酒飲んで寝ると肩や首の痛みが消える!?歯が背中や腰の痛みの原因。

こんにちは

原田歯科クリニックの原田です。

先日やたらと首がこる日が続きました。

別に首を寝違えたわけではありません。

自分ではその理由がわかっています。

それは歯が原因です。

と言ってもむし歯ではないです。

最近知らず知らずのうちに上下の犬歯を接触させていることがあります。

本来 何もしてないときは、上下の歯の間には1ミリ程度のすきまがあるのが正常です。

歯と歯が接触するのは食事のときだけです。

ただ、何かに熱中しているときに無意識に上下の歯を接触させてしまいます。

夜寝ているときも無意識に上下の歯をこすり合わせているかもしれません。

これがかなり問題なのです。

上下の歯を合わせるだけで口を開閉させる筋肉が太くなります。

この筋肉は口の周囲から首、そして肩や背中につながっています。

口の周囲の筋肉に必要以上のストレスがかかると

これが原因で首や肩、背中、さらには腰が痛くなることは決して珍しいことではありません。

もちろん、他の原因で 首、肩、背中、腰が痛くなることはあるので、きちんと検査することは大事です。

さて、その首がこった日にあるお祝いがあり、お酒を飲みました。

実は、このお祝いのイベントで私はあることを期待しました。

それは、これで首のこりが治るはず でした。

そして実際、飲酒した2日後に首のこりは消えました。

理由はこうです。

飲酒すると鼻の粘膜が充血し鼻がつまりやすくなります。

そうすると必然的に口呼吸になり、くちポカーンの状態になります。

良く言えばリラックス状態です。

この状態では寝ている間でも上下の歯が接触することはありません。

歯ぎしりが原因の首、肩の痛みが出たら、また何かをお祝いしてお酒を飲もうと思います。