糖尿病のカギは歯みがき?
投稿日: 2018年11月28日
近年の研究で、糖尿病の発症の鍵は「歯みがき」にある、ということが分かってきました。
正しい歯みがきを行い、口の中をきれいな状態に保つことで糖尿病の発症リスクを下げることが出来ます。
朝食後や就寝前など、毎日の歯みがきを欠かさない人は多いと思います。
しかし、歯みがきが十分でないと、歯と歯茎の間にあるプラークをしっかり除去できません。
いくら“自分は毎日きちんと歯を磨いている”と思っていても、プラーク内の歯周病菌が繁殖し、歯周病を発症してしまいます。
さらに、歯周病菌が歯茎に侵入すると、これに対抗するため炎症が起き、炎症物質が体内で作られます。
この物質が血管を通じて全身をめぐると、血糖コントロールを行なうインスリンの働きを妨げてしまいます。
そのため、血糖値が上昇して糖尿病を発症しやすくし、さらに悪化させることがわかってきています。
「歯みがき」を侮ってはいけません。
毎日の歯みがきを徹底することで、糖尿病など重大疾患の発症リスクを下げることが出来ます。
最近歯医者さんに行っていないな…という方は、是非歯科検診に行ってみましょう。
正しく歯を磨けているかなど、色々チェックしてもらう良い機会になります。
もちろん、定期的に歯医者さんでクリーニングしてもらうのも効果的です。
原田歯科クリニック|千葉市若葉区
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