酒飲んで寝ると肩や首の痛みが消える!?歯が背中や腰の痛みの原因。

こんにちは

原田歯科クリニックの原田です。

先日やたらと首がこる日が続きました。

別に首を寝違えたわけではありません。

自分ではその理由がわかっています。

それは歯が原因です。

と言ってもむし歯ではないです。

最近知らず知らずのうちに上下の犬歯を接触させていることがあります。

本来 何もしてないときは、上下の歯の間には1ミリ程度のすきまがあるのが正常です。

歯と歯が接触するのは食事のときだけです。

ただ、何かに熱中しているときに無意識に上下の歯を接触させてしまいます。

夜寝ているときも無意識に上下の歯をこすり合わせているかもしれません。

これがかなり問題なのです。

上下の歯を合わせるだけで口を開閉させる筋肉が太くなります。

この筋肉は口の周囲から首、そして肩や背中につながっています。

口の周囲の筋肉に必要以上のストレスがかかると

これが原因で首や肩、背中、さらには腰が痛くなることは決して珍しいことではありません。

もちろん、他の原因で 首、肩、背中、腰が痛くなることはあるので、きちんと検査することは大事です。

さて、その首がこった日にあるお祝いがあり、お酒を飲みました。

実は、このお祝いのイベントで私はあることを期待しました。

それは、これで首のこりが治るはず でした。

そして実際、飲酒した2日後に首のこりは消えました。

理由はこうです。

飲酒すると鼻の粘膜が充血し鼻がつまりやすくなります。

そうすると必然的に口呼吸になり、くちポカーンの状態になります。

良く言えばリラックス状態です。

この状態では寝ている間でも上下の歯が接触することはありません。

歯ぎしりが原因の首、肩の痛みが出たら、また何かをお祝いしてお酒を飲もうと思います。

砂糖は覚醒剤!? ジャム作り体験で知った衝撃の事実

砂糖は覚醒剤!? ジャム作り体験で知った衝撃の事実

北海道は富良野に行ってきました。

富良野と言えばラベンダーやファーム富田を始めとするお花畑が有名です。

北海道の真ん中にある町です。

北海道の真ん中というとさぞかし田舎なのかと想像していました。

しかし、行ってみると意外にも家や飲食店、ショッピングセンターが立ち並んでいて、

ダウンタウンにいる限りは都会とあまり変りません。

しかし、車を少し走らせると雄大な自然が広がっており、

遠くには噴火を続ける十勝岳を望むことができます。

そんな富良野でストロベリー・ジャム作り体験を原田歯科のスタッフとしてきました。

何せ料理などしたことがない私ですが、他の約30名の参加者と一緒に赤いエプロンをつけて楽しくジャムを作りました。

フライパンにイチゴと砂糖を入れて

焦げないようにしながら加熱します。

中には中国からのお客様もいて、

中華鍋よろしくフライパンを左手で上下させようとする方もいましたが、

違うって フライパンは置いたままで 料理素人の私でも

無事作り上げることができました。

保存料などは無添加のストロベリー・ジャムの出来上がりです。

自分で作った思い入れもあるのか、とても美味しかったです。

瓶に詰めて家に持ち帰りました。

ただ、そこで感じたことがあります。

直径約25センチのフライパンに こんなに大量の白砂糖を入れるんだ。

よくスポーツドリンクや缶コーヒー1本にスティック・シュガー10本分の砂糖が入っているので、歯や体に良くないという話を聞きますね。

しかし、直径約25センチのフライパンに入れた砂糖の量はそんなものじゃありませんよ。

これで小さなボトル2本のジャムになります。

食パン1枚に乗せるジャムには、スティックシュガーにして

2本分くらいの砂糖は平気で入っているのではないかしら。

確かにイチゴの酸っぱさや甘みと調和して美味しいです。

そもそも食パンにだって砂糖が入っています。

こういうものを食べ続けていたら、そりゃ体に良くないよなと思いました。

ただ、意識するしないにかかわらず、砂糖は毎日平気で摂取してしまいますね。

また、1度砂糖の味を覚えてしまったら、アスパルテームなどの代用糖では

物足りなくなるのはわかります。

以前、米国で口腔と全身の関連に関する研究会に出たときに

ダイエット・コーラの話が出ました。

ダイエット・コーラにはアスパルテームなどの代用糖が入っているのですが、

結局物足りなくてたくさん食べたり、飲んだりしてしまうそうです。

自己管理するしかないですね。

白砂糖がいっぱい
白砂糖がいっぱい

歯科用金属が原因で 遅延型の金属アレルギーにより 脱毛が生じてしまう!?「ザ!世界仰天ニュース」 という番組で報道されました

以前 「ザ!世界仰天ニュース」

という番組で歯科用金属が原因で

遅延型の金属アレルギーにより

