高齢者と嚥下(えんげ)について

IMG_0141こんにちは。原田歯科クリニック受付・コーディネーターの渡邊です。

先日、市原市の介護施設にいる祖母に会いに行きました。

祖母は、心臓病を患わっていて、病院と施設を行ったりきたりしています。

体調の良いときは、愛犬の小太郎を連れて行き、一緒に散歩しています。

小太郎も祖母が大好きで、顔を見るとしっぽをブンブンと振り回して祖母に駆け寄って行きます。

最近、祖母の体調が悪く施設から出られなかったので、窓ガラス越しに対面させていました。それでも祖母は嬉しそうにしていました。

ある時、施設の方がガラス越しに対面する様子をみて、手招きして中に入れてくれました。

その時の様子の写真です。

嬉しくて…泣いてしまいそうでした。。


高齢者と嚥下(えんげ)

「食べ物を噛み砕き飲み込む力」についてお話します。

私達が、何気なく行っている1日3食の食事。嚥下を約600回ほど行っています。

寝たきりの人はどうでしょう。嚥下の回数が落ち、約100回程度になるそうです。

当たり前にできる、飲み込むという行為。

飲み込みに違和感のない方が、「顔を上向けて飲み込んだ状態」が飲み込みにくい方の症状です。結構、苦しいです。

飲み込みにくいと、「これなら大丈夫だろう」と思って出した食事でもつまることがあります。ご飯・パン・お粥・ミキサー食・薬など…

祖母の施設では、1錠の薬が砕かれて出されていました。

水分も飲み込みにくいと取らなくなるため、時間で水分補給が決められていました。

嚥下機能を保つための、3つの大切なこと

・お口の清掃、衛生面

・食事の環境作り(楽しく、彩り、食欲があがるような工夫)

・機能(噛む、入れ歯を使う)

この点に注意すると、肺炎のリスクを減らし、要介護になることを予防できます。

歯科医院では、ドクターや衛生士がお口の中を拝見して、高齢者の口腔ケアのポイントをお話したり、機械を使って細菌を減らす処置ができます。

入れ歯の調子が悪かったら、修理をしたり、新しく作りなおすことも可能です。

祖母・祖父、両親など高齢の方と一緒に食事をする機会があったら、食事の仕方、ちょっと気にしてみてください。

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