アメリカ人はミッキーマウスを知らない!? 花粉症での抜歯

こんにちは

原田歯科クリニックの原田です。

花粉症は大丈夫ですか?

先日 花粉症の患者さんから問い合わせをいただきました。

花粉症で頻繁にくしゃみが出るのですが、親知らずの抜歯をして大丈夫ですか?

はい、大丈夫です と確信を持って言いました。

それは、原田歯科クリニックの診療室、待合室、廊下には手術室レベルで空気をきれいにする空気清浄機を入れてあるので、外にいるときは くしゃみが止まらない人でも待合室に入り、診療室に入ると皆さん ピタッとくしゃみが止まります。

もちろん、その問い合わせをいただいた方も一度もくしゃみをすることなく、無事に親知らずを抜いて帰りました。

さて、歯科の最先端を行くアメリカに毎年行っております。

そこで必ず行くのが、スターバックスや Pete , Blue bottle などのコーヒーショップです。

日本と少し違うのは、コーヒーカップにお客様の名前を書くことです。

私は名前が幹夫なので、イングリッシュ・ネームは Mickey です。

ミッキーマウスのミッキーなので、海外で自己紹介をするときは、私のことは Mickey と呼んでくれと言うとすぐに打ち解けます。

しかし、2018年から異変がおきました。

それは、コーヒーショップで名前は? と聞かれたときに、

Mickey」と言うと、必ず「Mitchie」 ( ミッチー)と

書かれるのです。

私の発音がおかしくなったのかな?

しかし、Mickey と何度行っても ミッチーと言われるので、

くやしくて最初はミッチーでいいかと思い、

ミッチーと書かれたコーヒーカップでコーヒーを飲んでいました。

野球が好きな人ならニューヨーク・ヤンキースにミッキー・マントルという偉大な選手がいたことは知っています。

そもそもミッキーマウスってアメリカが発祥ですよね。

そんなときにふと思い出しました。

私の英会話の先生は、40代で西海岸のシアトルに住んでいた方なのですが、カリフォルニアのディズニーランドに行ったのは、小学校の低学年のとき1回限り、最近家族にせがまれて久しぶりに東京ディズニーランドに行くと行っていました。

アメリカ人にとってもミッキーマウスは通常のものではなくなっているのでしょうか?

ただ、私のことをミッチーとおっしゃった店員さんのいるコーヒーショップはディズニーランドのお膝元、カリフォルニアにあるコーヒーショップなのです。

今度アメリカに行ったら、ミッキーマウスのミッキーだ!と言ってやろうかしら!?

ただ、アメリカ人自体がミッキーマウスのことを知らなかったら、多分通じないから ミッキーマウスのイラストをスマホに入れておいて、これを見せながら注文することにします。

コーヒー1杯の注文も真剣さが必要です。

#花粉症 #抜歯 #親知らず #空気清浄機 #

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264-0028

千葉市若葉区桜木2-16-24

医療法人社団青慈会(せいじかい)
ピュアスマイル
原田歯科クリニック
( 桜木消防署近く )

TEL 043-232-9988

メールアドレス:help@uhappy.tv

からお問い合わせを受け付けております。

www.harada-clinic.com

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米国のスターバックスではカップにお客様の名前が記入されます。
米国のスターバックスではカップにお客様の名前が記入されます。

10年早まっちゃいました。なぜ誰も気づかなかった?

こんにちは

原田歯科クリニックの原田です。

最近きりの良い年齢になったせいか、昔の仲間の集まりのお誘いをよく受けます。

先日は、何と小学校の同窓会のお誘いを受けました。

何と100名も集まるそうです。

今から楽しみです。

今年参加した日本口腔インプラント学会 関東甲信越支部の学術大会でまた新たな知識を得ることができました。

と言っても、新たなテクニックの紹介ではありません。

今の歯科インプラントがいつから始まったかというお話です。

歯科インプラントの多くはチタンという金属でできています。

これは1965年に実際に人間の顎骨に埋入されたということになっています。

問題は、その前の話です。

実は、スウェーデンのブローネマルクという医師が微小血管の研究をしている最中にチタンが骨と強固にくっつくことを発見したのが、その始まりと言われています。

これは、2019年2月17日現在、日本口腔インプラント学会のホームページや Wikipedia では 1952年に偶然発見されたと記載されています。

しかし、ブローネマルク博士のところに日本人として初めて留学した小宮山歯科医師によると、これは 1962年の間違いだそうです。

近代インプラントの創始者と言われるブローネマルクと一緒に仕事をしてきた小宮山先生が自らの口から発した言葉なので恐らく本当でしょう。

確かに、1952年にチタンが骨に付くのが発見されて それから13年たって臨床に応用されるというのは 長過ぎます。

なぜ、実際の年より10年も早く発見されたことになったのかは不明です。

どんな分野でも歴史を正しく伝えて行くことは大事ですね。

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日本口腔インプラント学会のウェブサイトより。
日本口腔インプラント学会のウェブサイトより。

悩むなら昼間に悩みなさい。夜に悩んではいけない!

