メキシコはSanoviv でのアンチエイジング統合医療プログラムを無事終了しました。

こんにちは

引き寄せ歯医者の原田です。

メキシコはSanoviv でのプログラムを無事終了しました。

Healthy Gateway というプログラムに参加し、

スケジュールは朝から晩までぎっしりでしたが、

気分的にはのんびりと過ごしました。

メキシコのカリフォルニア半島(バハカリフォルニア)に所在し、

アメリカのカリフォルニアからも近いので

毎日晴れるのかと思ったら、実際は滞在中のうち2日間は雨とくもりで気温も低めでした。

ただ、それ以外は晴れてくれたので助かりました。

気温は最低で11度、最高で23度、湿度は低めで過ごしやすかったです。

サノビブとは、マイロン・ウェンツ博士が創設した統合医療の施設です。

ここではすべてがオーガニックです。

タバコ、お酒は完璧に禁止、携帯電話は電磁波を発生させるため 自分の部屋か 専用の一室でのみ使用できます。

町中から離れているので日本でレンタルしたモバイルWifi が電波が弱くてつながりませんでした。

インターネットは、その専用の一室のみで使うことができました。

ヘアドライヤーもありません。

電磁波を発生させるからという理由です。

プールの水にも塩素は使わず海水を一部入れているという徹底ぶりです。

メキシコという国自体は治安は決して良くありません。

また、水道の水を飲むのは普通は勧められません。

以前アメリカのテレビドラマ『S and city 』でメキシコのホテルでシャワーを浴びたときにその水を飲んだらお腹をこわした場面がありましたね。

しかし、ここサノビブ自体は高い塀で囲まれており、敷地に入るにはセキュリティ係がいる門を通らないといけないので、安全です。

ただ、逆に言うと敷地外に出ることはできないので、完全に隔離された病院にいるイメージです。

水に関しては、敷地内に水を浄化するプラントがあるので洗面所の蛇口をひねった水を飲むことができます。

また、敷地内には至るところにウォーターサーバーがあるので飲料水はいつでも飲めます。

チェックインするとすぐにピュアコットンの下着と上着に着替えます。

パジャマというか薄いバスローブもすべてピュアコットンです。

靴下もピュアコットンでサンダルが支給されます。

場所はメキシコですが、スタッフは全員流暢な英語を話します。

どのようなことがサノビブで行われているのかをシェアします。

サノビブに来る人は大きく分けて2つに分かれます。

ひとつは健康な人、もうひとつは病気の人です。

カリフォルニアはサンディエゴからクルマで1時間強なので アメリカ人が多いのですが、

実際は世界中から人々が訪れます。

私が滞在したときは、カナダ、スリランカ、ケニアからいらしてました。

食事もすべてオーガニックです。

基本的にオーガニックな野菜と果物が中心です。

5年前までは肉類はまったく提供されなかったのですが、

今では曜日によっては卵、魚、チキンが提供されます。

ただし、牛の骨のスープも日によっては飲むことができます。

木曜日はリキッドデイと言って朝から晩まで液体しか飲めません。

各種のスムージー、ハーブティー、レモン水などだけしか飲めません。

かなり腹が減りました。

曜日によっては11時ころにおやつタイムがあります。

ただし、砂糖は使わず蜂蜜かステビアを使ったものです。

カフェインを含むものは一切ありません。

コーヒー、紅茶はありません。

ハーブティーはたくさんの種類があります。

朝は615分に強制的にテレビのアラームが入り起きることになります。

インターネットができる唯一の部屋は22時に消灯になります。

もうこれは完全に入院ですね。

朝は640分にティーバー(ドリンクバーでなく、ティーバーです)で

レモンを絞ってお湯に入れて飲みます。

その後656分から食堂で Wheat Green という青汁のようなものを飲むことができます。

その後は個人に合わせたプログラムが実施されます。

ある日はヨガ、ある日はラフターヨガ、エクササイズなどです。

