歯は固いけど、割れる時は割れます!

こんにちは、歯科医師の北澤です。

洗濯機が汚れていたので、掃除をしました。

使い続けていると細菌やカビが繁殖するといいますね。

普段は洗濯槽クリーナーを使いますが、今回は分解して掃除しました。

ネット上に分解方法があるので、予習してチャレンジしたところ、意外と簡単に分解できました。

薬剤では落とせない場所の汚れを掃除することができ、満足です。

案外分解してしっかり掃除をしたほうが、手軽で効果も高いので、クリーナーより良いかもしれないと思いました。

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歯はとても固いです。

歯は基本的に二層の構造になっていて、口の中に見える真っ白い部分はエナメル質と言って人間の体で一番固いです。

また、エナメル質の内部や、歯の根っこは象牙質と言って、エナメル質より柔らかいですが、固いです。

ただし、いくら硬くても割れてしまうときは割れます。

何かに歯をぶつけたときには大きく割れることがあります。

力仕事やストレスで歯を食いしばることでも割れることがあります。

また、スルメを引きちぎって食べたり、ビニール袋を引きちぎって開ける動作も歯を割る原因となりやすいです。

小さく欠けた程度なら、白いプラスチックを詰めるだけである程度の見た目や歯の機能は回復できます。

大きくかけてしまうと、プラスチックを詰めたり、歯の欠片を接着剤で元の位置に戻しても、再度欠けてしまうことも少なくありません。
そういう場合では、歯を大きく削り、歯の形をしたかぶせものを被せることで治療します。

さらに大きくかけて歯の中の神経が出てしまった場合は神経を抜く必要があります。
抜いた後に、金属やプラスチックで歯を補強し、かぶせものをくっつけます。

さらにさらに大きくかけて、歯の根っこの方まで割れたりすると歯を残すことが出来なくなる可能性が高まってきます。

また、元々神経を抜いた歯が根っこの先まで縦に大きく割れた場合、抜歯となります。

特に神経を抜いた歯は、神経が元気な歯と比べ割れやすくなっているため注意が必要です。

神経を抜いた歯で、固いものは咬まないようにお願いします。

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歯科医師 北澤

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