こんにちは。
千葉市の原田歯科クリニックの原田と申します。
今世間で話題になっているのは解剖ですね。
ご遺体を解剖されたそれに関していろいろコメントがソーシャルメディアなどに出ているわけですが、実は私自身もアメリカで解剖の実習をやったことがあります。
私は歯科用のインプラントを入れている人間です。
それに関連してアメリカのオクラホマ州のクレイトン大学で解剖の実習を受けました。
ご遺体の解剖です。
今回 例の一件に関して問題の美容外科の総院長先生が日本とアメリカでは事情が違うといったコメントを出していました。実は知らない方も多いと思いますが、歯医者って全身の解剖を学生の時に必ずやります。
解剖学実習というもので、口の周りとか顔だけでなく、頭のてっぺんから肩、足、つま先まで解剖をやります。
その時 私は都内の大学歯学部だったのですが、クレイトン大学とはもちろん雰囲気は違います。
学生の時ですからかなり昔のことなのですが、当時は解剖室に入るときに仏壇があって線香のようなものを炊いて、そこでちょっと神妙な気持ちになって中に入るというようなことをやってました。
1年間が終わった後 私の出身校の大学病院は医学部と歯学部両方あったのですが、解剖体の慰霊祭というのが毎年必ずありました。
多分それは今でもやっていると思います。
一方、私が行った米国オマハのクレイトン大学というのはアメリカのど真ん中にあると言われているのですが、日本と違ったのは、日本の場合はホルマリン漬けにされた亡くなってから何日も経っているのではないかというご遺体を解剖させていただいたのですが、そのオマハのクレイトン大学の実習では、事前に聞いてはいたのですが、本当にもう昨日か一昨日亡くなったのではないかというような方の解剖をやらせていただいたのです。
日本と米国ではシステムが違うのは理解できます。
日本では事前に患者さんが自分が亡くなったときに実習用の解剖体として使ってほしいという登録をしてます。
アメリカではどのようなシステムなのかは存じません。
ただ、アメリカの場合は日本と違ったのは、日本ではホルマリンつけて1ヵ月以上経って全身が茶色になってるようなものだったのですが、アメリカではその大学だけだったのかもしれませんが、かなり新鮮なご遺体でした。
日本の場合、実習で使うご遺体を解剖すると血液が出るということはありません。
しかし、ネブラスカ州オマハのクレイトン大学ではご遺体にメスを入れると本当に赤い血液がまだ出てきました。
インプラントに関連しての実習ですから主に口とか鼻の周辺の解剖をやってそれは非常に勉強になりました。
なぜかというと学生のときの解剖というのはまだこれから専門知識を学ぶ前の段階として基礎医学を学んでいる状態です。
全身の解剖を行うのも基礎医学を学ぶ一環としてのものです。
歯科医師になってから解剖実習を受けたのは、実際にインプラントするようになって臨床的な疑問点が出てくるので、その解決のために参加したわけです。
実際には、他の日本国内の大学でも卒業した後にある医学部でそういう実習を受けさせていただいたことがあったのですが、アメリカに行った時はインプラントもかなりの本数を入れた経験ができて、骨が少ないところにいかにインプラントを入れるか?そういうことを学ぶために行きました。
もちろんとても勉強になりました。
なるほどここにこういう神経があるんだ。
ここにこういう血管があればここはちょっと気をつけなきゃいけないんだなと。
アメリカは基本的にキリスト教の国なので、アメリカ人の場合 聖書に手を置いて宣誓するということがありますね。
聖書に手を置いて宣誓するといったことは、もちろん解剖室に入るにあたってもちろん一切ないです。
ただ、誓約文書に署名したかもしれません。10年以上前のことなので、そこは正確には覚えておりません。
事前に解剖室の前で写真を撮るとか、あるいはご遺体の写真を撮るなどとてもできる雰囲気ではなかったですし、多分禁じられていたと思います。
今回の件は はっきり言うと信じられないというか、あってはならないことをやってしまったということですね。
それに対していろいろコメントが出ていて、ほとんどが非常に良くないと言うコメントを送ってるわけですが、そこに全く無関係の人も便乗して弱い者いじめをするような感覚で言いたいことを言うのはどうかと思います。
しかし、今回問題の美容外科医は超えてはいけない一線を超えてしまったことは否めません。
普通は写真を撮ること、ましてやピースの写真を撮るなんてことはありえないし、解剖の室内の写真は撮影禁止ですし、その控室であっても完全に写真撮影は禁止されてます。
何でこんなことをやってしまったのか?
