削らなくてよい歯を削る残念な歯医者

こんにちは

原田歯科クリニックの原田です。

最近すっかり涼しくなりましたね。

先日、新栗の栗ご飯をいただきました。秋は食べ物が美味しいですね。

先日知り合いの歯科医師からこんなことを聞きました。

これは実際に本人の口から聞いたことです。

その歯科医師はある歯科医院に非常勤で勤務しています。

そこの医院の方針は歯の表面が茶色くなっていたらどんなに小さくても削って詰めて医院の収入をアップせよという方針だそうです。

これって30年前の歯医者ならあったことかもしれませんが、未だにこんなことを、しかも意図的にやっているとは非常に残念です。

歯の表面がちょっと茶色くなっているとしてもそれは治療が必要なむし歯とは限りません。

歯が茶色や黒になっていて特に穴が開いてなければまずやるべきことがあります。

それは正しい診断を立てることです。

例えばレントゲン撮影して本当に歯の中がむし歯なのかを調べます。

こんなこともしないで、口の中を見ただけでいきなり歯を削ってササッと詰め物をして診療報酬を稼ぐとは残念な医院です。

その知り合いの歯科医師は良心があったので、削らなくてよい歯を削らずに経過観察にしたところ、医院の報酬が上がらないので勤務日数を減らされたそうです。

歯の表面がちょっと茶色でも3ヶ月に1回の歯科定期健診をして、むし歯予防のフッ化物塗布をしていれば、そのまま何十年も歯を削らずに長持ちすることは普通にあります。

一方、歯の詰め物は所詮人工物ですから、一生モノではありません。

具体的には、歯の詰め物の寿命は平均5年程度と言われています。

今の日本人の平均寿命は何年ですか?

約80年です。

その人生の中でたった5年しか持たないものを入れたらどうなるか?

詰め物が外れたり欠けたりしてやり直す日が来ます。

再度治療するときには、さらに大きく歯を削ります。

これを5年毎に繰り返したらどうなるか?

詰め物はどんどん大きくなり、やがては被せ物になり、次は歯の神経を除去し、さらには歯が割れて抜かなければならなくなるというマイナスのサイクルに入ります。

あのとき削らなくてよい歯を削ったためにです。

私は複数の学校の学校歯科医をやっています。

毎年学校で歯科健診を行うのですが、5年以上前から健診で CO ( シーオー ) という歯の診断項目があります。

CO の C は、むし歯(カリエス)のこと。O は、オブザベーション、つまり経過観察のことです。

要するに歯科健診項目でもすでに、すぐに治療せずに経過を見ろよ!という項目があるわけです。

このことは歯科医師なら誰でも知っていることです。

にもかかわらず、不必要に健康な歯を削って(人さまの体に傷をつけて)診療報酬をいただいているのは犯罪に値すると私は考えますが、どう思いますか?

千葉市の原田歯科クリニック

https://harada-clinic.com

 

真っ当なインプラントは感染予防対策しっかりの医院で

今月も順調に歯科インプラント治療を行っております。

自分の歯やインプラントで咬むことができる人と歯が抜けたままの人を比べると、きちんと咬むことができる人のほうが全身状態も良いし、認知症にもなりにくいことが2000年代の前半からわかっています。

 私自身もインプラントが入っています。

インプラントの前に仮の入れ歯を入れていたのですが、歯ぐきに食い込むし洗う手間はかかるし、食事していても楽しくありませんでした。

実際、原田歯科クリニックに通っている方で配偶者に入れ歯を入れていることを隠し続けている方が複数名います。

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インプラントはどこの医院でも同じようにできるわけではありません。

なぜなら、これは他のインプラント歯科医師も同じことを言ってますし、私の3000本以上のインプラント経験からも言えるもですが、骨の量が十分にあって楽にインプラントできる方は全体の3分の1程度です。

それ以外の約70%の方は、骨の量が少なくて骨増大術をしたり、抜歯と同時にインプラントを入れたり、決して易しい処置ではありません。

つまり、他のどんな処置でもそうですが、経験がものを言います。

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最近インプラントした事例では、むし歯が進行して3本抜歯、その日のうちに仮の入れ歯を入れて、インプラントもその場で入れる。