こんにちは

原田歯科クリニックの原田です。

先日、上顎インプラントに関連して

上顎洞粘膜挙上術 つまり、

サイナスリフトに関する勉強会に出てきました。

その内容も素晴らしかったのですが、

講師の口腔外科医のちょっとしたひと言が刺さりました。

それは、夜に悩んではいけない、悩むなら昼にしろ!というものです。

その理由は、夜は副交感神経が優位になるので、

その状態で悩むと鬱になりがちである、

夜は体も脳も休息モードに入るのでゆっくり休んで

早くたっぷり寝るほうが良い、

悩むなら昼間に悩みなさい というものでした。

なるほど と思いました。

みんな悩むことによって成長するわけですが、

悩むのにも時間帯を選べということですね。

さて、その勉強会ではもうひとつ大切なお話がありました。

これは私自身が日頃感じており、スタッフにも伝えていたことなのですが、名人芸を目指すよりも再現性があることをしなさい、というものです。

有名な○○先生が言っていたからとか、

商業雑誌に載っていたから、この治療方法をやってみます、

もっとすごいのになると出入りしている業者さんから

この商品が良いよと言われたからというだけで

高額な商品を買ったり、治療に使ったりしている方が

残念ながらいらっしゃいます。

これでは、治療がうまくいかなかった場合、

患者さんはたまったものではありません。

千葉市の原田歯科クリニックは、いくつかの勉強会や

専門学会に所属しています。

しかし、特定の業者さんとだけ付き合ったり、

特定の方法しかやらないといったことはありません。

患者さんにメリットがあることでしたらば、

地域の中規模医院としてできることであれば、

特定の治療方法にこだわらず、安全性が確認されたもので

費用対効果が高いものはやっていこう というスタンスです。

こうしたことが勤務されている歯科医師の皆さまに周知されているせいか、クチコミ、紹介で歯科医師や歯科衛生士の皆さまが

原田歯科クリニックに見学にいらっしゃいます。

スタッフの成長にフォーカスしている医院です。

先ほどの お悩みの話の続きですが、

以前 千葉市歯科医師会で精神科医を呼んで講演していただいたことが

あります。

それは、近年増えているうつ病に関してでした。

彼の話で印象的だったのは、うつ病の患者さんで

お酒を飲むのをやめるだけで うつの症状が改善される方が

大勢いるそうです。

先ほどの話と組み合わせると、

夜にひとりで酒を飲んで悩むのは絶対に良い結果を生み出さないことに

なりそうですね。

電話、メールでのお問い合わせを歓迎します。

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千葉市若葉区桜木2-16-24

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医療法人社団青慈会 原田歯科クリニック

原田幹夫

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Mail : help@uhappy.tv

野阪先生サイナスリフト講演2019JAN14IMG_5278

 

 

 

 

私が海外出張でエコノミークラスを多用する本当の理由

こんにちは

秋の学会、勉強会のシーズンまっ盛りですね。

毎年インプラントの学会が開かれる欧州に行ってきました。

アメリカのインプラントの学会も素晴らしいです。

しかし、欧州のインプラント学会もこれまた素晴らしい。

これはアメリカの学会にも言えることですが、

朝の開始時間が早く、8時から普通に始まります。

中には7時から始まるものもあります。

アメリカの学会と少し違うのは、

ロシアなどの旧共産圏、イスラエル、そしてアラブの国からの参加者が目立つことです。

年に1度の学会は色々な国で持ち回りで行われます。

スペイン、オーストリア、ポルトガル、スコットランド、ドイツ……

では、講演はスペイン語、ドイツ語、ポルトガル語、スコットランドなまりの英語で行われるのか?