その後は、医師の診察を受ける人、デトックスプログラムに入る人に分かれます。

私はデトックスプログラムに入りました。

なので医師の診察がどのようなものかはわかりませんが、一緒になった人の話を聞く限りでは、普通に治療が行われていますし 手術も行われています。

また、歯に関してはアマルガムの除去も行われています。

エクササイズは、トランポリンを利用したエクササイズ、個人に合わせた筋肉トレーニング、ヨガ、太極拳、ラテンダンス、自転車こぎなど様々です。

癒し系のプログラムは、フェイシャルエステ、マニキュア、ペディキュア、指圧、リフレクソロジー、スウェーデンマッサージなどの SPA メニューや音楽ヒーリングがあります。

また、栄養学、ストレス、呼吸、代謝、睡眠などに関する講義もあります。

個人に合わせたプログラムと言いましたが、血液を採取してそれが動く様子をライブで見せて頂くことができます。

赤血球の形や動き、白血球の数などについて詳細なレポートも頂くことができます。

また、心拍数を調べて運動についてのアドバイスをいただけました。

腰や肩の調子がいまひとつな方はその方に応じて適切な運動のアドバイスをしてもらえます。

食事の話に戻りますが、オーガニックな食事のビュッフェですが、

決して量を多く食べたわけではないのですが、

結構お腹がいっぱいになり夜になっても腹が減ることはありませんでした。

これは食事に含まれる栄養素が多いためだと思われます。

サノビブの良かった点は食事が素晴らしかったことと、

ペディキュア、リフレクソロジー、Swedish massage を受けたこと、

マッチョなトレーナーさんから運動についてのアドバイスを頂けたことです。

ただ、いらしている方の多くは 病気の治療のためだったし、

ガン治療のプログラムでわざわざケニアから家族で来ている方もいたので、

正直な話 いたたまれない気持ちになりました。

安全のため敷地外には出ることができないし、

健康のためずっと同じコットン製の衣服を来ていたので

入院していた気分です。

外をジョギングしたかったのですが、できない環境だったのも少し残念です。

帰りにメキシコから米国に入国するのに時間がかなりかかるので

飛行機に乗り遅れるといけないので、

サンディエゴの空港ホテルに泊まりました。

ここは夕食と朝食がついているホテルなのですが、

そこで出された食事は どこにでもあるアメリカのビュッフェスタイルの食事で、

多分食べた量はサノビブでの2倍以上あったのですが

満たされた感じがしないのです。

その代わりカロリーはサノビブでの量よりはるかに摂取したのはわかります。

夕飯をあれだけたくさん食べたのに、夜寝る前になると猛烈にお腹がすいてくる。

ここでスナックを食べたらそりゃ肥満になるわなと思いました。

サノビブでは砂糖入りのものが一切提供されなかったので、

口の中がさわやかでした。

日本だとパンにも砂糖は入ってるし、ありとあらゆる食品に砂糖が入っているので、

口の中にプラークがすぐについてしまいます。

従って、フッ化物入りの歯磨きペーストは不可欠です。

しかし、砂糖が入ってないものばかり食べていたらフッ化物入りの歯磨きペーストは

不要だということがわかりました。

敷地内では香水をつけることは禁止です。

以前 TFT 思考場療法を勉強したことがあるのですが、そこでも香水を付けることによる弊害が言われていました。

サノビブでのメキシコ人スタッフは意外にもアメリカ人に比べてシャイな方が多かったですが、話すと結構フレンドリーでした。

また、今まで何度かサノビブに来たことがあるという方から色々な話を聞くことができたのも良かったです。

オーガニックな食事、スパやマッサージを組み込んだプログラムは、

スリランカ、タイ、バリ島にもあります。

しかし、医療施設も併設しているところは珍しいのではないでしょうか?

代替医療、統合医療に興味がある方はこのメキシコのサノビブに一度は行ってみると良いのではないでしょうか?

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