ボートピープルから米国歯科医師へ。アメリカ歯科修行でインプラント認定医が聞いた話。
カリフォルニアは、サンフランシスコ郊外のフォスター市で開かれている抜歯即時インプラント、すぐに仮の歯を作るハンズオン(実習)コースに出ています。
こちらの時間では、土曜の朝で最終日の研修が始まろうとしています。
今回は、15名の参加者で、日本人は2名、そのうち1名は米国在住の方。
それ以外は、アメリカ人、カナダ人、グアテマラ人とアメリカ大陸の方です。
米国人と言っても、そのルーツは多岐にわたるわけですが、今回の参加者の中には、
ベトナム出身の方がいました。
19歳のときに、いわゆるボートピープル、つまり難民として70年代の後半に渡ってきたそうです。
ボートピープルがいかに大変な思いをしてきたかは、色々なところに書かれていることなので、敢えてここには記載しませんが、実際 身内や友人の多くが亡くなったり、
無事脱出できても精神的に病んでしまったりということが多々あったようです。
そんな中で、こちらの仮にAさんとします、Aさんが全く英語も話せない中、
奨学金をもらいながらアメリカの大学を卒業し、その後、ローンを組んで大学の歯学部を卒業するということは、大変なチャレンジだったと思います。
Aさんは年齢は55歳ですから、スマイルデザインマスターの実年齢とそれほど変わりません。
セミナーに出ると、こうした前向きな方と知り合いになることができ、良い刺激というかインスパイアを頂けて、また明日から頑張ろうという気持ちになれます。
もちろん、実習コース自体も素晴らしいです。
ありがとうございます。
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