いいえ、公式の言語は英語です。

すべて英語で講演が行われます。

日本語の通訳などつきません。

しかし、そもそも私は日本語の通訳など当てにしてません。

生の言語で聞いたほうが細かいニュアンスなどは伝わりますから。

さて、海外出張というと疑問を持つ方がいます。

そもそもなぜわざわざ海外まで行くのか?

これには確信をもって言えることがあります。

海外で正しい情報を見て聞いて体で感じてきたからこそ、

それを患者さんに還元することができています。

今ではインターネットによって海外の論文や文献を調べることはできるようになりました。

しかし、人が大きく成長するには接する人を変えるのが大事と言われます。

とても前向きで勉強熱心な歯科関係者、ここまでやるかというくらい頑張っている人たちは、実際にこの目で見て、話を直接聞いて、感じるとその伝わり方が100倍も違います。

日本にいて日本の先生の発表を聴くのももちろん勉強にはなります。

ただ、日本の場合、どうしても保険診療という海外の歯科にはないものをベースに話されることがしばしばあり、世界標準から外れていると言わざるを得ません。

例えば、欧米では根の治療は1回1時間くらい取り、1回か2回で終わらせるのが普通です。

しかし、日本ではラバーダムもかけず、1回15分で8回も10回も通わせる、そしてなかなか治らないといったことが 当たり前のようにあります。

さて、前置きが長くなりました。

海外への移動は基本的にエコノミー・クラスを使います。

もちろん、ビジネスクラスは足元が広くて、椅子がフラットになるといった利点はあります。

実際、まだヘルスパックを飲んでいなかった頃、スウェーデンでの勉強会の最中にカゼを引いて、このときは帰りをビジネスクラスにしてとても助かった記憶があります。

しかし、最近は仮にビジネスクラスに乗っても文字通り、私は座席でビジネス、つまりパソコンで仕事をしています。

なので、椅子がフラットになる必要がないのです。

逆にビジネスクラスだと やたら食事が提供される時間が長い、

出てくる食事は所詮加工食品、美味しいお酒があるのでつい飲まなくて良い酒を飲んでしまい、翌日体調がいまひとつになる。

一方、エコノミーはその逆で飲み物は少ない、食事はすぐ終わるので

早く仕事に取り掛かれるといった利点があります。

元々自宅や医院にいても夜 無理してパソコンで作業しようとしても、

昼の診療に全身全霊で取り組んでいるので寝落ちすることがしばしばで、

これはエコノミークラスで椅子が起きた状態で寝るのとさほど変わりませんから

慣れたものです。

今 書いているこの文章もエコノミーの機内入力しています。

実は、医院のホームページやブログの文章の多くは機内で作ったものです。

また、普段いる環境から離れると色々と普段気づかないことに気づきます。新たな発想が湧いたり、解決方法が浮かんだりします。

これって経営者にとってとても大切なことです。

基本的に私が国内外の学会や勉強会に行っている間も原田歯科クリニックは通常通りに診療しています。

今は昔と違ってアプリを使った無料の電話がありますし、メールやメッセージのやり取りもできるようになり、緊急のことがあったら連絡を密に取り合うことは可能です。

自主性を持って診療業務を行ってくれる原田歯科のスタッフには、いつも感謝しています。

インプラント3本オマケしちゃいました!1800円でインプラントやってくれって。

こんにちは

原田歯科クリニックの原田です。

新年度もお仕事をたくさん頂戴しております。

気づいたら3年前の3月の2倍のスタッフ数になってました。

インプラントの症例、ケースもおかげ様で増えています。

自分の歯と同じ感覚で噛める人が増えるのを見るのはうれしいです。

私のインプラントに関する書籍を近くのコンビニに置いていただいています。

その本を見て来院された方がいました。

その方が言うには、原田歯科では 1800円でインプラントをやってくれると

1800円は 私の本の価格です。

今までにない勘違いだったのでびっくりしました。

先日も難症例をやりとげました。

前歯は骨の厚みが3ミリ、高さが7ミリ、

臼歯は骨の高さが1ミリという難症例で、

予算の関係でデンチャーを入れることをオススメしました。

一般的には、骨の厚みが6ミリ以上、高さが12ミリ以上あると比較的楽にインプラントできます。

この事例が いかに難しいか おわかり頂けると思います。

しかし、どうしても取り外ししない歯を入れてほしいという要望があり、インプラントしました。

しかも1回法で。

少し前に、口腔外科出身の先生が主体の勉強会に出ましたが、このようなケースは2回法、つまり一度骨を造成してからインプラントするので、歯が入るまで1年近くかかります。

