モナコ、モンテカルロのグリマルディ・フォーラムで開催された
アンチエイジング・メディシン・ワールド・コングレスについて報告します。
今回は、歯科医師だけでなく、医師、美容関係者など多数の参加がありました。
内容は、ヒアルロン酸注入、ボトックス注射、植毛、外科的対応、
レーザー照射、顔面パック、ダイエット食品など多岐にわたり、美と健康というのは、
永遠のテーマであることを再認識しました。
また、業者展示の数が半端でなかったです。
実際のところ、植毛を歯科医院で行うことはできませんが、
育毛ならできますし、需要は大です。
何しろ、男性の70%、女性の30%は 髪が薄くなるのですから。
これは、ピュアスマイル原田歯科クリニックのミッションである
人々を美しく健康で幸せにする! にぴったりの内容です。
また、今回は顔面の解剖、口唇への正しいヒアルロン酸注入といった
基礎的な内容についての発表もあり、
とても勉強になるものでした。
欧州で開かれる学会とあって、参加者もロシアを初めとする旧共産圏、
イスラエルやアラブの国からの参加者、そしてアジアからは、
韓国の業者展示も目立ちました。
講演はすべて英語で行われたのですが、一部のフランス人の英語には ついてゆくのが
結構大変でした。
young を ユング、impression をアンプレッシオ~ン、
enhance をエナ~スと鼻に抜く仏語の発音とリズムで発音するので、
最初はこれは英語なのかと疑ったほどでした。
元の英語の意味を知っていること、つまりボキャブラリーを豊富に持つことが
大事ですね。
つまり、単に英語の文字の羅列をフランス語の発音とリズムで
読んでいるだけではないかと思いました。
かと思うと、フランス人のスピーチに対して、
インド系の方が、すごいインドなまりの英語で質問するという
有様で頭を活性化するには良い機会でした。
ヒアルロン酸注入についても発生学の話から始まって
(上唇は3つのパート、下唇は2つのパートに分かれるとか、
caucasian つまり白人の場合、上唇:下唇は、2:3 の高さが
美しく見えるなどはとてもわかりやすかったです;
その講義以来、しばらく道行く人のリップにやたら注目して
しまいました)、
具体的な刺入の仕方を親切に解説するセッションもあり、
今後の医院の方向性を見るには良い機会でした。
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