予防・メンテナンス・保存治療
投稿日: 2017年12月14日
きちんと歯を磨いているのに、むし歯や歯周病(歯槽膿漏)になってしまう。おかしいと思いませんか?
歯の痛みが突然あなたに襲いかかってきたことはありませんか?
何でもなく静かなときにお口を診せていただくことは、とても大切なことだと感じています。
当クリニックのスタッフは、いつも一つになって、ムシ歯や歯周病が現れてこないように、3ヶ月に一度のリズムでお口のチェックを行ない、光り輝く口もとがいつまでも続くように心がけています。
あなたの美しく、爽やかな口もとから出てくる言葉は、きっと魅力的なものとなるでしょう。
メンテナンス、定期健診は美容院感覚で、絶対に痛みを与えないようにしております。
歯のクリーニングは歯を長持ちさせるだけでなく、とにかく気持ちが良いので長く続けている方が多いです。
- 毎月 歯のクリーニングしてもらうようになってから歯ぐきから出血しなくなりました。
- 歯のクリーニングは私の毎月の習慣になりました。
- ここは極上の場所、濃密な時間に身を置くことの大切さを誰よりもよくご存知のあなたにおススメします。
- 歯のクリーニング・パーフェクトコースを受けてから大切な人と素晴らしい時間を共有するのが私の楽しみです。
- 定期的な歯のクリーニングは自分へのご褒美です。
ドライバーズシンドロームとは?
ドライバーズシンドローム Driver’s Syndrome とは院長の造語です。
この言葉の中には むし歯予防、歯周病予防を考える上でとても大切な意味をこめています。
笑顔スマイル空間、原田歯科クリニックは、駅からちょっと離れた住宅街にあります。
医院からそう遠くないところにはトヨタ、日産、ダイハツ、ホンダ、 マツダ などの自動車販売店、中古車屋さん、自動車修理工場、車検屋さん、板金工場などもあり、買い物や食事に行くにも バスや自動車を使うまさにクルマ社会です。
また最近では宅急便が普及しており、当クリニックの患者さんの中にもこうした宅急便やトラックの運転手さんが大勢来院されます。
ところが、こうして来院されるドライバーの方のお口の中の状態は、とてもよろしくない場合が多いです。
なぜでしょうか?
まず彼らの仕事は朝早くから夜遅くまで長時間労働です。
体に対するストレスは相当なもの、また眠気防止のため缶コーヒーを飲まれる方が多い。
缶コーヒー1本あたりスティックシュガー2,3本分の砂糖が入っていると言われています。
これを1日に5本も6本も飲んだら、砂糖の摂取量はかなりのもの。
これでは歯だけでなく、体への悪影響も相当なものです。
そして歯が悪くなっても忙しくてなかなか治療に行くことができないため、むし歯や歯周病はどんどん進行してしまいます。
夜はきっと疲れて寝る前に歯を磨かないで寝てしまう人も多いのではないでしょうか。
仕事のストレス、不規則な食事、砂糖入り飲料の頻繁な摂取、歯磨きしない……
これって歯が悪くなるすべての条件のオンパレードです。
飲み物は日本茶(お茶にはフッ素も入っています)
キシリトールのガムやタブレットを仕事中でも摂取しましょう。
歯磨き時にはフッ素入りペーストを忘れずに……
という比較的手間のかからない予防法だけでもやってくださいね。
歯の定期メンテナンスを
ここに1つの表があります。これは、欧米人と日本人の永久歯のむし歯にかかったことのある歯の本数と砂糖の消費量とを比較したものです。
12歳のむし歯経験本数 | 砂糖消費量(kg/人/年) | |
---|---|---|
フィンランド | 1.2 | 42 |
アメリカ | 1.8 | 36 |
スイス | 2.3 | 46 |
日本 | 4.9 | 26 |
日本人は欧米人に比べてむし歯が圧倒的に多いことがわかります。
それでは アメリカやヨーロッパの人たちは、日本人よりも甘いものを食べないし、よく歯をみがくのでしょうか?
砂糖を含んだ食品を 飲んだり食べたりする量は、むしろ欧米人の方が多いことがわかります。
たとえば スイスのチョコレートは世界的に有名ですし、アメリカ人はマクドナルドで アイスクリームやアップルパイ、甘いジュースなど、歯の健康のためには最悪なものをバクバク食べていますが、私たちよりも歯の状態は良いのです。
これは、「体質」なのでしょうか?
アメリカには日系を含めアジア系の人がたくさん住んでいますが、彼らの歯は私たちよりもずっと健康です。
では、この違いは何なのでしょうか?
ひとつには欧米では歯の定期検診のシステムが普及していることが挙げられるでしょう。
つまり悪くなってから歯科医院に行くのではなくて3ヶ月に1回、6ヶ月に1回というふうに 定期的に歯科医院で点検してもらい、それによって むし歯や歯周病(歯槽膿漏)を早期発見、早期治療できる、その結果、通院回数や治療費も少なくてすむことになるのです。
歯周病(歯槽膿漏)については、今では中程度迄のものなら十分に治りますし、重度のものでも できるだけ抜かないで維持することができるようになっております。
当クリニックでも 従来より定期検診には力を入れており、最近では 自覚症状がなくても 定期的に通院する方がかなり増えて来ました。
歯が健康であれば、おいしくものを食べることができ 活動的になり、毎日楽しく過ごすことができます。
偏頭痛、腰痛、高血圧等が歯や歯並び、噛み合わせを治療したら治ってしまった事例もたくさんありますし、実際の年齢より若く見える人が歯が丈夫だったり、いい歯並びをしていることが多いのも事実です。
皆さんがずっと健康な生活を送ることができるよう当クリニックのスタッフ一同祈っております。