しかし、患者さんが1年間も満足に噛めないと体力が落ちてしまいます。

今回は、スリットリフトによるクレスタル・アプローチでピエゾとオステオプッシャーと人工骨とキャスキットと大口式と ありとあらゆる今まで学んだ引き出しから取り出してやり遂げました。

臼歯インプラントには、フランジキャップという薄い円形のキャップを付けて骨にインプラントをしっかり固定し、上顎洞にインプラントが絶対に落ちない工夫をしました。

契約では6本インプラントだったのですが、

3本オマケして9本 入れちゃいました。

時々術中の術者の判断でインプラントをオマケしてしまうのですが、幸い今まで契約違反だろとクレームを受けたことはありません。

前日から多数の器具を準備し、滅菌消毒、術後の器材の整理整頓、いつもしっかり患者さんに説明してくれるスタッフに感謝です。

また、3時間以上の手術を頑張ってくれた患者さんにも感謝です。

半年後には 美味しいものを食べられるようになってください。

器材のことで相談に乗ってくれる業者さんにも感謝です。

インプラントのことだけでなく、入れ歯、デンチャー、歯周病など歯科のことなら何でも相談を歓迎します。

メールでの相談も遠慮なく、お待ちしております。

よろしくお願いします。

ありがとうございます。

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千葉市若葉区桜木2-16-24

医療法人社団青慈会

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原田歯科クリニック

( 桜木消防署近く )

原田幹夫

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からお問い合わせを受け付けております。

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保険の効くインプラントについて質問を受けました。

保険の効くインプラントについて質問を受けました。

インプラントって保険が効くの?

引き寄せ歯医者の千葉の原田歯科クリニックの原田幹夫が動画で詳しく説明します。

著書『えっ!インプラントってこんなに痛くないんだ』から健康保険の効くインプラントについて解説します。

https://youtu.be/C79DsrQk1UY
https://youtu.be/C79DsrQk1UY

264-0028

千葉市若葉区桜木2-16-24

原田歯科クリニック

国際口腔インプラント学会

認定医

原田幹夫

TEL 043 232 9988

以下は、「保険の効くインプラント」のページ

http://www.chiba-anshin-implant.com/implant/insurance.html

からの抜粋です。

こちらも参考にして下さいね;

最近、健康保険の適用になるインプラントについて問い合わせを受けるケースが何回かありました。


結論から言います。
きわめてまれなケースでないと、健保でのインプラント治療はできません。

では、人工歯根の保険適用病院はどこ? どのような場合に保険がきくの?


実は、2013年の日本口腔インプラント学会の学術大会で これに関する東京医科歯科大学のインプラント治療部の歯科医師(実は、原田院長の大学の同級生です:全国規模で活躍している姿を見てうれしかったです)による発表がありました。


この発表の内容が一般の方にはわかりやすいと思いますので、シェアさせていただきます。

保険診療は実に細かい決まり(規制といったほうがよいでしょう)がいっぱいあります。
その中には、歯科の現場で働いているスタッフから見て どう考えてもおかしいだろ!というものも多数あります。
その規則自体が 戦争直後の日本が貧しかった時代に作られて今の時代に全くマッチしてないものがあったり、で 患者さんのためにも医療スタッフのためにもならない内容のものもあります。

それで本題に入りますが、保険適用になるインプラントは口の中の悪性腫瘍、つまりガンなどで顎を大きく失った方だけが対象になります。


また、歯を失った原因がガンによるものだけが対象で、元々歯が抜けていた方がガンになり その結果 顎の骨を失い 骨移植をしてインプラントした場合は保険適用にはなりません。

さらに話が複雑になるのですが、口の中がガンになって歯を失った人がすべて健保でインプラントできるわけでもありません。


残念ながらむし歯や歯周病、外傷で歯を失った場合(このケースが歯を失うほとんどの原因です)は、保険はききません。


インプラントの保険適用病院は一部の大学病院などの大きな施設に限られます。

先に申し上げた通り、健康保険のルールはきわめて複雑怪奇で われわれ医療スタッフにとっても納得いかないことだらけです。


従って、もし悪性腫瘍等で顎を切除された方で詳しい情報をお知りになりたい方は、現在かかられている病院でインプラントの保険適用について質問されて下さい。
これは私 原田の類推なのですが、恐らくこれに関しては歯学部附属病院、つまり口腔外科と補綴科があるところ、できればインプラント治療部も併設している医院が詳しいと思います。