歯医者は大学で何を学ぶ? 後半編

こんにちは、歯科医師の北澤です。
麻疹の流行が話題になっていますね。
私は子供の時に1回しか麻疹ワクチンを接種していない世代です。
近いうちに麻疹ワクチンを接種してこようと思います。
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前回、歯学部での教育について書きました。
今回も続きです。
4年生になると体の基本的な知識は大体ついており、実際の治療についての勉強をメインにしていきます。
臨床の現場で活躍している先生たちの授業はアツく、勉強も身が入ります。
尊敬できる先生の話は社会に出てからも活きてきます。
自分が目指す歯科医師像も段々と出来てきます。
5年生になると登院実習と言って、大学病院で診療の場に出て診療の補助や実際に患者さんに触れます。
それまで学んで来たことを自分の目で見たり、自分で実践したりします。
いろんな人のいろんな診療を見るというのはかなり貴重な経験です。
たとえば、患者さんとの接し方・説明の仕方は本やセミナーで学ぶというよりほかの人のやり方を真似して覚える方が多いです。
なので当院実習中に見聞きした先生と患者さんとの接し方は、今でも自分の診療の基本になっています。
登院実習中も授業はあり、より専門的な知識をつけていきます。
6年生はまず当院実習の続きを数か月行います。
そのあとは6年間学んできたことの総復習とさらにその先を学んでいきます。
歯科医師になるためには歯科医師国家試験に合格しないといけないため、その対策でもあります。
6年間のまとめなので授業をする先生の本音も出てきて、為になりました。
そして歯学部の卒業試験に合格すると、歯科医師国家試験の受験資格を得ることが出来、歯科医師国家試験に合格して手続きをすると歯科医師免許が交付されます。
6年間にたっぷり学びますが、医学の進歩は早いため、卒業後に大学で習ったことがすでに古い知識になることもあります。
また大学で習うことは基本的なものです。
なので卒業後も勉強が必要になってきます。
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