素人が良い歯医者さんを見つけるポイントってありますか?
治療内容にもよりますが、患者さんにもわかりやすい一つの指標としては、
一般歯科で拡大鏡(手術の時に使う眼鏡に顕微鏡みたいなレンズがついているの)を
ドクターもスタッフもみんな使っているようなところが良いですね。
あと、院長やスタッフがタバコを吸っているようなところは論外です。
拡大鏡をつけると、見え方が全然違うんです。
治療の精密性が別次元。
それと、この拡大鏡、日本ではとても高価です。
それを、スタッフまで持っているというのは治療のクオリティあげるために相当投資してる
ということです。
原田歯科クリニックでは拡大鏡を使っていますが、これは目がよくないからでなく、
拡大鏡を使うと見えている世界が全く違うのです。
拡大鏡で見た所を裸眼で見ると今まで見えていたものが見えていないことに気づきます。
歯科治療で使う詰め物、かぶせものが数100ミクロン段差があったり、セメントの取り残し、
歯石の見落としがあっただけで、治療後の成績が全然かわってきます。
歯科の先進国アメリカでは、
随分前から40歳以上の歯科医師で拡大鏡をかけていない歯医者にはかかるなと
言われているそうですが、
この言葉を初めて聞いたときは、年をとると眼鏡が必要になるのだなくらいのことしか
考えていませんでしたが、
実際は見えている世界が全く違うということ。
実は歯科技工士も修復物を仕上げる時には顕微鏡を使っています。
参考にしていただければ幸いです。