千葉市のインプラントで誤嚥性肺炎予防

投稿日: 2019年11月22日

インプラントなら誤嚥性肺炎にならない?
入れ歯だと誤嚥性肺炎になる?

高齢者が亡くなる大きな原因のひとつとして誤嚥性肺炎があります。

これは本当にこわい病気です。
実は私のおじは誤嚥性肺炎を発症してわずか2日で亡くなりました。
父も誤嚥性肺炎で亡くなりました。

なので、とても身近な問題です。

インプラントを入れたら終わりでなく、その後はきちんと歯磨きする必要があります。
ただ、これは歯がある人なら普通は歯ブラシすると思うので、毎日習慣化すれば必要以上に神経質にならなくても良いかもしれません。
ただし、歯磨きが自己流になるのは誰にでもあり得るので、少なくとも3か月に1回、歯周病で歯を失った人なら毎月の歯科医院での定期管理は絶対に必要です。

たまに寝たきりになったら、管理できなくなるからインプラントはしないほうが良いと言う方がいますが、実際は管理できてない入れ歯は誤嚥性肺炎の大きな原因になります。
また、私自身が仮の入れ歯を入れたことがあるのでわかるのですが、入れ歯だとしゃべりづらい、噛めないなど生活の質がとても低くなります。

よく噛めない = 内臓に負担がかかる。姿勢が悪くなる、体が歪む など何ひとつとして良いことはありません。

 

入れ歯の手入れを毎日しないと 過去1年間の肺炎のリスクが
1.3倍高かった ~世界で初めての一般高齢者における研究~

今までデンチャーをきれいにしないと誤嚥性肺炎のリスクが高まるという研究はいっぱいありましたが、ほぼすべて施設に入所している老人が対象の研究でした。

今回紹介するのは、施設に入ってない人が対象の研究です。

入れ歯の手入れを毎日しないと
65歳以上で1.3倍、
75歳以上で1.58 誤嚥性肺炎のリスクが高まります。
https://research-er.jp/articles/view/83375

東北大学の研究ですが、
本研究成果は 2019 9 24 日に国際科学雑誌 Scientific Reports に電子版が掲載されました。
とあるので、信憑性は高いと見て良いでしょう。

この記事では、

要介護状態にない人でも、入れ歯を使っている人は、手入れを毎日行うことが肺炎の予防につながる可能性があります。また定期的に歯科医院で、入れ歯の状態のチェックや、家庭でとれない歯石などの入れ歯の汚れを除去してもらうことも大切でしょう。

と結論づけています。

歯科の世界にいる人なら、インプラントだって毎日のお手入れと定期検診が大事だと言うかもしれません。
ただ、インプラントが入っている人は歯間ブラシやスーパーフロスのような補助清掃用具を使うかもしれないが、基本歯ブラシは毎日やる。
歯磨きはインプラント以外もやる。
その時にインプラントも歯ブラシで磨く。

入れ歯ははずしてまで毎日磨くのは面倒
入れ歯を磨いても、きちんと磨けているかは不明

実際 入れ歯で金属部分やプラスチック部分にものすごい汚れがついている人がいますね。
だから、確かにインプラントのほうが普通に本人が歯磨きして、定期検診に来ていれば 誤嚥性肺炎のリスクは減るのかもしれません。
誤嚥性肺炎にかかるリスク、生活の質といった総合的なことを考えるとインプラントは価値がある治療法だと思いませんか?。

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