スポンサーとの関係を明示する米国の歯科学会 千葉のインプラント認定医の新発見

スポンサーとの関係を明示する米国の歯科学会 千葉のインプラント認定医の新発見


アメリカはカリフォルニア州 サンディエゴで歯科(というか口腔全般)疾患と全身疾患との関連性に関するシンポジウムに参加したときのことである。

スピーカーの経歴が書いてあるのは、普通だとしてもびっくりしたのは、
研究にあたってのスポンサーとの関係について記載してあるのにはびっくりした。t02200293_0480064012839355107.jpg
学者が製薬会社やメーカーの援助を受けて研究を行うのは、世界中どこでもあることなのだろうが、それを学会のパンフレットに明記してあるとは........。

そして、どの学者がどのメーカーから援助を受けているかのリストの最後には、下記のような記載があった:

スポンサーから援助を受けているが、研究結果には何らバイアスはかかっておらず
(つまり、援助を受けている会社に有利なことを意図的に記載してないということ)、
公正な研究であることを誓います。

う~~ん、これは本当かな?

援助してくれた企業に不利な印象を与えるようなことは、普通わざと学会誌に記載したり、発表したりしないよな。

しかし、企業とつながりがあることを記載しないとアメリカって国は訴えられたりするのかな?
情報開示とか、説明義務って一体どこまでやればよいのかな?と思ったミーティングでした。




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