インプラントと顎の骨との隙間には人工骨を入れて縫合する。

 文章で書くと簡単そうに見えるかもしれませんが、実際は大口式などの骨増大術をし、歯を抜くときも極力骨を保存する抜き方をするなど、ひとつひとつのステップをとても大事にしています。

そしてインプラントの上に歯(歯冠修復物)が入った後は、長持ちさせるために定期管理を行ったり、咬む力が強すぎる人はボトックス注射を6ヶ月ごとに行ったりしています。

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歯科医院というのは、ずっと前から感染予防をしっかりやっています。

歯科医師は誰でも学生のときに、厳しい教官がいて消毒や滅菌に関して徹底的に教育された経験を持っています。

また、さらにここ10年ほど、歯科医院では口腔外吸引器を設置することを厚労省から推奨されています。

原田歯科クリニックでは、1990年代から当然のこととして口腔外吸引器を歯科用チェアーに設置しています。

これで治療中に出るものは99%吸引されます。

さらに手術室用の空気清浄機が医院内に7台設置されており、患者さんはもちろん、働くスタッフにとっても安全な環境を提供しています。

なので、歯のことでお悩みでしたら安心して相談にいらして下さい。

千葉市でインプラントなら原田歯科クリニック

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インプラントの技量が高い歯科医師も大事ですが、感染予防対策をしっかり行っている歯科医院が安心だと思いませんか?
インプラントの技量が高い歯科医師も大事ですが、感染予防対策をしっかり行っている歯科医院が安心だと思いませんか?

根の治療と歯周病の治療のどちらを先にやるべきか?

こんにちは

原田歯科クリニックの原田です。

すっかり涼しくなりました。

今日は歯の治療について少し専門的な話をします。

歯周病は日本人の約80%がかかっていると言われています。

また、日本の歯科治療でとても多いのが根の治療、別名根管治療です。

根の治療が必要な人の多くは、まずむし歯になり、むし歯がさらに進行して歯髄(いわゆる歯の神経)まで広がり、さらに悪玉菌が根の周囲まで広がって時には大豆と同じ大きさの病変ができます。

先ほど国民の約80%が歯周病と記載しました。

ということは、根の治療が必要な人が歯周病にもなっていることが多いのです。

それでは、歯周病と根の治療とどちらを先に行うべきでしょうか?

答えは、根の治療が先です。

実は、歯周病の治療を先にしてしまう歯科医師がいます。これは間違った治療手順です。

もちろん、根の治療が必要な歯が全く歯磨きされてなくて、歯周病になっているのでしたら、根の治療に必要な器具をつける時に歯ぐきから出血しやすいので、歯磨き指導や最低限の歯のクリーニングをします。

ただ、根の中から悪玉菌が出まくっている状態で歯周病治療をしても歯周病は極めて治りにくいのです。

なので必ず根の治療を先に行います。

千葉市のピュアスマイル・原田歯科クリニック

https://harada-clinic.com

千葉市のピュアスマイル・原田歯科クリニック

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Hello

I’m Harada from the Harada Dental Clinic.

It’s completely cool.

Today I’m going to talk a little more about dental treatment.

Periodontal disease is said to affect about 80% of Japanese people.

In addition, the most common dental treatment in Japan is endodontic treatment, also known as root canal treatment.

Many people who need root treatment have cavity, which further progress to the pulp (so-called dental nerves), and bad bacteria spread around the roots, sometimes as large as soybeans. 

Earlier, I said about 80% of the people have periodontal disease.

This means that people who need root treatment often also have periodontal disease.

So which should be done first, periodontal treatment or root canal treatment?

The answer is root canal treatment first.

In fact, some dentists  treat periodontal disease first. This is the wrong treatment procedure.

Of course, if the tooth that needs root canal treatment is not brushed at all and you have periodontal disease, it is easy to bleed from the gum when you put on the equipment necessary for root canal treatment, so tooth brushing instruction and minimum cleaning your teeth is necessary.

However, periodontal disease is extremely difficult to cure even if periodontal disease is treated while bad bacteria are spilling out from the roots.

So be sure to treat the roots first.

マウスピース矯正を勧める歯医者はアパレルショップの販売員!?

マウスピース矯正を勧める歯医者はアパレルショップの販売員!?

