口腔外傷の応急処置
投稿日: 2018年10月18日
口腔外傷(こうくうがいしょう)の応急処置
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まず、歯が折れ、ゆれ、抜けるほどの衝撃を受けた場合は、
急いで脳や目に異常がないか調べます。
全身を見て、脳と目は優先的な対応を要します。
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子どもや中学生・高校生が前歯を失う原因の第一位が歯のケガです。
歯と口の外傷は、歩きたての1歳、2歳。
やんちゃな9歳前後で最も多く、原因は室内での転倒が最多です。
年齢が高くなるとスポーツ活動の中での外傷が増えてきます。
年齢が高ければ、前歯など永久歯に生え変わっているので、気をつけなければいけません。
永久歯は生涯使う歯です。
もう、生えてきません。
もしも、歯が抜けたとき…
歯は急いで戻せば再び使える可能性があります。
ラップやビニールで包んで乾燥を防いで1時間以内に歯科医院に受診しましょう。
元の位置に正しくもどして、隣の歯と医療用の接着剤で固定し、補強します。
慌てて水道水などで洗わないようにしてください。
水道水は塩素を含むので、抜け落ちた歯を洗うには不適当です。
原田歯科クリニック|千葉市若葉区
043-232-9988