そして総院長はなぜ、その後に残念なコメントをしてしまったのか?
実際に話す内容よく考えてから、問題を起こした医師の処遇も含めてソーシャルメディアに発信したほうが良かったのではないでしょうか?
もう少し時間あけてよく考えて対応のコメント考えたほうがよかったのではないかなと私は感じました。
以上、今回の解剖実習での問題について私なりの意見をまとめさせていただきました。
ありがとうございました。
◎ 参考までに。
アメリカのど真ん中と言われているオマハはウォーレン・バフェットが住んでいるということでも有名な都市です。
https://youtu.be/5eOiZZ46RI4?feature=shared
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A dentist in Chiba also performed an autopsy in the United States.
Hello.
My name is Harada from Harada Dental Clinic in Chiba City.
Autopsies are a hot topic in the world these days.
There are many comments on social media about autopsies, but I have actually done an autopsy in the United States myself.
I have dental implants.
In connection with that, I did an autopsy at Creighton University in Oklahoma, USA.
It was an autopsy on a corpse.
The director of the plastic surgery clinic in question commented that the situation is different in Japan and the United States. In fact, many people may not know this, but dentists always do a full body autopsy when they are students.
In anatomy lab, they dissect not only around the mouth and face, but also from the top of the head to the shoulders, feet, and toes.
At that time, I was in the dental school of a university in Tokyo, and of course the atmosphere is different from Creighton University.
It was quite a while ago when I was a student, but in those days, when I entered the dissection room, there was a Buddhist altar, and I would light something like incense and feel a little solemn before entering.
After the first year, the university hospital where I went had both a medical school and a dental school, and every year they held a memorial service for the dissected bodies.
I think they probably still do that today.
On the other hand, Creighton University in Omaha, USA, which I went to, is said to be in the middle of America, and what was different from Japan was that in Japan, we dissected bodies that had been preserved in formaldehyde and seemed to have been dead for several days, but in my training at Creighton University in Omaha, although I had heard about it beforehand, I actually dissected someone who seemed to have died just yesterday or the day before yesterday.
I understand that the systems are different in Japan and the USA.
In Japan, patients register in advance that they would like to be used as a cadaver for clinical training when they die.
I don’t know what the system is like in the US.
However, what was different in the US from Japan was that in Japan, the whole body would turn brown after more than a month of formalin, but in the US, the cadaver was quite fresh, although this may have been just at that university.
In Japan, when dissecting a cadaver for clinical training, there is no blood.
However, at Creighton University in Omaha, Nebraska, when they cut into the cadaver, red blood still came out.
Since the training was related to implants, we mainly dissected the mouth and nose area, which was very educational.
The reason is that when students dissect, they are still learning basic medicine before learning specialized knowledge.
Dissecting the whole body is also part of learning basic medicine.
The reason I took the dissection training after becoming a dentist was because I had clinical questions about implants when I actually started to do them, and I participated in the training to solve them.
In fact, I had received such training at a medical school after graduating from another university in Japan, but when I went to America, I had the opportunity to place a large number of implants and learned how to place implants in areas with little bone.
Of course, I learned a lot.
I see, so here are the nerves.
If there is a blood vessel here, I need to be a little careful here.
America is basically a Christian country, so Americans sometimes take an oath by placing their hands on a Bible.
Of course, there is no such thing as placing your hands on a Bible when entering the dissection room.
However, I may have signed a pledge document. It was more than 10 years ago, so I don’t remember exactly.
It was not an atmosphere in which it was possible to take photos in front of the dissection room or of the corpse beforehand, and I think it was probably forbidden.
To be honest, this incident is unbelievable, and something that should never have happened was done.
There have been many comments in response, most of which are very negative, but I think it’s strange that people who are completely unrelated to this are jumping on the bandwagon and saying what they want to say as if they’re bullying the weak.
However, there is no denying that the cosmetic surgeon in question crossed a line that should not be crossed.
Normally, it is unthinkable to take photos, especially a peace sign, and taking photos inside the dissection room is prohibited, and even in the waiting room, taking photos is completely prohibited.
Why did he do such a thing?
And why did the director make such a disappointing comment afterwards?
Wouldn’t it have been better to think carefully about what to say and then post it on social media, including the treatment of the doctor who caused the problem?
