1980年代は小学校の体育館でアマルガムを詰めていた!

こんにちは

引き寄せ歯医者の原田です。

また引き寄せてしまいました。

先日英会話教室でバケーションの話をしていました。

行きたい場所は どこか?という話になり、カリブ海に行きたいと言ったところ、

最近その英会話教室に入会された生徒さんが、

実は私 そのカリブ海のメキシコのコスメルの写真を昨日見て

すごい所だなと思っていたと言うのです。

引き寄せというか、シンクロしてしまいました。

さて、かなり昔の話ですが、

歯科医院を開業して歯科医師会に入会したらすぐに広報委員会に配属されました。

広報委員会とは、色々な現場に取材に行って当時 千葉市の歯科医師会で発行していた広報誌に記事をあげるという仕事です。

そして最初に取材に行ってびっくりしました。

春の歯科健診で むし歯が多い学校に歯科医師が約10名訪問して、

何と体育館でアマルガム充填をしていたのです。

むし歯の治療ですから、歯を削るための道具も体育館に配置されてました。

アマルガムは固まるのに時間がかかります。

材料の物性は時間とともに膨張するので、詰め物(アマルガム)と

歯との隙間がだんだん小さくなり、かつ金属なので噛む力にも耐えられるものです。

ただし、詰めたままだと表面がザラザラなので、翌日以降に歯科医院で表面を研磨してもらう必要があります。

実際、その学校での歯科治療でも翌日以降に近くの歯医者に行くよう勧めていました。

当時は、むし歯予防の必要性を話しても、まだまだ 予防よりも治療 という考えが主流を占めており、学校でフッ化物洗口をしようとすると一部の市民団体から反対運動が起きるような世の中でした。

その後アマルガム充填は世界的に落ち目になり、日本の歯科の保険診療からも消えました。

今では水銀による害があるのでアマルガムは除去することが推奨されています。

その後この学校での歯科治療事業は、学校歯科啓発事業へと発展的に解消されました。

それで先日その学校歯科啓発事業で

中学校の1年生と3年生に講演してきました。

本当はこわい歯周病の話でしたが、前段での受け狙いに中学生たちがハマりすぎて楽しい話になってしまいました。

こんな形でも歯や歯肉のことに関心を持ってもらえればうれしいです。

帰りに担任の先生から「私 むし歯があるんですけれど、優しそうな先生だから今度行って良いですか?」とお声がけいただきました。

良かったです。

#アマルガム #学校歯科 #学校歯科啓発事業 #引き寄せた

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千葉市若葉区の桜木消防署近くの原田歯科クリニック

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千葉市若葉区桜木2-16-24

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自作自演のAmazon 部門別1位

先日ある記事を読んで悲しくなりました。

その方は、自分の職場をブランディングするために

ニッチな部門で電子書籍(つまり、PDF ファイルです)をお金をかけずに出版し、

Amazon 1位をゲットするために自分や自分の職場のスタッフに依頼して

1冊 100円未満に価格設定した本を一時的に大量購入したそうです。

それで、手伝ってくれたスタッフには本の代金を返金したそうです。

これって少し前に流行った手法です。

私は自分の本(リアルな本です)を出版するにあたって、出版業界の専門家に相談し

出版の勉強をして(研修用の DVD, CD を20本以上買いました) この業界については多少は詳しくなりましたが、一度こんなことをやったら まともな出版社からは2度と相手にされなくなるそうです。

