こんにちは
乾燥した空気の日が続きますね。
カゼをひいてのどの調子がいまひとつの方もいると思います。
以前のどの調子がイマイチの時に耳鼻科を受診したことがあります。
その時に担当のお医者様がポロッとおっしゃいました。
「トローチより市販の のど飴のほうが効くんだよね」
確かに私の経験でもお医者様で処方されたトローチやドラッグストアでのどの痛みに効くと書かれているタブレットをなめても のどの痛みが急に改善された経験は記憶にありません。
むしろ、スーパーマーケットで普通に売っている のど飴のほうが即効性があります。
もちろん、医師に処方されたトローチやドラッグストアで売られているタブレットには薬効成分が入っているのでしょうが。
さて、この季節に歯科医院を受診される方でも のど飴をなめている方が大勢います。
その中には、今までと違って口の中がサッパリ感がなくなったり、むし歯が多発してしまうケースもあります。
これは、砂糖入りの のど飴を朝から晩まで毎日なめ続けているために、急速にお口の中の環境が悪化したと考えられます。
本当に対処に困ります。
根面カリエスといって歯ぐきとの境目のところに何本もむし歯ができてしまう方もいます。
それが歯と歯の間にできたりすると 治療はとても大変です。
詰め物では対処できず、歯をたくさん削って被せ物(冠:クラウン)を入れないといけないケースもあります。
かぶせたら問題が解決されたわけではありません。
ずっとのど飴をなめ続けると被せ物(冠:クラウン)と歯との境界部分から また別のむし歯ができてしまいます。
対処法はあります。
それは、砂糖が入ってないのど飴に切り替えることです。
できればキシリトール入りのものがオススメです。
ただ、これらのものには果糖も含まれているものがあり、この果糖も砂糖ほどではないにせよ むし歯の原因になりえます。
寝る前に適正濃度のフッ化物(フッ化ナトリウムなど)の入った歯磨きペーストで歯を磨くこともむし歯予防に必要です。
最近はフッ化物が欧米並に1450ppm という適正濃度 含まれている歯磨きペーストが歯科医院やドラッグストアで容易に手に入る便利な世の中になりました。
もちろん、自分ひとりでできることには限界があるので、むし歯や歯周病の予防管理をきちんとやっている千葉市若葉区の原田歯科で定期的なチェックアップを行えば、快適ですね。
では、あと1か月ちょっとで春分の日です。
春は近い、春は近い、足音が近いという昔のヒット曲がありましたが、早く暖かくなることを期待します。
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