I think it would have been better to take a little more time to think about it and consider how to respond.
Above is my opinion on the problems with this dissection lab.
Thank you.
◎ For your reference.
Omaha, which is said to be in the center of America, is also famous for being the city where Warren Buffett lives.
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千葉縣的一名牙醫也在美國進行了屍檢。
你好。
我叫原田,來自千葉市原田牙醫診所。
屍檢是當今世界的熱門話題。
社群媒體上有很多關於屍檢的評論,但我自己其實在美國也做過屍檢。
我有植牙。
與此相關,我在美國俄克拉荷馬州的克賴頓大學進行了屍檢。
這是對屍體的屍檢。
該整形外科診所的負責人評論說,日本和美國的情況有所不同。其實很多人可能不知道這一點,牙醫在學生時代總是會做全身屍檢。
在解剖實驗室,他們不僅解剖嘴巴和臉周圍,還解剖從頭頂到肩膀、腳和腳趾。
當時我在東京一所大學的牙醫學院,當然氣氛和克賴頓大學不一樣。
很久以前我還是學生的時候,那時候我進解剖室的時候,裡面有一個佛壇,進去之前都會點上香之類的東西,感覺有點莊嚴。
第一年後,我去的大學醫院既有醫學院,也有牙醫學院,每年都會為解剖屍體舉行追悼會。
我想他們今天可能仍然這樣做。
另一方面,我去的美國奧馬哈克賴頓大學,據說是在美國中部,和日本不同的是,在日本,我們解剖了甲醛保存的屍體,似乎已經死了好幾天了,但是在奧馬在哈克賴頓大學的訓練中,雖然我事先有所耳聞,但我實際上解剖了一個似乎剛在昨天或前天死去的人。
我知道日本和美國的系統不同。
在日本,患者提前登記,表示希望在死亡時被用作屍體進行臨床訓練。
不知道美國的製度怎麼樣。
不過美國和日本不同的是,在日本,經過一個多月的福馬林,全身就會變成棕色,而在美國,屍體卻很新鮮,雖然這可能只是在那所大學裡。
在日本,患者提前登記,表示希望在死亡時被用作屍體進行臨床訓練。
不知道美國的製度怎麼樣。
不過美國和日本不同的是,在日本,經過一個多月的福馬林,全身就會變成棕色,而在美國,屍體卻很新鮮,雖然這可能只是在那所大學裡。
在日本,當解剖屍體進行臨床訓練時,沒有血液。
然而,在內布拉斯加州奧馬哈的克雷頓大學,當他們切開屍體時,紅色的血液仍然流出。
由於訓練是與植體相關的,所以我們主要解剖了口鼻區域,很有教育意義。
原因是學生在解剖時,仍是在學習基礎醫學,然後才學習專業知識。
解剖全身也是學習基礎醫學的一部分。
我成為牙醫後參加解剖培訓的原因是,當我真正開始做植牙時,我遇到了有關植牙的臨床問題,我參加了培訓來解決這些問題。
事實上,我在日本的另一所大學畢業後,曾在醫學院接受過這樣的培訓,但當我去美國時,我有機會植入大量的植體,並學會瞭如何在骨質較少的區域植入植體。
當然,我學到了很多。
我明白了,這就是緊張。
如果這裡有血管的話,我這裡需要小心一點。
美國基本上是一個基督教國家,所以美國人有時會把手放在聖經上宣誓。
當然,進入解剖室時,不存在將手放在聖經上的情況。
不過,我可能已經簽署了一份承諾文件。那是十多年前的事了,所以我記得不太清楚了。
在這種氣氛下,事先不能在解剖室前或屍體前拍照,我想這可能是被禁止的。
說實話,這件事令人難以置信,做了一些不該發生的事情。
回應的評論很多,大部分都是非常負面的,但我覺得奇怪的是,那些與此事完全無關的人卻跟風說自己想說的話,就像欺負弱者一樣。
然而,不可否認的是,這位整容醫生觸犯了一條不該觸犯的界線。
正常情況下,拍照是不可想像的,尤其是和平標誌,解剖室內是禁止拍照的,就連候診室也是完全禁止拍照的。
他為什麼要做這樣的事?
而導演事後為何會做出如此令人失望的評論呢?
仔細考慮該說些什麼,然後將其發佈到社交媒體上,包括引起問題的醫生的治療方法,不是更好嗎?
