2013年4月アーカイブ
桜木消防署の近くにあり、最寄のバス停は加曽利中入り口、千葉駅からはバスで15分くらいです。
京葉道路の貝塚インターからは、車で5分くらいの距離です。
最近、当クリニックでは、見学にいらっしゃる方が急増しており、昨日も九州の大学勤務の歯科医師が
来訪されました。
皆さんの中には、急速に伸びているところは、その反動が危ないと思われているかもしれませんが、
たまたま最近結果が出始めているだけで、実はスタッフ全体での取り組みは2006年頃から行っており、
その地道な努力が最近花開いてきているのです。
ピュアスマイル原田歯科クリニックは、毎年必ず外部から講師を呼んでスタッフ研修をしているのですが、写真はその実習風景です。
また、最近では歯周病を持った長い治療期間がかかる方が増えており、
こういった方にスタッフがキチンと対応できるよう、マニュアルを整備しております。
写真はマインドマップを利用した治療指針です。
新卒者対象の臨床研修医希望者への説明会でプレゼンしてきました!
皆さん、熱心に聞いてくれました。
その後、ブースに移動して質疑応答を受けたのですが、
10名の方がブースに来てくれ、熱心に質問してくれたのは、うれしいサプライズでした。
ちなみに来場者80名で(歯科大学って1年生の数がこんなに少ないのです)
7つの医院のプレゼンで、10名がブースにきてくれたのですから、
初見参の原田歯科にとっては、まずまずの数字です。
実は自分の発表の前に6つの医院のプレゼンを聞き、
その場で話す内容を変えました。
そしてブースで質問を受けたのは、その変えた内容、
(ピュアスマイル原田歯科クリニックでは、研修時に1人の患者さんに1時間確保しています
という内容)について でした。
日曜日に自発的にアシスタントを申し出てくれたスタッフには感謝!
それにしても、関西の某有名医院の院長が副院長とともにわざわざ千葉まで
見えていたのにはびっくり!
上には上がいるものです。
ありがとうございます。
2013年4月にモンテカルロで開催されたアンチエイジング医学世界大会での発表のことです。
一瞬びっくりする内容の発表がありました。
2時間で2000本のインプラントです。
といっても歯が抜けている人へのお話ではありません。
implant とは、人体に何かを入れることを言います。
今回の2千本とは、植毛のことです。
男性の70%, 女性の30% が薄毛になると言われており、
この分野の需要はかなり多いことはおわかりいただけると思います。
深刻なのは、20代、30代の方です。
さて、今回の学会では、ファイバーを植毛する方法が紹介されていました。
施術後は頭を引っ掻いてはいけない(寝ている間はどうするのでしょう)、
ヘアドライヤーをかけてはいけない(ファイバーは熱に弱い)、
何%かは抜けてくるとのことでした。
ただ、処置後に若返った姿を見ると、素晴らしいと思いました。
薄毛の原因は色々あり、ヘアカラーや過度の減量も一因だそうです。
www.chiba-anshin-implant.com
モナコ、モンテカルロのグリマルディ・フォーラムで開催された
アンチエイジング・メディシン・ワールド・コングレスについて報告します。
今回は、歯科医師だけでなく、医師、美容関係者など多数の参加がありました。
内容は、ヒアルロン酸注入、ボトックス注射、植毛、外科的対応、
レーザー照射、顔面パック、ダイエット食品など多岐にわたり、美と健康というのは、
永遠のテーマであることを再認識しました。
また、業者展示の数が半端でなかったです。
実際のところ、植毛を歯科医院で行うことはできませんが、
育毛ならできますし、需要は大です。
何しろ、男性の70%、女性の30%は 髪が薄くなるのですから。
これは、ピュアスマイル原田歯科クリニックのミッションである
人々を美しく健康で幸せにする! にぴったりの内容です。
また、今回は顔面の解剖、口唇への正しいヒアルロン酸注入といった
基礎的な内容についての発表もあり、
とても勉強になるものでした。
欧州で開かれる学会とあって、参加者もロシアを初めとする旧共産圏、
イスラエルやアラブの国からの参加者、そしてアジアからは、
韓国の業者展示も目立ちました。
講演はすべて英語で行われたのですが、一部のフランス人の英語には ついてゆくのが
結構大変でした。
young を ユング、impression をアンプレッシオ~ン、
enhance をエナ~スと鼻に抜く仏語の発音とリズムで発音するので、
最初はこれは英語なのかと疑ったほどでした。
元の英語の意味を知っていること、つまりボキャブラリーを豊富に持つことが
大事ですね。
つまり、単に英語の文字の羅列をフランス語の発音とリズムで
読んでいるだけではないかと思いました。
かと思うと、フランス人のスピーチに対して、
インド系の方が、すごいインドなまりの英語で質問するという
有様で頭を活性化するには良い機会でした。
ヒアルロン酸注入についても発生学の話から始まって
(上唇は3つのパート、下唇は2つのパートに分かれるとか、
caucasian つまり白人の場合、上唇:下唇は、2:3 の高さが
美しく見えるなどはとてもわかりやすかったです;
その講義以来、しばらく道行く人のリップにやたら注目して
しまいました)、
具体的な刺入の仕方を親切に解説するセッションもあり、
今後の医院の方向性を見るには良い機会でした。
www.e--smile.jp
素人が良い歯医者さんを見つけるポイントってありますか?
治療内容にもよりますが、患者さんにもわかりやすい一つの指標としては、
一般歯科で拡大鏡(手術の時に使う眼鏡に顕微鏡みたいなレンズがついているの)を
ドクターもスタッフもみんな使っているようなところが良いですね。
あと、院長やスタッフがタバコを吸っているようなところは論外です。
拡大鏡をつけると、見え方が全然違うんです。
治療の精密性が別次元。
それと、この拡大鏡、日本ではとても高価です。
それを、スタッフまで持っているというのは治療のクオリティあげるために相当投資してる
ということです。
原田歯科クリニックでは拡大鏡を使っていますが、これは目がよくないからでなく、
拡大鏡を使うと見えている世界が全く違うのです。
拡大鏡で見た所を裸眼で見ると今まで見えていたものが見えていないことに気づきます。
歯科治療で使う詰め物、かぶせものが数100ミクロン段差があったり、セメントの取り残し、
歯石の見落としがあっただけで、治療後の成績が全然かわってきます。
歯科の先進国アメリカでは、
随分前から40歳以上の歯科医師で拡大鏡をかけていない歯医者にはかかるなと
言われているそうですが、
この言葉を初めて聞いたときは、年をとると眼鏡が必要になるのだなくらいのことしか
考えていませんでしたが、
実際は見えている世界が全く違うということ。
実は歯科技工士も修復物を仕上げる時には顕微鏡を使っています。
参考にしていただければ幸いです。