千葉のオーラルフィジシャン原田歯科のスウェーデンむし歯予防研修、スカンジナビア航空の可笑しなルール
スウェーデンはマルメ大学に、予防歯科、歯周病学、インプラントの管理やメンテナンス、カリオロジーの集中勉強研修に行って来ました。
日本から何と65名の参加、ほぼ機内の3分の1は、我々歯科医師、歯科衛生士の集団だったわけだし、空港からの移動のバスが2台必要だったことからも、その参加者の数の多さがすごいことがわかる。
これは、不定期的に行われている研修なのだが、8月開催なのに、前年の12月には満席になり、あまりの人気の高さに初参加の人以外は受け入れないという(つまり、2回以上の参加は不可!)から、
いかにすごいかがわかる。
講演、研修のレベルの高さもさることながら、参加している人も真剣そのもの、何というか熱気というよりは、講義の内容をひと言も聞き逃すまいぞ!という緊張感が走っており、着いた翌朝から講義が
5日間連続で行われるのだが、時差をものともせず、講義中に居眠りしている人はひとりもいない!
こんな研修は初めてである。
研修の内容は、というと、今までフィンランドのトゥルク大学、スウェーデンのイエテボリ大学でも、
カリオロジー(むし歯学)の研修を受けたことはあるが、内容はとてもわかりやすく、日本の歯科の現場にも応用できるものも多く、誠に有意義な研修であった。
さて、往復のフライトは、スカンジナビア航空(SK)。
この航空会社は、真実の習慣、英語で言うと, Moment of truth という言葉が流行になったこともある、経営再建に成功した航空会社である。
しかし、実際に乗ってみると独自のルールがあることがわかった。
(1)空港で待機中に機内にいる乗客は、給油中のため、シートベルト着用不可!!(何で?)
シートベルト締めるな!という指示は初めて!!
(2)出発直後は、毛布(ブランケット)をつけては いけない(しかし、機内は真夏なのに、冷房がギンギンに効いていてかなり寒い)。
(3)到着20分前くらいになると、そのブランケットを、ビジネスクラスは回収に来る、
エコノミークラスは畳んで座席のポケットに入れるように指示される。
何だか、就学前児童にお片付けを教えているみたい。
しかし、機内は冷房ギンギンなので、全身が異常なまでに冷える!!
(4)機内の飲み物はアルコールは有料、ソフトドリンクも2杯目から有料(ヨーロッパ路線でこれは初めて! 成田・コペンハーゲンは、他に競合がいないからこうした強気なことができるのか!?)
(5)そのくせ、コーヒーに入れるミルクは、あのスジャータのようなミルクもどきでなく、本物の牛乳の小さな三角パックを持ってくるという律儀さ。
わからん、全くわからん、スカンジナビア・ルールでした。
ちなみに、原田歯科の治療棟は、「スカンジナビア」と言います。
これは、歯科の先進国である北欧を想定しているからです。
コペンハーゲンの空港で、スカンジナビア4国(スウェーデン、フィンランド、ノルウェー、デンマーク)のミニ国旗を売っていて、危うく衝動買いするところでした。
(6)最後に、コペンハーゲン空港は出国審査前には やたらと店やレストランがあるのに、審査後は、2件(小さな免税店とセブンイレブン)しかありません。
一体どういうことでしょう?
ここらをきちんと事前にアナウンスしてくれたら、一流の添乗員なのだが、何せ添乗員2名で60名以上をマネージメントしないといけなかったので、それどころではなかったようです。
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