東京医科歯科大学でのCAD・CAMとジルコニアオールセラミックスクラウンの研修、千葉市の歯医者

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母校である東京医科歯科大学でCAD/CAM とジルコニアオールセラミックスクラウンの研修を

受けてきました。

割とベーシックな内容からアドバンスな内容まで紹介があり、時間が足りないくらいでした。

セレックは小臼歯の単冠にしか入れないというお言葉もありました。
マージンを単純化できるからだそうです。

なるほどと思いました。

千葉県千葉市若葉区桜木の桜木消防署近くの原田歯科クリニックも
以前からセレックには懐疑的であり、何であのようなものを
1000万円以上出して買うのか、税金対策のお金が余剰にある医院が買うならわかるが
やはりそうかと思いました。

破損のトラブルがあるので、白いインレーは当クリニックではやってません。

セラミックやハイブリッドの内側性修復物を作るには2mm 以上形成しなければなりませんが、
それでも破損の恐れはありますし、
そもそもそんなに歯を削ったら、ミニマルインターベンションの考えからはずれます。

ジルコニアは咬合調整が特に大事、単冠でも1時間かけて咬合調整している。

そういうものなんだ、時間がかかるのは普通なんだと思いました。

レジンセメントは取り残しは当日だけだと見えないので、デンタルX線撮影し、1週間後と1ヶ月後に再度点検しているそうです。

1か月後の咬合とセメントのチェック、これはすぐに導入すると決断しました。

他には、ラミネートベニアの被着面にサンドブラストをかけてはいけない、
破損の原因になるから。

内面処理はフッ化水素酸で!リン酸エッチングは洗浄程度の効果しかない。

他にも盛りだくさんな内容でした。

講義の中に岩国の錦帯橋のお話が出て来ましたが、
ぜひ1度行ってみたいと思いました。


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