どんな食べ方をしていますか?
投稿日: 2018年10月19日
あなたは、どんな食べ方をしていますか?
下のような食べ方をしている人は要注意です。
1.食べものをボロボロとこぼす
原因は舌で食塊を包みこめないからです。
ガムでガムの塊を丸められるように練習してみましょう。
2.食べるのが遅い
原因は食べるのが遅いからではなく、食べ物を飲み込めないからです。
飲み込めない原因は、嚥下反射がないからです。
ゴックンが、なかなかできないということ。
嚥下反射は舌の後方1/3にある、舌咽神経により現れます。
大臼歯で臼磨運動(うすすりうんどう:臼歯に食べ物をのせて歯ですりつぶす)が進行して、食塊が小さくなると嚥下反射(えんげはんしゃ:飲み込む)が起こります。
食べるのが遅い子は奥歯ですり潰す運動がないからです。
奥歯でしっかり食べ物をすり潰すようにお子様に話ましょう。
3.食べるのが早い
原因は食塊を流し込んでいるからです。
飲み物を、飲みのみ流し込んでいるかもしれません。
食事中に水や麦茶を飲みながらではなく、食べ終わったら飲むようにしましょう。
前歯で噛み切って、奥歯ですり潰す食べ方が出来ず、奥歯だけで噛んでいると、すぐに飲み込んでしまいます(嚥下反射が起こるため)。
上手な食べ方を練習するには、食べ物の大きさがポイントです。
小さく切って、食べやすくするのではなく、ある程度の大きさのものを自分の前歯で切って食べられるように、工夫しましょう。
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原田歯科クリニック|千葉市若葉区
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