こんにちは

原田歯科クリニックの原田です。

今年はオンラインの勉強会が多く実施されています。自宅にいながらにして学ぶことができるので、会場までの往復の時間が節約できて読書の時間が増えてうれしいです。

先日ある歯科の業界専門の冊子を興味深く読みました。

投稿していたのは年齢約70歳の矯正歯科専門医です。

矯正専門になって40年はたっているので、相当のベテランです。

彼は矯正患者さんの治療計画を立てるときに、模型の歯を糸ノコで分割して理想的な歯並びに動かして、これを患者さんへの説明で使っているそうです。

これは専門用語でセットアップモデルと言うのですが、要するに模型でビフォーアフターを見せるためにこうした説明をしているのです。

彼の言葉を借りるとこんな手間のかかることをやっている矯正歯科医師は非常勤ではほぼゼロだそうです。

 私もこのセットアップ模型を歯科大学の学生の時に見たことがあります。

本当に手の込んだ作業です。

ただ、これはあくまでも石膏でできた模型の上でやっている作業です。

実際にこのセットアップ模型通りにすべての患者さんの歯が動くのかというと疑問に思います。

人間の体はプラモデルではないのですから。

今回の投稿で彼は最近世界中で増えているマウスピース矯正を批判しています。

マウスピース矯正は透明な取り外しできる装置を使って歯を動かすもので、ワイヤーを巻く矯正に比べて目立たない、痛みが少ない、症例によっては治療期間が短くなるといった特徴があります。

審美を重視するアメリカでは矯正歯科の学会に行くと、演題や業者展示ではこのマウスピースに関するものがとても増えています。

一方、日本矯正歯科学会では未だに昔ながらの矯正が幅をきかせています。

以前に投稿したことがあるのですが、ある70代の矯正歯科の重鎮が友人の歯科医師に向かって「お前がマウスピース矯正をやるなら絶交する」と言ったそうです。言われた方(こちらは70代の一般歯科でのカリスマ的な歯科医師です)が本人の口からそうおっしゃってました。

先程のセットアップ模型を作っている矯正歯科医師の話に戻ります。

彼が今回の投稿に書いていたことを紹介します。

マウスピース矯正のインビザラインは過去の世界中の症例のデータから、AI が至適な治療法を算出し、6ヶ月の治療期間ならその間に毎週付けかえるマウスピースをまとめて医院宛に送付し、歯科医師は月に1回点検や調整をするものです。

これは世界中の矯正専門医も多く取り入れている治療法です。

彼は一般歯科医が、矯正専門医のテリトリーに入って来るのが気に入らないのか、こんなことを言ってました。

毎月患者さんにきちんと装置を付けるように動機付けするだけの(実際は、きちんと歯並び・咬合の管理・むし歯予防処置などもしています)歯科医師は、アパレルの店員みたいなものだ。

もちろん、マウスピース矯正ですべての患者さんを治療できるわけではありません。また、時間をかけてセットアップ模型を作っていることは尊敬に値します。

しかし、歯科の業界でもデジタル化が進んでいる中で、マウスピース矯正を全否定するってどうなのかなと思います。

実際、原田歯科クリニックで導入しているインビザラインゴーもきちんと適応症を選んで使っていますし、今まで全員がきれいな歯並びを約6ヶ月で手に入れています。

また、口腔内スキャナーでお口の中をスキャンすると装置ができてくるので、昔の苦しい型取りをしなくてすみます。

良いもので安全性が認められているものならば、患者さんにとってもメリットが大きいのでやるべきだと思いませんか?

歯並び矯正について詳しくはコチラをクリック!

https://puresmile.org/

 

 

強力なパワースポットに行ってきました。千葉の歯医者の休日ドライブ

こんにちは

原田歯科クリニックの原田幹夫です。

今年は機会があって甲信越の強力なパワースポットに行ってきました。
今は大雨の影響で立入禁止になってしまったので、名前は伏せますが
山の中の細く曲がりくねって対面通行が困難な道をクルマで長時間進み続け何とかたどり着くことができました。
カーナビにも出てないし、Google map で調べようにも電波が途切れたりでエキサイティングでした。
大雨のときは通行止めになるらしいのですが、確かに大雨のときは危険な場所です。