出版業界というのはその業界の中で情報が一瞬で伝わり、著者がどんな人かはあっという間に広まります。

あの 近藤麻理恵さんが お片付けの本でミリオンセラー作家になったのも、単に本のタイトルとか内容が良かっただけでなく、彼女の人間性が素晴らしかったからだそうです。

例えば出版のことでお世話になった方には、先方から要求されてなくても律儀にお礼の品物やお金を送っていたそうです。

だから、編集者や出版社も彼女を絶対に成功させたいと本気になったと聞いています。

自作自演かどうかは、プロが見ればすぐにわかりますし、今や一般の方もインターネットで瞬時に情報を得て、判断できる時代です。

私はこんなことに時間をかけるくらいなら、もっと他の人に役に立てることをします。

この自作自演の話を見たとき、私はエイブラハム・リンカーンの次の名言を思い出しました。

一部の人たちを常に、

そしてすべての人たちを

一時だますことはできるが、

すべての人たちを

常にだますことはできない。

これからも、人生を楽しみ、人々を美しく健康で幸せにする!というミッション実現に向けて、チームで力を合わせていきます。

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重度の患者さんを歓迎する理由

重度の患者さんを歓迎する理由

最近、歯がボロボロ、前歯グラグラ、10年以上歯医者に行ってない、口臭、歯周病といった重度の患者さんが多くいらしてます。

素晴らしいことです。

「いまさら歯医者に行っても怒られるのではないかとこわかった」

「恥ずかしくて近所の歯医者には行けないと思っていた」

そんな声をよく耳にします。

しかし、私は重度の患者さんを歓迎しています。

それは、口の中がボロボロであると とてもやりがいを感じるからです。

困っている方を何とかしてあげたい、きちんと噛めるようにしてあげたいというのも大きな理由です。

しかし、それだけでなく重度の患者さんであればあるほど 治療計画をたてたりとか、自分が今まで学んできた中にある たくさんの引き出しから治療方法を引き出していくということが好きなのです。

初診の患者さんに「ボロボロなんです」と言われて、お口の中を拝見すると実はそうでもないことがあります。

本人はひどい状態だと思っていても、ほんの数本むし歯があるだけとかいうことはよくあります。

しかし、中には本当にボロボロの方もいらっしゃいます。

今までこの状態でどうやって食事をしていたの? よくここまで我慢されましたね と感心してしまいます。

こんなときは、レントゲン画像を見て模型を入念にチェックしてどうやったらきちんと噛めるようになるか、複数の歯科医師とディスカッションします。

これもまた楽しいというか、充実した時間です。

そして最善の治療計画、しかしこれだと矯正が必要・患者さんはそこまで希望しないかも、であれば、第2、第3のプランをたてていきます。

そして工程表を作ります。

むし歯になったところを取り除いてお口の中をきれいにしてゆくことは気持ち良いです。

前歯も奥歯もボロボロな状態を治してゆく場合、難解なパズルを解くようなおもしろさもあります。

これは建築に例えると、古い家が建っていたのを一度更地にしてから耕すような感覚でしょうか。

最終的にどうするのかという状態を考えて、歯の形を整えたり、必要であれば抜いたりといった基本的なことをまずやっていきます。

最終的な形をイメージアップします。

時には夜寝る前に突然良いアイデアが出てきてメモすることもあります。

こんなふうにするときれいな状態になってゆくということを患者さんとお話しながら治療を進めていくのは楽しいです。

大きなプロジェクトであればあるほどモチベーションが上がります。

今まで「歯の治療をしてから私の人生が変わりました」と言っていただいたことが何回かあります。

こんなときは本当に良かったと、ここまで頑張ってくれた患者さん、そしてチームで手伝ってくれた歯科衛生士やアシスタント、治療計画でわかりにくいことがあれば何度も伝わるように説明してくれたコーディネーター、帰るときに励ましてくれた受付スタッフ、夜遅くまで作業をしてくれた歯科技工士さんたちに感謝の気持ちでいっぱいになります。

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のど飴のほうがトローチより効くって耳鼻科の先生がポロッと言ってました。

こんにちは

乾燥した空気の日が続きますね。

カゼをひいてのどの調子がいまひとつの方もいると思います。

以前のどの調子がイマイチの時に耳鼻科を受診したことがあります。

その時に担当のお医者様がポロッとおっしゃいました。

「トローチより市販の のど飴のほうが効くんだよね」

確かに私の経験でもお医者様で処方されたトローチやドラッグストアでのどの痛みに効くと書かれているタブレットをなめても のどの痛みが急に改善された経験は記憶にありません。

