子どもの歯ぎしりが心配!
Q.
4歳になる娘は寝ながら激しい歯ぎしりをします。
歯ぎしりって、歯によくないと聞きますし心配です。
そもそも、どうして歯ぎしりをするのでしょうか?
━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─
A.
歯ぎしりは、歯が生えたばかりの幼児の頃からみられます。
あんなにかわいくて小さい乳歯が生えてきてまだ間もないというのに、がりがりがりがりとものすごい音をたてて歯ぎしりをするためにお母さんがびっくりして来院されることもあります。
「この子、歯ぎしりがすごいんです!大丈夫でしょうか!?」
ご心配される気持ちは痛いほどよくわかります。
でも、ほとんどの場合子どもの歯ぎしりは心配することはありません。
大人の歯ぎしりと違って成長過程で起こる行動の場合がほとんどだからです。
顎が大きくなるにつれて乳歯に隙間が開いてきます。
こういった咬み合わせのバランスの変化を調節するために歯ぎしりをするといわれています。
ですから、この時期の歯ぎしりは成長に即した正常な反応だと考えてよいでしょう。
また、それだけでなく歯ぎしりをすることで顎や筋肉の発達を促し鍛えるという効果があります。
成長するにつれていろいろな食べ物を咬み砕くために、顎や筋肉にはしっかりした力が必要になってきます。
歯ぎしりは、こういった力を育む行動の1つでもあるのです。
千葉市 小児歯科 安心・安全な歯科治療が受けられます。原田歯科クリニック