インフルエンザは口腔ケアで予防できます
投稿日: 2018年10月12日
このことは、まだ、あまり知られていません。
が、口腔ケアとインフルエンザには、深い関わりがあると言われています。
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風邪とインフルエンザは症状も原因も症状もはっきり異なります。
「風邪」は、のどの痛み、鼻水、咳(せき)などの症状を伴う呼吸器の急性炎症です。
発熱、頭痛、食欲不振などが起こることもあります。
健康な人でも年に数回程度かかるといわれています。
「インフルエンザ」は、インフルエンザウイルスに感染することによって起こる病気です。
普通の風邪よりも急激に発症し、症状が重いのが特徴。
インフルエンザに感染すると、1~5日の潜伏期間の後、38℃以上の高熱や筋肉痛などの全身症状が現れます。
健康な人であれば、その症状が3~7日間続いた後、治癒に向かいます。
気管支炎や肺炎を併発しやすく、脳炎や心不全になる場合もあります。
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口腔ケアで、インフルエンザ発症率が約10分の1に!
口腔内には、インフルエンザウィルスが侵入しやすい環境を作る細菌が存在します。
要介護高齢者190名を、歯科衛生士が口腔ケアに介入したグループ(98名)と、しなかったグループ(92名)にわけて比較したところ、
前者のインフルエンザ発症率は約10分の1に抑えられました。
口腔内が乾燥していると、インフルエンザ発症率が約2倍に!
唾液は、口腔内やのどにウィルスが付着するのを防ぎます。
“口腔内が乾燥している人は、そうでない人に比べてインフルエンザに約2倍かかりやすい”
という調査結果が出ています。
つまり、プラークコントロールが良好で口腔内がうるおっていれば、インフルエンザの予防が期待できるのです。
原田歯科クリニックでは、歯科衛生士さんが
集中歯周病ケアや、歯のクリーニングなどを徹底して診てくれます。
安心して通院ができますよ(・∀・)つ
原田歯科クリニック|千葉市若葉区
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