我想,如果再多花一點時間思考一下,想想如何應對會更好。
以上是我對這個解剖實驗室存在的問題的看法。
謝謝。
◎ 供您參考。
奧馬哈被譽為美國的中心,也因華倫巴菲特居住的城市而聞名。
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千叶县的一名牙医也在美国进行了尸检。
你好。
我叫原田,来自千叶市原田牙医诊所。
尸检是当今世界的热门话题。
社群媒体上有很多关于尸检的评论,但我自己其实在美国也做过尸检。
我有植牙。
与此相关,我在美国俄克拉荷马州的克赖顿大学进行了尸检。
这是对尸体的尸检。
该整形外科诊所的负责人评论说,日本和美国的情况有所不同。其实很多人可能不知道这一点,牙医在学生时代总是会做全身尸检。
在解剖实验室,他们不仅解剖嘴巴和脸周围,还解剖从头顶到肩膀、脚和脚趾。
当时我在东京一所大学的牙医学院,当然气氛和克赖顿大学不一样。
很久以前我还是学生的时候,那时候我进解剖室的时候,里面有一个佛坛,进去之前都会点上香之类的东西,感觉有点庄严。
第一年后,我去的大学医院既有医学院,也有牙医学院,每年都会为解剖尸体举行追悼会。
我想他们今天可能仍然这样做。
另一方面,我去的美国奥马哈克赖顿大学,据说是在美国中部,和日本不同的是,在日本,我们解剖了甲醛保存的尸体,似乎已经死了好几天了,但是在奥马在哈克赖顿大学的训练中,虽然我事先有所耳闻,但我实际上解剖了一个似乎刚在昨天或前天死去的人。
我知道日本和美国的系统不同。
在日本,患者提前登记,表示希望在死亡时被用作尸体进行临床训练。
不知道美国的制度怎么样。
不过美国和日本不同的是,在日本,经过一个多月的福马林,全身就会变成棕色,而在美国,尸体却很新鲜,虽然这可能只是在那所大学里。
在日本,患者提前登记,表示希望在死亡时被用作尸体进行临床训练。
不知道美国的制度怎么样。
不过美国和日本不同的是,在日本,经过一个多月的福马林,全身就会变成棕色,而在美国,尸体却很新鲜,虽然这可能只是在那所大学里。
在日本,当解剖尸体进行临床训练时,没有血液。
然而,在内布拉斯加州奥马哈的克雷顿大学,当他们切开尸体时,红色的血液仍然流出。
由于训练是与植体相关的,所以我们主要解剖了口鼻区域,很有教育意义。
原因是学生在解剖时,仍是在学习基础医学,然后才学习专业知识。
解剖全身也是学习基础医学的一部分。
我成为牙医后参加解剖培训的原因是,当我真正开始做植牙时,我遇到了有关植牙的临床问题,我参加了培训来解决这些问题。
事实上,我在日本的另一所大学毕业后,曾在医学院接受过这样的培训,但当我去美国时,我有机会植入大量的植体,并学会了如何在骨质较少的区域植入植体。
当然,我学到了很多。
我明白了,这就是紧张。
如果这里有血管的话,我这里需要小心一点。
美国基本上是一个基督教国家,所以美国人有时会把手放在圣经上宣誓。
当然,进入解剖室时,不存在将手放在圣经上的情况。
不过,我可能已经签署了一份承诺文件。那是十多年前的事了,所以我记得不太清楚了。
在这种气氛下,事先不能在解剖室前或尸体前拍照,我想这可能是被禁止的。
说实话,这件事令人难以置信,做了一些不该发生的事情。
回应的评论很多,大部分都是非常负面的,但我觉得奇怪的是,那些与此事完全无关的人却跟风说自己想说的话,就像欺负弱者一样。
然而,不可否认的是,这位整容医生触犯了一条不该触犯的界线。
正常情况下,拍照是不可想像的,尤其是和平标志,解剖室内是禁止拍照的,就连候诊室也是完全禁止拍照的。
他为什么要做这样的事?
而导演事后为何会做出如此令人失望的评论呢?
仔细考虑该说些什么,然后将其发布到社交媒体上,包括引起问题的医生的治疗方法,不是更好吗?
我想,如果再多花一点时间思考一下,想想如何应对会更好。
以上是我对这个解剖实验室存在的问题的看法。
谢谢。
◎ 供您参考。
奥马哈被誉为美国的中心,也因华伦巴菲特居住的城市而闻名。
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