口内炎
投稿日: 2018年10月4日
口内炎ができると口の中が痛くなったり、食べた物がしみたりと、つらい症状に悩まされます。
口内炎とは、いったいどのような状態のときにできるのでしょうか。
それは、頬の内側や歯ぐきなど、口の中や周辺の粘膜に起こる炎症です。
呼吸や食事をすることによって、口の中には、ほこりや細菌、ウイルスなどが侵入しやすくなります。
これらの侵入を防いでいるのが口腔内の粘膜です。口腔内の粘膜がほこりや細菌、ウイルスを絡めとり、咳などで体外に排出しているのです。
しかし、ときに細菌などが侵入し炎症をおこすこともあります。
【口内炎の発症】
1・粘膜を正常に保つためのビタミンの不足、疲労やストレス、ウイルス感染、外的な刺激(知らない間に口腔内を噛んで傷つける、不適切な歯ブラシ方法、熱い食べ物など)などが原因となり、タンパク質分解酵素のプラスミンが発生します。
2・プラスミンが増えると、炎症や痛みのもととなるヒスタミンやプロスタグランジン、ブラジキニンが発生し、血管を拡張します。
3・患部が腫れて、炎症が起こります。血管からヒスタミンなどが漏れ出しやすくなり、むくみや痛みが起こります。
4・炎症が続くと粘膜の表面がただれてびらん状になり、されにその部分がえぐられて口内炎ができます。
口内炎は歯医者さんで診てくれます。
ひどい場合は、迷わず受診しましょう。
原田歯科クリニック|千葉市若葉区
043-232-9988