく作ってくれます。

ただし、かぶせる歯や、口の中の他の歯などをいかに長持ちさせるかを考えながら被せていくのは本当に奥が深いです。
まず、本当にジルコニアでクラウンやブリッジを作るのが適しているのかなどを考える診査診断や治療計画立案。
どのように治療するかのシミュレーション。
様々なことを考え精密に歯を削り、精密に型取りし、どのように噛み合わせていくかを調べ、どのような色や透明感で作っていくかを考える。
腕のいい歯科技工士さんに作ってもらう。
出来上がったものを精密に調整し、強力な接着剤でくっつける。

などなど、ただ被せるだけでもどれだけこだわるかで数十年後の結果は変わってきます。
精密に作ったジルコニアクラウンやブリッジは当院の患者さんの口の中でもしっかり機能していると思います。

ただし、削る量がさらに少ないクラウンやブリッジの素材は金(ゴールド)です。
さらに金歯は歯にしっかりフィットするので、クラウンやブリッジを入れた後に虫歯になるリスクは低く、フィットすると歯とクラウンの間に汚れがたまる場所が小さくなるため歯周病に影響する可能性も低くなります。
また、金は適度に柔らかいため、適度にすり減っていくため歯に優しいです。
見た目は重視せず、歯の健康を重視したい方はジルコニアより金歯が良いこともあります。

当院では、クラウンやブリッジを入れる方が何を重視しているのか考え、相談の上どんな素材で作っていくか決めています。

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歯科医師 北澤

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