神経を取ったのに、なぜ痛いの?

投稿日: 2018年9月17日

「歯の神経を取ったのに、なんで痛いの?」

歯の神経を取ったのだから痛いはずがないと思われるかもしれません。
しかし、根管治療は根の周囲に刺激が加わるため、治療後しばらく痛むことがあります。
また、時間が経過してからも以下のような理由で痛みが続く、あるいは新たに痛くなることもあります。
その痛みの原因には幾つか理由があります。

1.細菌が根に残っている
根の中の形は大変複雑です。枝分かれしていたりカーブがあり、器具が届かず細菌が取りきれないことがあります。

2.新たに細菌が根の中に進入した
詰め物やかぶせ物が緩んだり、むし歯ができたり、歯にひびが入ったりすると、そこから新たに細菌が入り込んできます。
これらの場合は、細菌の刺激で根の先端付近に炎症が起こり痛みが生じます。

3.歯髄が残っている
根の中は非常に細く、その数や位置は歯や人によりまちまちです。そのため、発見が難しかったり、器具が先端まで十分に入らなかったりすることがあります。

4.歯が割れた
神経を取った歯は加齢とともに歯が割れやすくなります。ヒビに感染が生じると周囲の顎(あご)の骨に炎症が起きます。

5.痛みを感じる神経に問題がある
歯の根の治療に問題はなくても、痛みが消えないことがあります。歯の周囲の神経や痛みを判断する脳内に何らかの異常が生じ、痛みを感じていることがあります。

このように、いくつかの理由があります。
その痛みを放置せず、痛みが続くようであれば歯医者さんで診てもらいましょう。
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歯の治療が終わったのに痛みが治まらない、などの症状がある場合などお気軽にご相談ください。

原田歯科クリニック|千葉市若葉区
043-232-9988

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