着いてみるとそこからは甲信越の山々が見渡す限りに広がって、素晴らしい場所でした。
そこからクルマを運転すること30分以上でやっと人が住んでいるところに出るのでいかにすごい場所かがわかります。

さて、原田歯科クリニックはこの夏 おかげさまで来院者数が伸び、
新しいスタッフを採用することができました。

歯の治療はもちろん大切です。
きちんと噛むことができなければ体力が落ちますし、免疫力も低下します。
歯周病は痛みを伴わず、年単位で徐々に進行します。
歯周病菌は悪玉菌ですが、お口の中に悪玉菌が増えると肺炎のリスクが高まることは20年以上も前から知られています。
そして歯周病やむし歯が進行しないよう定期点検をすることがとても重要です。

クルマを運転する人なら、全く定期点検をしないでクルマを運転することなどありえないですよね。
来院者様が増え、定期点検される方も増え続けていることは素晴らしいことです。
健康な方が増えるのを見るのはとてもうれしいことです。

そんな状況ですので、最近歯科衛生士の採用が内定してとても感謝している状況ではありますが、引き続き歯科衛生士さんを募集しています。見学を希望の方は遠慮なくご連絡ください。

歯科医院というのは、本当に医院によって様々で、本来の歯科衛生士としての資格をきちんと発揮できるところとそうでないところがあります。あとはきちんと労働法を守っている職場か、福利厚生はしっかりしているのか、
系統だった教育・育成システムがあるのか、職場の人間関係はどうなのかなど様々なチェックポイントがあります。

原田歯科クリニック代表の原田幹夫は、他の歯科医院に採用・育成・定着システムを教育する実績があるなど、医院の教育システムは定評があります。
また、医院の女子マネージャーにいつでもどんな小さなことでも相談できる体制があり、結婚・出産後も長く充実して勤務できる環境です。

有給休暇は全スタッフが100%取得しており、旅行やパワースポットめぐりを楽しんでいるスタッフも大勢います。
こんな原田歯科クリニックに見学に来ませんか?
近代的な設備の中であなたの能力を活かしてみませんか?

2020集合写真メッセージ付き藤井

インプラント認定医を更新しました。インプラントをあきらめないで。

最近うがい薬が注目を集めてますね。

実は、歯医者はうがい薬について詳しいです。

何種類かのうがい薬を扱っています。原田歯科クリニックの場合は、むし歯予防効果のあるもの、歯周病予防効果のあるもの、消毒効果のあるものです。

ドラッグストアでは売ってない、歯医者でないと売ってないものです。

最近、国際口腔インプラント学会の認定医の資格を更新しました。

引き続き、チーム全体で精進していきます。

インプラント認定医を更新しました
インプラント認定医を更新しました

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Mouthwash has recently attracted attention.

In fact, the dentist is familiar with mouthwashes.

We have several types of mouthwash. In the case of Harada Dental Clinic, it has a caries preventive effect, a periodontal disease preventive effect, and a disinfectant effect.

It is not sold at drug stores, it is not sold unless it is a dentist.

Recently, I have renewed the certification of accredited doctor of International Oral Implant Society

We will continue to devote ourselves to the entire team.

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漱口水最近引起了人们的注意。

实际上,牙医熟悉漱口水。

我们有几种类型的漱口水。就原田牙科诊所而言,具有防龋作用的那些,具有牙周疾病的预防的那些以及具有消毒作用的那些。

它不会在药店出售,除非是牙医,否则不会出售。

最近,我更新了国际口腔植入协会的认可医生的证书。

我们将继续致力于整个团队。

【小さなお子さんをきちんと預かってもらえて働ける職場は意外に少ない】

先日,大昔に配偶者の転勤で引っ越すためやむなく原田歯科を卒業された歯科衛生士と話す機会がありました。原田歯科クリニックではプロの保育士さんがお子さんを預かってくれて、当日子供の急病で急に休んだり時間の融通をつけてくれたが、転居先の歯科医院ではそのような医院はないので、衛生士以外の仕事を探しているとのことでした。

原田歯科では当たり前のことが、他所では困難なのだなと思いました。小さなお子さんを預けて働いてくれる歯科医師、歯科衛生士のおかげで原田歯科クリニックは成り立っています。

お子さんを預かってくれる保育士スタッフはもちろん、チームの運営に携わるすべてのスタッフに感謝です。

There are surprisingly few workplaces where employees can leave small children and work properly.

