フランクフルトで乗り換えたフライトがニース・コートダジュール空港に着き、
そこからバスでモンテカルロに向かったのですが、
そのバスの運転手さんが素敵な方でした。
スーツケースを積み込む時に、少し変わった方だなと思ったのですが、
バスは空港バスでモンテカルロ市内の主要ホテルに停まるはずです。
ドライバーには、行き先のホテルの住所、名前を書いた紙を見せて
十二分に確認してから乗ったのですが、
降ろして頂いた場所はとんでもない場所でした。
バスに乗っていた方の中には他にもこうした方が何人かいました。
モンテカルロの町は、急な坂とヘアピンカーブだらけで
初めての旅行者にとっては歩くのがとてもタフな場所です。
google map で目的地のホテルを探したのですが、全くやくにたたず、
降りた場所は住宅街らしき場所ですし、
近くにあったピザ屋に藁をも掴む思い出道を聞きに行きました。
出てきたのは、かつてマスターズゴルフを制したこともある、
ホセ・マリア・オラサバル似の好青年。
とても親切に教えて頂きました。
結局、その場所からホテルはかなり離れており、
タクシーでホテルに向かいました。
まぁ、昼間で良かったです。
それにしても、あのドライバー、
同じバスに乗り合わせた乗客も典型的なフランス人と
苦笑していたのですが、仕事というものを何だと心得ているのでしょう。
フランスは労働者天国とも言われています。
つまり、福利厚生がしっかりしているということなのでしょうが、
あんな態度、心がけで仕事をしたら、日本だったら苦情が殺到するでしょうね。