驚異のゴムメタル 1か月で咬めるようになった。 千葉の非抜歯矯正歯科医院の技工士の匠の技。

驚異のゴムメタル 1か月で咬めるようになった。
千葉の非抜歯矯正歯科医院の技工士の匠の技。


ゴムメタルは柔軟さ、しなやかさがありながら曲げることができるという特徴があります。
一時期、有名ゴルフ選手のドライバーがゴムメタルを使ったもので
ちょうどその時 勝ちまくっていたので話題になったことがあります。

軟らかい金属としては、ニッケルチタン合金のような形状記憶合金も歯科矯正治療に使われていますが、こちらは曲げることができないという特徴があります。
しかし、歯並び矯正、咬合育成トリートメントで使われるゴムメタルは曲げることができるため、理想的なきれいな歯列をめざしてベンディングできます。

以前は歯をかなり自由にかつ、大胆に しかも短期間で動かせる特徴があるMEAW テクニック(マルチループ・エッジワイズ・ワイヤー)が有名でしたが、曲げるのに専門家でもとても時間がかかるのと、ワイヤーの形が複雑で、歯ブラシ・歯磨きが大変なため、必ずしも普及したとは言えませんでした。

しかし、このゴムメタルはマルチループほど複雑なベンディングはしませんので、今後 広がってゆく予感があります。

特徴はとにかく歯が早く動くこと!

写真のケースは術前は、前歯が全く咬んでおらず、上下の前歯の間に小指1本が入るくらいのすき間がありました。
これでは前歯でものを噛み切れませんね。
歯がかめないと歯が汚れやすいことが写真からわかります。
こうした状況では、まず最初の6か月はプレート式 床矯正装置で、ゆっくり かつ全体的に歯に力をかけます。
こうするとあとでワイヤーを巻いた時に痛みが出にくいという利点があります。
その後は細いワイヤーでレベリング。
これで術前のデコボコした歯並びが上下それぞれそろいます。

それでも上下の前歯の間には小指1本分のすき間がありますね。

ここでゴムメタルに小さなループをつけ、顎間ゴムをかけてもらいます。
すると何と!1か月後には前歯のすき間が閉じました!

こうしたことは、ゴムメタルを使った歯並び矯正治療ではよくあることです。
まさに教科書通りの治り方をした事になります。

ただし、これは患者さん本人がきちんとゴムをかけてくれたことが大きな成功要因としてあります。これなくしては成功はありません。

そして、歯科技工士さんがワイヤーを正確に曲げてくれたのがとても助かりました。
ありがとうございます。

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これからも安心安全な高度な技術を使って 多くの方の美と健康に貢献してゆきます。
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