The other day, I had the opportunity to talk with a dental hygienist who had to graduate from Harada Dentistry a long time ago to move because of a spouse’s transfer.

At the Harada Dental Clinic, a professional nursery teacher took care of the child, and the staff was able to take a sudden rest due to the sudden illness of the child on the day. The office gave me the flexibility of time. However, she said she was looking for a job other than a hygienist because there was no such clinic at her new address.

I thought that what is commonplace in Harada Dentistry is difficult elsewhere.

Thanks to the dentists and dental hygienists who entrust small children to work as nursery teachers, the Harada Dental Clinic can carry out their daily work.

I would like to thank all the staff involved in managing the team, as well as the childcare staff who will take care of the children.

熱中症予防でスポーツドリンクを飲んで歯を失った!

気温が高くなってきましたね。これから6月、7月になれば気温が上昇し、熱中症の患者さんが増えます。

今年は夏でもマスクを付けている人が増えるでしょうから、熱中症で搬送される人が増えないか心配です。

新型コロナが下火になっていればよいのですが、そうでないと医療機関は現状大変な状態でしょうから、受け入れ先の病院が決まるまで時間がかかる恐れがあります。

熱中症は家の中でもかかります。

予防するには、温度を下げる、水分をマメに補給する、適度に塩分を補給するといったことが必要です。

のどが乾いたかどうかに関係なく、こまめに水分補給することが特に高齢者や子どもの場合、必要です。

ここで注意すべきことがあります。

それは、スポーツドリンクです。

スポーツドリンク 500cc には、角砂糖 5~8個分の砂糖が入っています。これを毎日摂取していたら、糖分の取りすぎになります。これはカロリーオーバーであるだけでなく、むし歯や糖尿病の原因にもなります。

砂糖を摂取しすぎると血管が弱くなるのです。

熱中症の初期の症状は、めまい、立ちくらみ、こむら返り、手足のしびれです。この症状が出たら、温度を下げるか涼しい場所に移動し、水分や塩分を補給することが大事です。

きちんと対策をして熱中症を予防したほうが良いと思いませんか?

熱中症は家でもかかる ソフトドリンク砂糖いっぱい

 

吉本興業さん、ありがとう。コロちゃんとの共存。

こんにちは

ゴールデンウィークはどう過ごされましたか?

私はいつもよりも多く読書をしました。

サン・テグジュペリの『星の王子さま』の「こころでみなくちゃ、ものごとはよく見えないってことさ。かんじんなことは、目に見えないんだよ」という名言は深いですね。

世間はコロナのことで持ちきりですが、口の中をきれいにすると肺炎を予防できることは、このコロナ騒動の中でだいぶ知られるようになりました。

雑誌『プレジデント』では、表紙にデヴィ夫人が出ていて、歯をきれいにすることは国際的に見てもとても大事であることを力説されていました。歯をよく磨いて60年も風邪を引いたことがないというのは素晴らしいです。

そんな中で吉本興業のお笑い芸人さんが、肺炎予防について素晴らしい動画を披露されてます。大阪市教育委員会も協賛されています。

https://youtu.be/B6TDxTP4wwU

昔は芸人さんや歌手、芸能人でも歯並びが悪かったり、歯が抜けていたり、歯に関しては残念な方が多かったです。松田聖子、河合奈保子、小柳ルミ子さんは八重歯でした。それがチャームポイントと言われる時代でした。

今では昔に比べたら随分とマシになりました。

ただ、一般の方では未だに歯や歯並びが良くない人が多いです。

今回のコロナ騒動を期に、お口の中をきれいにすれば肺炎予防、歯周病(日本人の80%が歯周病です)の改善(→糖尿病、心臓病、高血圧の改善や早産、低体重児の防止につながります)、むし歯の予防、つまり歯だけでなく、全身の健康につながることがより多くの人に知ってもらえたらうれしいです。

デヴィ夫人、吉本興業さん、ありがとうございます。

歯医者でPCR検査はやりません。

2020年4月27日の報道で歯科医師がPCR検査を実施できるというものがありました。

しかし、一般の歯科医院ではPCR 検査は行いません。4月27日の報道は、医師や看護師、臨床検査技師でなくても歯科医師ならば新型コロナ肺炎のPCR検査を実施できるというものでした。

