フィヨルド観光は立山黒部アルペンルートか!? 千葉市の歯医者の気付き

子供の頃、父に立山黒部アルペンルートに連れて行ってもらったことがある。

当時は夜行列車で富山まで行き、
翌朝 富山から列車、バス、トロリーバスなどを乗り継いで
黒部ダムなど景勝地を観光して信濃大町に至るルートである。

しかし小学生に夜行列車はきつかったのか
景色の良い車窓はほとんど見ることなく眠りほうけていた。

それがしばらくの間とてもくやしくて
いつかは立山黒部アルペンルートにもう一度行くと決意し、
成人になって行ったのだが、確かに景色は素晴らしいし、
黒部ダム建設までの苦労もよくわかるのだが、
正直な話、あまり感動はなかった。

ただ、ガイドブックに載っていることを後追いしているといったのが
実感である。
もちろん、これはあくまで私の主観であり、
立山黒部アルペンルートに行って良かったと思っている方も大勢いるのはわかる、
あくまで、私が感じたままに書いただけである。

ノルウェーのフィヨルド観光は、ノルウェーナットシェルといって
ベルゲンからボス、グドバンゲン、フロム、ミュルダール、ベルゲンと回るルートがある。

それはもう絶景であり、断崖絶壁からフィヨルドに落ちる滝の数々、
車窓から見える緑豊かな大地と海...。
ただ、これはあくまで私の実感であるのだが、
ちょうど立山黒部アルペンルートを回った時と同じ感覚を抱いた。

もちろん、きちんとガイドをつけて回って隠れた穴場的見所や
ガイドブックにはない絶景ポイントを回るなどしたら、
また違った感想を得たのかもしれないが、

特に今回はフィヨルド観光船内で過半数を占める日本からのシニア団体、アメリカからのシニア団体のとてつもないお喋りに辟易したから特にこう感じるのかもしれない。

昔、山梨は清里があまり有名でなかった頃に旅行したときや、
北海道の田舎のユースホテルで観光ガイドに載っていない
絶景の沼を散策した時の方が感動は大きかったと思う。

要するにこんな遠くまで来て賑やかな団体観光客は
御免被りたいということなのであろう。

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