癒合歯ってなに?
投稿日: 2018年10月6日
癒合歯(ゆごうし)とは
本来1本ずつ生えてくる歯が2本くっついて生えてしまっている歯のことを言います。
癒合歯は乳歯において頻度が多く現れ、健診で診断されるお子さんが多いです。
癒合歯がある場合、正常に生えた子と比べ、永久歯への生え変わりの時期や歯並びに大きく影響する場合があります。
後から生えてくる永久歯に問題がでることもあります。
癒合歯の場合、45%の確率で永久歯が存在しないと言うデータがありました。
その結果、将来的に歯の数が正常ではなくなり、歯並びや噛み合わせに影響がでる可能性があります。
癒合歯があることを、わかっていれば今後起こりえる永久歯へのリスクに対して、慌てず判断ができるはずです。
癒合歯の場合は乳幼児から生え変わりまで定期的な観察が必要になります。
生え変わりのタイミングでの対応、処置はかかりつけの歯科医に相談しておきましょう。
原田歯科クリニック|千葉市若葉区
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