知覚過敏かも?!
投稿日: 2018年10月15日
むし歯じゃないのに歯がしみる。
「歯ブラシの毛先が触れた」
「冷たい飲食物を口にした」
「熱い飲食物を口にした」
「甘い物を食べた」
「冷たい風にあたった」
など…
知覚過敏では様々な刺激が歯の痛みの原因となります。
「虫歯じゃないのになんでしみるの?」
まず基礎知識として歯は外側からエナメル質、象牙質、歯髄(神経)という構造になっています。
健康な歯の通常見えている部分はエナメル質という硬い層で覆われているため、刺激を与えても痛みを起こすことはありません。
しかし、通常歯茎の下に隠れている歯根の表面にはエナメル質が存在せず、象牙質が露出していることがほとんどです。
この象牙質は無数の細い管の集合体で成り立っています。
歯が刺激を受けると、その管の中の刺激伝達物質が外部からの刺激を神経まで直接伝えることによって、痛みとして感じてしまいます。
つまり、刺激をうけると痛みを感じる象牙質が外部に露出すると、ふとした刺激でしみるような痛みを感じるようになるのです。
虫歯の場合、虫歯菌によって歯が溶かされて象牙質が露出することによって痛みを感じます。
「もしかしたら、知覚過敏かも…」
そんな時は、迷わず歯科医院に受診しましょう。
原田歯科クリニック|千葉市若葉区
043-232-9988