誤嚥性肺炎と歯の関係?
投稿日: 2018年11月22日
飲み込む機能が低下すると、食べ物や唾液が気管へ入り込んでしまいます。
口の中の細菌が肺の中に入り、炎症をおこすことを誤嚥性肺炎といいます。
本来は、食道に送られるべき食べ物が気管に入り、その細菌が肺に入り込んで炎症を起こしてしまうのが誤嚥性肺炎です。
この誤嚥性肺炎は食べ物だけではなく、寝ている間に飲み込む唾液によっても起こります。
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肺炎は日本の死因第3位
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2015年度の厚生労働省の人口動態統計によると、「肺炎」は日本人の死亡原因の第3位でした。
また、肺炎で亡くなった方の96.9%が65歳以上でした。
さらに、高齢者の肺炎の約70%は、誤嚥が原因だと言われるほど、起こりやすい症状です。
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誤嚥性肺炎の予防&食事のポイントとは?!
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◆予防のポイント
①口腔ケアで口の中の細菌を減らす
②入れ歯をきれいにする
③舌・頬・のどを鍛える
◆食べ方のポイント
①一口の量は無理なく食べられる量に
②しっかり噛んで唾液をよく混ぜ合わせる
③姿勢よく、食べることに集中
噛んだり、飲み込むための筋力を鍛えて、誤嚥性肺炎を予防しましょう!
原田歯科クリニック|千葉市若葉区
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