こどもを歯医者に連れて行くタイミングとは?
投稿日: 2018年10月3日
こどもを歯科に連れて行くタイミングというと、歯を痛がっているなど、虫歯ができてからでいいと思っている親御様もいると思います。
しかし、何かあってからではなく乳歯が生え始めたら定期的に歯科で健診を受けるようにしたほうがいいでしょう。
それは、乳歯は永久歯に比べて、エナメル質や象牙質が薄くてやわらかいため、虫歯になりやすく、進行が早いからです。
また、子供は痛みの感覚が発達していないので、虫歯になっても気づきにくい傾向があります。
特にトラブルがなくても、3~4ヶ月に一度は定期検診に行きましょう。
小さなうちから何度も歯科に通い、苦手意識をなくしておけば、万が一虫歯になったときも、治療をスムーズに進められます。
「その健診って、小児歯科では何をするの?」
一般的に次のようなことが行われます。
ブラッシング指導
虫歯予防の基本は毎日のブラッシングですが、小さな子どもは、上手にブラッシングができません。
そこで、子供の歯の生え方や発育段階に適した歯ブラシの選び方、正しいブラッシング方法などを指導します。
また保護者にも、仕上げ磨きの方法を指導します。
フッ素塗布
歯の表面に「フッ素」を塗る処置です。
フッ素には、歯質を強くしたり、再石灰化(溶け出した歯の修復)を促したり、虫歯菌の働きを弱めて酸の産生を少なくし、虫歯を予防する効果があります。
ごく初期の虫歯であれば、フッ素塗布で治癒することもあります。
シーラント
虫歯になりやすい奥歯の表面の溝を、歯科用のプラスチックなどで、あらかじめ埋めることで、虫歯を予防する処置です。
だんだんはがれてくるので、定期的なメンテナンスが必要です。
乳歯は20本。
成長の過程で生え変わりながら、子供たちは3才~12才位までを過ごします。
治療しなくてよい訳がありません。
抜けるから治療が不要といわれる事があるそうですが間違いです。
乳歯であろうとも、かむ歯はその歯が機能をまっとうするまで(抜け落ちるまで)治して残しておくべきだと考えます。
よく噛む事、噛める事が健康の第一歩、成長の要です。
原田歯科クリニック|千葉市若葉区
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