気温が高くなってきましたね。これから6月、7月になれば気温が上昇し、熱中症の患者さんが増えます。
今年は夏でもマスクを付けている人が増えるでしょうから、熱中症で搬送される人が増えないか心配です。
新型コロナが下火になっていればよいのですが、そうでないと医療機関は現状大変な状態でしょうから、受け入れ先の病院が決まるまで時間がかかる恐れがあります。
熱中症は家の中でもかかります。
予防するには、温度を下げる、水分をマメに補給する、適度に塩分を補給するといったことが必要です。
のどが乾いたかどうかに関係なく、こまめに水分補給することが特に高齢者や子どもの場合、必要です。
ここで注意すべきことがあります。
それは、スポーツドリンクです。
スポーツドリンク 500cc には、角砂糖 5~8個分の砂糖が入っています。これを毎日摂取していたら、糖分の取りすぎになります。これはカロリーオーバーであるだけでなく、むし歯や糖尿病の原因にもなります。
砂糖を摂取しすぎると血管が弱くなるのです。
熱中症の初期の症状は、めまい、立ちくらみ、こむら返り、手足のしびれです。この症状が出たら、温度を下げるか涼しい場所に移動し、水分や塩分を補給することが大事です。
きちんと対策をして熱中症を予防したほうが良いと思いませんか?