これは、今後新型肺炎の患者や感染者数が急に増えた場合、医師だけでは人手が足りないので歯科医師でも検査できるようにするためです。

検査をするとしたら、大学病院などのある程度大きな規模の病院で行うと思います。

現在、PCR検査をしてほしくてもなかなかしてもらうことができないようです。中には心配なので早く検査してほしいと思っている方もいることでしょう。

しかし、歯科医院というのは歯科治療を行う場所です。日本歯科医師会から各歯科医院に通達が来ておりますが、一般の歯科医院にPCR検査キットを配布する予定はありません。

一般の方がいきなり歯科医院に検査目的で行くことはやめて下さい。検査を希望される方は保健所などに問い合わせて下さい。

  • ●歯科医院でPCR検査するのはなぜ危険なのか? そして非現実的か?

・検査後は建物の中を消毒しなければなりません。同じ建物で歯科治療をするわけにはいきません。

・多くの歯科医院は総合病院と比べて建物の面積は小さく、入口はひとつしかありません。検査後14日間も歯科治療できないことになります。

・今回 検査できるのは、歯科医師とされています。歯科衛生士ではありません。検査を担当した歯科医師は、14日間も自宅待機しなければなりません。もし医院外の駐車場のテント(野戦病院的なもの)で行うとか、どこか外部の施設で行うとしても、多くの歯科医院で歯科医師1名が診療できないとなると、歯科医院にはそんなに歯科医師は在籍していないので診療業務が滞ってしまい、現実的ではありません。

・こうして一般的な歯科治療が中断することのほうが、患者さんにとって遥かに不利益が大きいです。例えば歯周病の治療は緊急性はないかもしれませんが、2週間も放置すれば病状は悪化し、糖尿病、心臓病など他の臓器の病状を悪化させることは20年以上前から知られています。

・大学病院ならば、研修医など実際に担当患者さんがいない歯科医師がいますし、また歯科医師免許を持っているが実働してない者もいるので、こうした歯科医師たちに検査をしてもらうほうが良いと思いませんか?

・PCR検査をきちんとするなら検査1回ごとにガウンをすべて交換しないといけません。従って非常に時間がかかります。これはあくまでも想像ですが、本当に毎回ガウンや高価なN95のマスクを交換しているのか?

実際は手袋だけ交換しているケースもあるのではないですか?

  • ◎原田歯科クリニックでの現状のコロナ対策

・コロナ騒ぎのような感染症は、SARSや新型インフルエンザなど過去に何度か起こっています。その度に医院内の消毒・滅菌システムを見直すことはもちろん大事です。

しかし、こうして騒ぎが起きるたびに、それなら口腔外吸引器は値段が高いから家庭用の掃除機の吸込口に紙コップをつけて代用しようとかしている歯科医院があるのは、とても残念です。

こんな家庭用掃除機で口の周囲に飛んだものを全部吸うことは不可能です。

・原田歯科クリニックでは、1990年代からすでに口腔外吸引器は装備しております。

・また、手術室やクリーンルームレベルに医院内の空気を浄化するための超パワフルな空気清浄機を8台設置してあります。

・エアロゾルについて誤解している方がいます。歯科治療で歯や詰め物を削る時に使うハンドピースの中で、キーンと音のするタービンについて説明します。タービンにはわかりやすく言うと、高品質なものと低品質なものがあります。高品質なものは歯を削るバーを高回転で回した後、一定時間タービンの中のものを外に排気します。これは歯を削ったときの患者さんの口の中のものをタービンの中に吸い込まないようにするためです。

排気したものは、口腔外吸引器ですべて吸い取りますので、部屋の中に排気が行くことはありません。

しかし、低品質なタービンだと、歯を削ったときの削りクズを排気せず、タービンの中に吸い込んだままになってしまいます。

もちろん、原田歯科クリニックではすべてのタービンが高品質なものです。

・そしてこうしたタービンやモーターはもちろん、患者さんごとに交換し、高熱シリコンオイルを利用して安全レベルまで消毒しております。これで菌やウィルスはなくなります。

