欧州インプラント学会参加のためギリシャはアテネに行ったときのこと。
空港から地下鉄に乗り、シンタグマ広場の3つ手前のホテル最寄り駅で降りる。
夜7時を過ぎていたとはいえ、外は暗い!
日頃、節電に慣れた身とはいえ、この照明の暗さに少しびっくり。
日本で印刷してきた地図はギリシャ語で
アルファ、ベータ、ガンマなどと、ちんぷんかんぷんなので、
地下鉄の駅員さんに道を聞く。
それで途中まで歩いたが、道がだんだん暗くなり、これはおかしいと思い、
近くの病院のセキュリティに再度道を聞くとどうやら方向は正しいようだ。
しかしホテルの名前は知らないというので、
さらに歩くが住宅街のようなところに入っていくので、やはりおかしいと思い、
明かりがついているレストラン街らしきところに方向転換する。
が、ホテルは全く見当たらない。
たまたまいた警察官に道を聞くと、さすがにきちんと教えてくれた。
しかし、ホテルのバウチャーに書かれている住所に行くと、全く違うホテルがあったので、
近くにホテルはないかと歩き回るが、全く見当たらず、先のホテルに戻る。
予約したホテルは ルイスアテネ
ところがこのホテルはエンバシーホテル、ダメ元でフロントの女性に
ここはルイスアテネか?と聞くと、そうだとの返事。
まぁ空港からタクシーに乗らなくてよかった。
ガイドブックによるとアテネのタクシードライバーは悪いのが多く、
ホテルの名前もわからない状態で連れ回されて法外な料金を支払うよりは、
町の様子を見ながら歩いたのは、ある意味よかったと思う。
道はかなり渋滞しているので地下鉄プラス徒歩30分でも
タクシーと到着時刻はあまり変わらなかったのではと思う。
それに意外な発見は道行く人が全員きちんとした英語を話しているということである。
フランスだったら、こうは行かなかっただろうなと思う。