むしろ、スーパーマーケットで普通に売っている のど飴のほうが即効性があります。

もちろん、医師に処方されたトローチやドラッグストアで売られているタブレットには薬効成分が入っているのでしょうが。

さて、この季節に歯科医院を受診される方でも のど飴をなめている方が大勢います。

その中には、今までと違って口の中がサッパリ感がなくなったり、むし歯が多発してしまうケースもあります。

これは、砂糖入りの のど飴を朝から晩まで毎日なめ続けているために、急速にお口の中の環境が悪化したと考えられます。

本当に対処に困ります。

根面カリエスといって歯ぐきとの境目のところに何本もむし歯ができてしまう方もいます。

それが歯と歯の間にできたりすると 治療はとても大変です。

詰め物では対処できず、歯をたくさん削って被せ物(冠:クラウン)を入れないといけないケースもあります。

かぶせたら問題が解決されたわけではありません。

ずっとのど飴をなめ続けると被せ物(冠:クラウン)と歯との境界部分から また別のむし歯ができてしまいます。

対処法はあります。

それは、砂糖が入ってないのど飴に切り替えることです。

できればキシリトール入りのものがオススメです。

ただ、これらのものには果糖も含まれているものがあり、この果糖も砂糖ほどではないにせよ むし歯の原因になりえます。

寝る前に適正濃度のフッ化物(フッ化ナトリウムなど)の入った歯磨きペーストで歯を磨くこともむし歯予防に必要です。

最近はフッ化物が欧米並に1450ppm という適正濃度 含まれている歯磨きペーストが歯科医院やドラッグストアで容易に手に入る便利な世の中になりました。

もちろん、自分ひとりでできることには限界があるので、むし歯や歯周病の予防管理をきちんとやっている千葉市若葉区の原田歯科で定期的なチェックアップを行えば、快適ですね。

では、あと1か月ちょっとで春分の日です。

春は近い、春は近い、足音が近いという昔のヒット曲がありましたが、早く暖かくなることを期待します。

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テニスって歯と同じじゃないですか

先日久々にテニスの試合を応援に行きました。

普段頑張っている人は、こちらも自然に気合を入れて応援してしまいます。

実は私 学生のときにテニスをかなり真剣にやってました。

当時は、マッケンロー、ボルグ、女子だとエバート、ナブラチロワらが活躍している時代でした。

1ポイントをゲットすることの大切さ、マッチポイントをとってつい勝ちを意識してしまい、そこから逆転されてしまうくやしさ、格上の相手のボールを拾いまくって長丁場の試合で勝ったときの心の底から自然に出るうれしさなどを味わってきました。

