歯を残すのか?インプラントか?

投稿日: 2017年12月14日


年間1万本インプラントしている歯医者って絶対おかしい!

以前、東京医科歯科大学のポストグラデュエイトコースで、歯周病患者さんへのインプラントについての研修を受けてきたときに講師が言っていたことです。

一般の医科の医療機関では、手術の症例数が多いというのは良い評価になると思います。
しかし、ひとつの歯科医院でインプラントを年間1万本やっているとしたら、どうでしょうか?

絶対おかしいと言わざるを得ません。
その医療機関では、本来保存できたかもしれない歯を抜いている可能性があるからです。

年間1万本ということは毎日30本インプラントしているということです。

本来、歯科医院の仕事は歯を大切に守ることです。
根の治療をきちんと行う、歯周病治療をまじめに行なっていたら、こんなにインプラントできるはずがないですし、実際これだけのインプラントを本当にやったとしたとしても、人工歯根というのは入れてからがスタートなのですから、果たしてこんなにたくさんの本数をメンテナンスすることができるのでしょうか?

ですから世間で出回っている色々な情報(本、新聞、雑誌、インターネットなど)は、鵜呑みにせず、ちょっと待てよ と一度立ち止まって考える必要がある、そんなことを演者は力説していました。

これについては私も同感で、聞いた話ではある大都市のインプラントセンターと称する医院で全部の歯を抜歯して人工歯根にすることを勧められたのをおかしいと感じた方が、知り合いの(院長原田の同窓生です)歯科医師に相談に行ったところ何でこれを、しかも全部抜かなければいけないのか全く理解できなかったそうです。

歯科医院というのは本当にピンキリで、知り合いの評判というのもたまたまその人が合っていただけかもしれないし、ましてやその医院のホームページを見ただけではいくら良いことが書いてあっても事実かどうかわかりませんし、認定医や専門医という資格だってひとつの目安にはなるかもしれませんが、あくまでも技術的にこれができますということはわかりますが、もしかしたら保存できる歯をインプラントにされてしまう(インプラントの技術は高いかもしれないが、歯を保存する技術はいまひとつ)可能性も否定できません。

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