・部屋の換気はマメに行っています。

・人が触れるところは、定期的に消毒しています。

・待合室が複数あるので、分散して座っていただいております。個室診療室でお待ちいただくこともあります。

・待合室の椅子の配置も改善しました。

・待合室での滞在時間を短くするため、診療室で次回の予約を入れています。

・37度未満でも普段より熱が高かったり、少しでも体調がすぐれない場合は、医院内への入場をお断りして、電話で次回の予約変更しています。

・スタッフについても、普段より熱が高かったり、少しでも体調がすぐれない場合は、自宅待機させています。

・スタッフの昼食しながらの会話を禁止しています。食事後にマスクしての会話は許可しています。

・スタッフは業務後に早く帰り、睡眠を十分に取るように指導しています。

・スタッフの副業は禁止しています。

・スタッフの飲酒を伴う食事会への参加は禁止しています。新人歓迎会もしていません。

・親類以外の結婚披露宴などのパーティーへの参加を禁止しています。

・もちろん、ナイトクラブなど3密の場所への出入りを禁止しています。

・原田歯科のスタッフが実際に複数名 医院内で患者となって診療を受けています。安心だからです。患者の視点から改善点があったらすぐにスタッフに伝えて改善しています。

  • ◎毎月の通院者数とスタッフについて

・3月までは毎日100名の方が来院していました。

4月からは60~70名に減らせていただいております。

逆にスタッフ数は5名増えております。消毒・滅菌・清掃には器具だけでなく、マンパワーが必須だからです。

残業は極力減らして早く帰宅し、十分に睡眠をとり体調を整えることは以前から重視しております。受付のフルタイムの仕事で毎日7時前に帰れるなんて珍しいとよく言われます。

 スタッフにはきちんと給料を支払っています。

モチベーション高く働いてくれるスタッフに感謝しているからです。

  • ☆最初の頃は歯科医師会もコロナのようなことは初めてのことだったので、不要不急な治療は控えるようにという通達を出しました。

これは、実はアメリカの歯科医師会が出した声明をほぼ丸パクリでした。

 私はアメリカや欧州の歯科医院を何度も見学したことがあります。

日本との決定的な違いがあります。

それは確かにトップレベルの歯科医師や歯科技術は欧米には素晴らしい方やすごい技術があります。しかし、平均レベルで見たら、日本は世界的に見てかなり上にいると思います。

それから日本には1990年代から口腔外吸引器が全国の歯科医院に広まっていました。しかし、未だに欧米の歯科医院には口腔外吸引器はほとんどありません。これは決定的な違いだと思います。

また、私たちは子供の頃から外から帰ったら手を洗うことを躾けられていますし、毎日お風呂に入る人も多いです。

しかし、信じられないかもしれませんが、彼らは必ずしも食事の前に手を洗いません。

話が飛びましたが、コロナのことが少しずつわかってきたせいか、今では歯科治療は必要ですし、痛くないから治療しなくて良いなんてことはおかしいという考えに変わってきています。

冷静に考えれば、むし歯を放置したら自然に治るわけがなく、少しずつ進行します。子供の歯の場合は1週間たっただけでもかなりむし歯が進行してしまいます。

むし歯が進行すれば歯の中の神経を除去しなければならないことがあり、そんなことになったら通院回数も増えますし、医療費も高くなります。

また、歯周病は痛くない間に進行します。

口腔ケアは歯の着色を除去するだけではありません。

歯磨きだけでは除去することができないむし歯菌、歯周病菌を除去します。予防は治療に優るとは英語でもことわざになっているほどです。

インプラントは緊急性がないから控えるべきだと言っている方がいました。では歯が抜けたまま放置してよいのでしょうか?ものを噛むことができなければ、生活の質が下がります。

口腔ケアや治療を怠ると外出自粛で唯一の楽しみである食事を楽しめないので、ストレスが溜まります。ストレスが溜まれば免疫力が低下し、病気にもかかりやすくなります。

口腔ケアや歯科治療を決して後回しにしないで下さい。  

 

千葉市若葉区桜木2-16-24      

原田歯科クリニック

原田幹夫

千葉市の原田歯科は桜木消防署の近くです。

https://harada-clinic.com/                    

PCR検査やらない 原田幹夫写真拡大鏡by藤井写真家2015APR20

原田歯科クリニックは千葉駅からバスで15分です。
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