私たち歯医者の仕事は、いくらオーラルフィジシャンだ、予防歯科、メンテナンス、定期健診だと言っても、患者さんの口の中に入れる義歯、デンチャー、オールセラミッククラウン、スナップオンスマイル、e.max thin veneer イーマックスシン 薄型ラミネートベニア(人工エナメル質)などの補綴物(技工物)は、歯科技工士によって作られます。
しかしながら、審美歯科の本場と言われているアメリカでさえ 歯科技工士は国家資格ではありません。
つまり、例えば日本には、リフレクソロジー 足裏マッサージ屋さんのチェーン店があるわけですが、あの多くは自分たちの団体で独自の教育研修を行い、修了証を発行しております。
アメリカをはじめとする多くの国での歯科技工士は、日本における足裏マッサージ屋さんと同じようなレベルの資格と言って良いでしょう。
一方、歯科技工士が国家資格なのは、表題に記載した4か国だけです。
なので、日本の歯科技工士さんはもっと自信を持って良いし、日本の歯の治療は一定のレベルを担保されていると言って良いでしょう。
ちなみにアメリカでは、日本人の歯科技工士さんがかなり活躍されています。
一時期アメリカでは、日本人歯科医師よりも日本人歯科技工士のほうが有名な方が多かったくらいです。