脱毛が生じてしまうというニュースが

取り上げられてました。

当院ではここまでの症状が現れた

患者様はいらっしゃいませんが

病院で金属アレルギーと診断を受け

口腔内の金属を全て外し・・・

メタルフリーにされた患者様が

いらっしゃいました。

昨年 ちょうど日本の歯科保険治療で

使用されている金属について

ブログで紹介された記事が

ありましたので再度 ご紹介したいと

思います。

日本人の口腔内に多く

使用されている保険の銀歯・・・

12%金銀パラジウムという

金属ですが・・・実は世界の中で

日本でしか使用されていません。

この金属に含まれる成分は

金12%

パラジウム20%

銀50%

銅16%

その他

2%(亜鉛、インジウム、イリジウム等)

・・・いわゆる銀合金

 

銀は腐食しやすい金属なので銀の

耐蝕性を補うために金を・・・

銀のもろさを補うために

パラジウムを・・・

しかしパラジウムという金属は

リンパ球幼若化テストという

金属アレルギー検査では約半数の

人に陽性反応が出ます。

ドイツやスウェーデンでは保健省が

歯科業界に対して「幼児及び妊婦に

銅を含有するパラジウム合金と

水銀・銀アマルガム合金を

使用しない」という勧告を行ないました。

 

ドイツなどの医療先進国では

パラジウムが体に与える悪影響を考慮して

パラジウムフリー

(パラジウムを含まない、パラジウム0%)の

金属を使うことを強く推奨しており外国製の

日本向けの歯科金属のパンフレットでも

「この金属はパラジウムを含みません」という

ことをわざわざ謳っているほどパラジウムは

身体に良くないと広く認識されています。

 

また 一見問題なさそうでも金属は不透明で

中が見えないため外してみると虫歯が進んで

いることがよくあります。

 

これから紹介する写真はあまり自覚症状は

なかったのですが審美的な理由などで

金属を外した直後の写真です。

外してみると その中は・・・(>_<)

パラジウム合金 パラジウム合金除去でむし歯

 

このような歯を当院では

ダイレクトボンディングやオールセラミックスで

治療を行っています。

以上、尊敬する青島先生の記事をシェアさせていただきました。

ありがとうございます。

歯ブラシの種類ありすぎ!

こんにちは

歯科医師の原田正和です。

 

ちょっと暖かくなってきましたね。

衣替えをしたいところですが、また寒くなるような気がして未だにコートをクリーニングに出せずにいます(笑)

 

新学期になって気がつかないうちにストレスを感じる方も多く、最近は食いしばりが原因で歯がしみると訴える方が増えています。

 

 

さて、先日歯科とは関係のない友人と食事に行った時に『歯科医師って何使って歯磨いてるの?』と聞かれましたので、今回は私が普段使用しているグッズを紹介します。

 

 

ずばり、これです!

スクリーンショット 2017-05-08 8.57.28

左から順に

・タフト24

・アパガードリナメルのホームケアペースト

・デンタルフロス

です。

 

歯磨きペーストの紹介に関しては今回は割愛させていただきます。

 

さて、このタフト24という歯ブラシは結構安いわりに磨いたあとの”磨けている感”がすごいので、私はずーっとこればかり使用し続けています。何度か他のブラシに浮気しましたが、これ以上にツルツルになるものに出会えずに、結局タフト24に戻ってきます笑)

歯ブラシは人によって使いやすいもの使いにくいものがありますので、何を使うのが正解とかはないです!

 

ただし!!!!

歯ブラシだけでは口の中の汚れを全て落としきるのは不可能です。歯科医師である私でもそれは不可能です。

 

虫歯の予防のためにフロスの使用をおすすめします。

使ったことがない方は想像つかないかもしれませんが、歯を磨いたあとにフロスを使用すると、とれた細菌の塊はすごく臭いです。

 

普段フロスを使用しない人は、その臭いを外に放っているわけです・・・。

そもそも歯と歯の隣り合う面はフロスなどでないと磨くのが困難なので、そこに虫歯を作ってしまう方が多いです。歯科医師は毎日そういった部位から波及した虫歯が原因で崩壊してしまった歯の治療を行っています。

 

 

 

頬や舌の状況・唾液の質・歯並び・手先の器用さ・歯周病の状態などさまざまな要因によって、その人の歯磨きの仕方はかわりますから、虫歯を作る前にぜひ歯科医院を受診してくださいね。

他の先進国では定期検診は当たり前の文化です。悪くなってからの治療ばかりしている先進国は日本だけです。

一生健康に過ごすためにも、まずは歯磨きの確認からはじめましょう。

 

http://www.e–smile.jp

 

原田正和