麻酔注射が効きにくい人がいるのはなぜ?
投稿日: 2018年11月12日
麻酔注射が効きにくい人がいるのはなぜ?
Q・
先日、 歯科医院で麻酔を受けたのですが、よく効かず、追加の注射が必要でした。
麻酔がなかなか効かなかったのはお酒に強い私の体質のせいでしょうか?
歯科医師が下手だったからなのでしょうか?
A・
いわゆる「歯科の麻酔」の浸潤麻酔は、歯槽骨によくしみこませなければならず、骨の表面が厚く硬い方には効きにくいのです。
また、炎症がひどい場合も効きにくいです。
注射の腕や体質とはまず関係ないでしょう。
歯科医師が麻酔を追加して注射したのは、歯科医師の腕が悪いからでも、患者さんがお酒に強いからでもなく、骨の質がとてもよいのだと思います。
麻酔の決め手は患者さんの「骨の質」。
ただ、麻酔の効きは、炎症の程度も影響するので、早めの受診をこころがけましょう。
原田歯科クリニック|千葉市若葉区
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