歯医者は生命保険で借金をチャラにするビジネスモデル?千葉のインプラント認定医の講演での学び

ある有名歯科医師の講演で興味深い話を聴いた。

それは、以下のような内容である。

歯科医院を開業するのには、診療台(治療用ユニット)、レントゲン(最近では CT も値段が下がってきた<とは言え、1000万円以上する>)、そして人件費など、
多額の設備投資が必要になる。

その為、多くの歯科医師は融資を受けて独立する。

融資を受ける際に、生命保険に加入することを求められたり、生命保険自体が質権設定されることもある。

一方、日本の歯科の保険診療報酬は、欧米(ほぼすべて自由診療)に比べて、診療報酬が3分の1とか、さらには10分の1など、
どう考えても安すぎるので、現在の歯科医院は毎日どこかで平均1件は閉鎖されている。

しかし、医院を閉鎖しても借金は残るので、
中には自ら命を絶って、生命保険で借金をチャラにする方も出てくる。

そうでなくても、来院者数が増えればさらに設備投資、人の採用など経費が増えるので、見かけの収入が高くても意外に質素な生活をしている歯科医師は多い。


それにしても、生命保険で借金をチャラにするビジネスモデルってイヤですね。

私の場合は、ハッピーリタイヤ、ハッピーエンドを迎えられるような歯科医師人生を自ら実現し、後に続く方やこれからこの業界を目指す方が夢を持ってワクワクするようなお手本になります。

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