オマハのホテルで出会ったユニークなスタッフ 千葉のインプラント認定医の米国研修

アメリカのど真ん中にあると言われるネブラスカ州のオマハ、
ここは億万長者 Billionaire のウォーレン・バフェットが住んでいるのと、
全米大学野球選手権が開かれる場所として、アメリカ人にとっては有名らしいのですが、
多くの日本人にとってはあまり知られてないところでしょうし、
結構アメリカに来ている私にとっても初めての場所でした。

ここに来たのは、この地にあるクレイトン大学で、解剖体を使ったインプラント埋入実習、
及びサイナスリフト実習、そして解剖学に関する講義を受けるためです。

この大学の解剖学の教授のニール先生は、米国解剖学会の会長にもなるくらいの
すごい先生なのですが、私たちが実習を行った歯学部以外でも、医学部もかなり有名らしく、
日本からの医学留学生も、今回実習のお手伝いに来ていました。

さて、滞在するホテルにチェックインする際に、フロントの方が「私は日本のコインと
お札を集めているんだ........。」と言ってきました。
その時は聞き流していたのですが、部屋に入ると彼がすぐにノックして入ってきて、
「日本の硬貨をくれないか? その代わりにホテルのWifi の無料の暗証番号を教えるから」
と言ってきたので、これは、自分にとってもメリットがあるので、10円と100円の硬貨をあげました。

次に彼が、「1000円札を売ってくれないか?」と言ってきて、
「いくらだ?」と言うので、1ドルは約100円なので、10ドルだ、と言うと、
彼は自分の財布の中を探して、お札を何枚か渡して部屋を出て行きました。

さて、受け取ったお金を数えると9ドルしかないではないですか。

さすがにアメリカ人は、お金のことはきっちりしていると思いました。
実際は、1ドルは 105円くらいなので、9ドルは、945円ですから大した損をしたわけではないのですが、
それにしても、ホテルのスタッフがこういう事をするというのは、
その程度のホテルに泊まったということです。

この話には、オチがあって、ホテルをチェックアウトした後、同じ宿に泊まった他の日本人に聞くと、
別に日本円をあげなくても、Wifi は無料でずっと使えたよ、とのこと。

かのホテルマンには、最初から計算ずくでやられたな ということでご財増す。

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