大谷選手 復活のカギになったPRP は、原田歯科でもよく使っています。

こんにちは

ウィンブルドン選手権での錦織圭選手、大坂なおみ選手の活躍が楽しみです。

MLB エンジェルスの大谷選手はケガで休んでいましたが、打者として復活しました。

復帰後さっそくマルチ安打の大活躍とうれしい知らせが入ってきました。

この復活の鍵になったのが PRP というニュースが入ってきました。

この PRP って何だかご存知ですか?

これは Platelet-Rich Plasma の略です。

日本語で説明すると、

血小板を濃縮したもので、新しい組織や細胞の成長を促す栄養素が豊富に含まれています。

 治療においては、患者様の腕から採血し、その血液を専用の遠心分離機にかけ、PRP組織を抽出します。

つまり自分の血液を利用した再生療法です。

実は、この再生療法は、別名 CGF とも呼ばれています。

そして、歯科治療の現場でも一部の歯科医院で使われるようになりました。

原田歯科クリニックでよく使っている治療法です。

何に使うか?

ひとつは抜歯して放置すると抜いた穴に食べ物が入り込んで

そこが感染しなかなか治らなくて

時には痛んだり腫れたりしますね。

しかし, PRP を抜いたところに入れておくと

再生療法ですからとてもきれいにしかも早く治ります。

特に歯科インプラントを予定しているところに入れておくと

骨の回復が早くなるのでインプラントの成功率も上がります。

患者さんの腕から採血して、

遠心分離機にかけジェル状になった CGF を抜歯したところに入れるのです。

人工骨とCGF を一緒に使うと抜いたところが陥没したままになることはなく、

とてもきれいに骨の形、歯ぐきの形が維持されます。

以下、7月5日の日刊スポーツからのニュースを引用します。

大谷マルチ安打 復帰2戦目で右前安打、右二塁打

<マリナーズ-エンゼルス>◇4日(日本時間5日)◇セーフコフィールド

 エンゼルス大谷翔平投手(23)が「6番DH」で先発出場。第2打席で復帰後初安打となる右前安打を放つと第4打席では右二塁打。復帰2戦目でマルチ安打をマークした。

 第1打席は打撃妨害で出塁した。2回2死走者なし。フルカウントから3球ファウルで粘った9球目。外角の138キロにバットを出すと捕手のミットに当たった。打撃妨害で一塁へ出塁した。続くバルブエナの左翼線への二塁打で一塁から一気に生還。先制のホームを踏んだ。

 4回の第2打席では復帰後初安打を放った。無死二塁。マリナーズ先発右腕ルークの初球140キロのシンカーを捉えると鋭い打球が右前に抜けた。

 第3打席は左飛。

 7回の第4打席。2球目の150キロ直球を引っ張り右翼へ痛烈な二塁打。完全復活を印象づけた。

 大谷は約1カ月ぶりの復帰戦となった前日は4打数無安打3三振に終わった。

 大谷は右肘内側側副靱帯(じんたい)の損傷で離脱していたが、故障者リスト(DL)から復帰。6月7日(同8日)に右肘にPRP注射を受け、3週間後の再検査で打撃練習可能との結果が出た。その後、フリー打撃や実戦形式の打撃練習を開始。ケガが判明してから1カ月足らずで打者としてメジャー復帰した。