さて、今回はかなりレベルの高い試合を応援しました。

コートぎりぎりを速いボールで攻めるすごさ、そしてぎりぎりを攻めるからこそネットに引っかかってしまったり、ラインを割ってしまう、あれは決してイージーミスじゃない。

男子は身長180センチ、女子は170センチ以上ないとサーブ、ストローク(足や手が長いことは間違いなく有利)で厳しい。

そんなことに気付きました。

言うまでもなく一流の選手は毎日たゆまぬ練習をしている。

ベースライン一杯にボールを打ってもそれが少しでも甘いと一発で仕留められてしまう、

スーパーショットで得た1ポイントも簡単なミスをして失った1ポイントも同じ1ポイント。

これって仕事と同じじゃないですか。

日々の鍛錬をきちんとする。

一発で大きな仕事を得るよりも小さな仕事でもお客様との信頼を得るためにきちんとこなす。

それの積み重ねで成果が出る。

そして優秀なコーチやメンター、指導者がいることがとても大事なことも、テニスと仕事に共通することです。

歯に関しても同じです。

毎日きちんと歯のお手入れをする。

時間がかかってもきちんと磨く。

そしてプロフェッショナルによる定期健診をずっと続ける。

こうしたことの積み重ねで健康な歯、そして健康な体、美しいスマイルでいることができます。

何か魔法のような方法で一発で歯の健康、全身の健康が得られるわけではありません。

ただ、テニスでも仕事でも歯の定期健診でも楽しくやると長続きします。

原田歯科においても楽しく通い続けていただけるようずっとお手伝いをさせていただきます。

砂糖は覚醒剤!? ジャム作り体験で知った衝撃の事実

砂糖は覚醒剤!? ジャム作り体験で知った衝撃の事実

北海道は富良野に行ってきました。

富良野と言えばラベンダーやファーム富田を始めとするお花畑が有名です。

北海道の真ん中にある町です。

北海道の真ん中というとさぞかし田舎なのかと想像していました。

しかし、行ってみると意外にも家や飲食店、ショッピングセンターが立ち並んでいて、

ダウンタウンにいる限りは都会とあまり変りません。

しかし、車を少し走らせると雄大な自然が広がっており、

遠くには噴火を続ける十勝岳を望むことができます。

そんな富良野でストロベリー・ジャム作り体験を原田歯科のスタッフとしてきました。

何せ料理などしたことがない私ですが、他の約30名の参加者と一緒に赤いエプロンをつけて楽しくジャムを作りました。

フライパンにイチゴと砂糖を入れて

焦げないようにしながら加熱します。

中には中国からのお客様もいて、

中華鍋よろしくフライパンを左手で上下させようとする方もいましたが、

違うって フライパンは置いたままで 料理素人の私でも

無事作り上げることができました。

保存料などは無添加のストロベリー・ジャムの出来上がりです。

自分で作った思い入れもあるのか、とても美味しかったです。

瓶に詰めて家に持ち帰りました。

ただ、そこで感じたことがあります。

直径約25センチのフライパンに こんなに大量の白砂糖を入れるんだ。

よくスポーツドリンクや缶コーヒー1本にスティック・シュガー10本分の砂糖が入っているので、歯や体に良くないという話を聞きますね。

しかし、直径約25センチのフライパンに入れた砂糖の量はそんなものじゃありませんよ。

これで小さなボトル2本のジャムになります。

食パン1枚に乗せるジャムには、スティックシュガーにして

2本分くらいの砂糖は平気で入っているのではないかしら。

確かにイチゴの酸っぱさや甘みと調和して美味しいです。

そもそも食パンにだって砂糖が入っています。

こういうものを食べ続けていたら、そりゃ体に良くないよなと思いました。

ただ、意識するしないにかかわらず、砂糖は毎日平気で摂取してしまいますね。

また、1度砂糖の味を覚えてしまったら、アスパルテームなどの代用糖では

物足りなくなるのはわかります。

以前、米国で口腔と全身の関連に関する研究会に出たときに

ダイエット・コーラの話が出ました。

ダイエット・コーラにはアスパルテームなどの代用糖が入っているのですが、

結局物足りなくてたくさん食べたり、飲んだりしてしまうそうです。

自己管理するしかないですね。

白砂糖がいっぱい
白砂糖がいっぱい

歯ブラシの種類ありすぎ!

こんにちは

歯科医師の原田正和です。

 

ちょっと暖かくなってきましたね。

衣替えをしたいところですが、また寒くなるような気がして未だにコートをクリーニングに出せずにいます(笑)

 

新学期になって気がつかないうちにストレスを感じる方も多く、最近は食いしばりが原因で歯がしみると訴える方が増えています。

 

 

さて、先日歯科とは関係のない友人と食事に行った時に『歯科医師って何使って歯磨いてるの?』と聞かれましたので、今回は私が普段使用しているグッズを紹介します。

 

 

ずばり、これです!

スクリーンショット 2017-05-08 8.57.28

左から順に

・タフト24

・アパガードリナメルのホームケアペースト

・デンタルフロス

です。

 

歯磨きペーストの紹介に関しては今回は割愛させていただきます。

 

さて、このタフト24という歯ブラシは結構安いわりに磨いたあとの”磨けている感”がすごいので、私はずーっとこればかり使用し続けています。何度か他のブラシに浮気しましたが、これ以上にツルツルになるものに出会えずに、結局タフト24に戻ってきます笑)

歯ブラシは人によって使いやすいもの使いにくいものがありますので、何を使うのが正解とかはないです!

 

ただし!!!!

歯ブラシだけでは口の中の汚れを全て落としきるのは不可能です。歯科医師である私でもそれは不可能です。

 

虫歯の予防のためにフロスの使用をおすすめします。

使ったことがない方は想像つかないかもしれませんが、歯を磨いたあとにフロスを使用すると、とれた細菌の塊はすごく臭いです。

 

普段フロスを使用しない人は、その臭いを外に放っているわけです・・・。

そもそも歯と歯の隣り合う面はフロスなどでないと磨くのが困難なので、そこに虫歯を作ってしまう方が多いです。歯科医師は毎日そういった部位から波及した虫歯が原因で崩壊してしまった歯の治療を行っています。

 

 

 

頬や舌の状況・唾液の質・歯並び・手先の器用さ・歯周病の状態などさまざまな要因によって、その人の歯磨きの仕方はかわりますから、虫歯を作る前にぜひ歯科医院を受診してくださいね。

他の先進国では定期検診は当たり前の文化です。悪くなってからの治療ばかりしている先進国は日本だけです。

一生健康に過ごすためにも、まずは歯磨きの確認からはじめましょう。

 

http://www.e–smile.jp

 

原田正和