前歯に隙間があると運が逃げるのか?

こんにちは

原田歯科クリニックの原田です。

2020年は色々なことがありました。多くの方に来院いただけたことに感謝いたします。

あなたは、2021年は運が良くなりたいですか?それとも不運になりたいですか?

実は歯をちょっと治すだけで運が良くなるとしたら、……。

上の前歯に隙間がある人っていますよね。有名人では、マドンナ、アンナ・パキンなど。

ところがこの前歯の隙間は国によっては、以前は幸運をもたらすと言われていたことがありました。

例えば、フランスでは「幸運の歯」、オーストラリアでは「冨の表れ」、アメリカでは「セクシー」と言われていたとか。

しかし、ちょっと考えてみてください。少し前まで日本では八重歯がチャーミングだと言われていたことがありました。

デビューしたときの松田聖子さん、小柳ルミ子さん、石川ひとみさんは八重歯でした。しかし、今では3人とも八重歯ではありません。

欧米では昔から八重歯はドラキュラを思い起こさせる気味の悪いものと考えられてきました。やっと日本も追いついてきたわけです。

中国では、昔から前歯に隙間があると、そこから運が逃げてゆくと信じられていました。

また、ある人相に関するサイトには、前歯のすきっ歯に関して次のように書かれています。

せっかくチャンスがめぐってきてもそれを生かせなかったり、お金が入ってきてもたまらなかったり、結婚してもうまくいかなくなることがあります。

集中力が続かず気持ちに締りがなく、散財しやすい傾向があります。また涙もろい一面もあります。

上前歯の隙間は、笑うと愛嬌はあるものの、運勢的にはその隙間から気力やエネルギー、金運が逃げていくことをあらわしています。(引用はここまで)

実際、この写真のスーパーモデルさんを見て、私は全然魅力を感じません。

欧米でも最近はこの前歯の隙間を閉じる傾向があるそうです。

歯並びがきれいな方が良くない歯並びよりもずっと良い印象を与えますし、きちんとしている人だなと第一印象を持ちます。

そしてこの前歯の隙間は、今では透明なマウスピース矯正(インビザラインなど)で早ければ数ヶ月で目立たずに治すことができるので、やらない手はありませんね。

すきっ歯_目隠し

https://puresmile.org

透明なマウスピース矯正なら千葉市の原田歯科クリニック

マウスピース矯正を勧める歯医者はアパレルショップの販売員!?

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こんにちは

原田歯科クリニックの原田です。

今年はオンラインの勉強会が多く実施されています。自宅にいながらにして学ぶことができるので、会場までの往復の時間が節約できて読書の時間が増えてうれしいです。

先日ある歯科の業界専門の冊子を興味深く読みました。

投稿していたのは年齢約70歳の矯正歯科専門医です。

矯正専門になって40年はたっているので、相当のベテランです。

彼は矯正患者さんの治療計画を立てるときに、模型の歯を糸ノコで分割して理想的な歯並びに動かして、これを患者さんへの説明で使っているそうです。

これは専門用語でセットアップモデルと言うのですが、要するに模型でビフォーアフターを見せるためにこうした説明をしているのです。

彼の言葉を借りるとこんな手間のかかることをやっている矯正歯科医師は非常勤ではほぼゼロだそうです。

 私もこのセットアップ模型を歯科大学の学生の時に見たことがあります。

本当に手の込んだ作業です。

ただ、これはあくまでも石膏でできた模型の上でやっている作業です。

実際にこのセットアップ模型通りにすべての患者さんの歯が動くのかというと疑問に思います。

人間の体はプラモデルではないのですから。

今回の投稿で彼は最近世界中で増えているマウスピース矯正を批判しています。

マウスピース矯正は透明な取り外しできる装置を使って歯を動かすもので、ワイヤーを巻く矯正に比べて目立たない、痛みが少ない、症例によっては治療期間が短くなるといった特徴があります。

審美を重視するアメリカでは矯正歯科の学会に行くと、演題や業者展示ではこのマウスピースに関するものがとても増えています。

一方、日本矯正歯科学会では未だに昔ながらの矯正が幅をきかせています。

以前に投稿したことがあるのですが、ある70代の矯正歯科の重鎮が友人の歯科医師に向かって「お前がマウスピース矯正をやるなら絶交する」と言ったそうです。言われた方(こちらは70代の一般歯科でのカリスマ的な歯科医師です)が本人の口からそうおっしゃってました。

先程のセットアップ模型を作っている矯正歯科医師の話に戻ります。

彼が今回の投稿に書いていたことを紹介します。

マウスピース矯正のインビザラインは過去の世界中の症例のデータから、AI が至適な治療法を算出し、6ヶ月の治療期間ならその間に毎週付けかえるマウスピースをまとめて医院宛に送付し、歯科医師は月に1回点検や調整をするものです。

これは世界中の矯正専門医も多く取り入れている治療法です。

彼は一般歯科医が、矯正専門医のテリトリーに入って来るのが気に入らないのか、こんなことを言ってました。

毎月患者さんにきちんと装置を付けるように動機付けするだけの(実際は、きちんと歯並び・咬合の管理・むし歯予防処置などもしています)歯科医師は、アパレルの店員みたいなものだ。

もちろん、マウスピース矯正ですべての患者さんを治療できるわけではありません。また、時間をかけてセットアップ模型を作っていることは尊敬に値します。

しかし、歯科の業界でもデジタル化が進んでいる中で、マウスピース矯正を全否定するってどうなのかなと思います。

実際、原田歯科クリニックで導入しているインビザラインゴーもきちんと適応症を選んで使っていますし、今まで全員がきれいな歯並びを約6ヶ月で手に入れています。

また、口腔内スキャナーでお口の中をスキャンすると装置ができてくるので、昔の苦しい型取りをしなくてすみます。

良いもので安全性が認められているものならば、患者さんにとってもメリットが大きいのでやるべきだと思いませんか?

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