おかしいと思ったら、セカンドオピニオンを!千葉市の歯周病治療とデンチャー・入れ歯作りで健康増進に力を入れている歯科医師
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今日の午前は学校歯科医をしている中学校で秋の歯科健診。
これは春の歯科健診でむし歯や歯周病(実際は歯肉炎)の初期段階ですぐに治療を開始せず、経過観察したのを 約6か月後にどうなっているかチェックするものである。
しかし、そこで衝撃的なことがあった。
まだ、中学生の女の子、半年前には歯の表面がほんの少し茶色く着色している状況で、すぐに削ってつめるのでなく、定期健診で歯のクリーニングをして、むし歯予防のためにフッ化物塗布をすれば むし歯の進行は十分に抑えられる歯だったのだが、何と全面銀色のかぶせものでくるまれていたのだった!
しかも2本も!
お口の中の清掃状態や、他の歯が全くといってよいほどむし歯になっていないことから考えてこの2本の歯だけが6か月の間にむし歯が急速に進行したとは到底考えられない。
20年前にはこういう事例がよくあったが(とはいっても、せいぜい銀色のつめものをされているのがほとんどだった。かぶせられてしまった事例は少なかったと思う)、未だにこういうことをする歯医者がいるとはとても残念である。
歯科医師として今の自分にできることは何なのか?と健診しながら
考えてしまった。
では、午後は保健福祉センターで3歳児の歯科健診してきます。
来週はピュアスマイル原田歯科クリニックの歯科衛生士と
中学校で「働くとはどういうことか?」というお題で
講演してきます。
ありがとうございます。