歯科研修セミナー教育学習の最近のブログ記事

尊敬する 国立東京医科歯科大学の大先輩であり、私が母校で学生だった時にご指導を頂いた安田先生の講演で面白いことを聴いた。

それは、今 顎関節症の原因のひとつと言われている TCH tooth contact habit つまり、歯と歯を接触させる習癖により、おならが出やすくなるというのだ。

これは、NHK の人気番組 『試してガッテン』で紹介されたらしい。
その説によると、歯と歯を接触させる時に空気を吸い込む為、そのエアーがガスとなって下から出るとか。
プラス 唾液が出る→胃腸に脳から食べ物が来るよと指令が来て、腸が動くのも おならの原因なのだと。
それならガムを噛むなどという行為は、もってのほか ということになりそうですね。

実際、千葉市若葉区の桜木消防署近くの原田歯科では、何年も前からたとえキシリトール入りでもガムは勧めておりません。
それは、奥歯を噛みしめる咬筋を強くし過ぎて歯を傷める事になるからです。


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ある有名歯科医師の講演で興味深い話を聴いた。

それは、以下のような内容である。

歯科医院を開業するのには、診療台(治療用ユニット)、レントゲン(最近では CT も値段が下がってきた<とは言え、1000万円以上する>)、そして人件費など、
多額の設備投資が必要になる。

その為、多くの歯科医師は融資を受けて独立する。

融資を受ける際に、生命保険に加入することを求められたり、生命保険自体が質権設定されることもある。

一方、日本の歯科の保険診療報酬は、欧米(ほぼすべて自由診療)に比べて、診療報酬が3分の1とか、さらには10分の1など、
どう考えても安すぎるので、現在の歯科医院は毎日どこかで平均1件は閉鎖されている。

しかし、医院を閉鎖しても借金は残るので、
中には自ら命を絶って、生命保険で借金をチャラにする方も出てくる。

そうでなくても、来院者数が増えればさらに設備投資、人の採用など経費が増えるので、見かけの収入が高くても意外に質素な生活をしている歯科医師は多い。


それにしても、生命保険で借金をチャラにするビジネスモデルってイヤですね。

私の場合は、ハッピーリタイヤ、ハッピーエンドを迎えられるような歯科医師人生を自ら実現し、後に続く方やこれからこの業界を目指す方が夢を持ってワクワクするようなお手本になります。

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インドでは、なぜ女性だけが民族服なのか?歯科学会での審美歯科医師 原田院長の素朴な疑問


インドのハイデラバードのハイテクシティで開催された歯科、口腔粘膜疾患に特化した感染症に関する
世界ワークショップに参加した時のことである。

この会は、不定期的に世界の都市で開催されているのだが、インド開催ということで、インド人が多数参加していた。
そこで気づいたのだが、インド人の男性は普通に襟のついたシャツを着ているのだが、
女性はほとんどが民族衣装であるサリーを着ているのである。

これは、かなり不思議なことだ。

日本でいえば、男はワイシャツとブレザー、女は和服というイメージだ。
まあ、確かに成人式では、女性は晴れ着を着て男は洋服ということはある。

しかし、これは普通の学術的な会議であるし、オープニングセレモニーだけでなく、
4日間のワークショップを通じてずっと女性は参加者だけでなく、受付スタッフもサリーなのである。

それはともかく、インド人の若い世代は欧米人と同じくらい、クセのない英語を話す。
比較的年配の方がかなりなまりの強い英語を話すのとは対照的だ。

食事は朝食と昼食がついていたのだが、毎回カレーが出る。
さぞ飽きたのではないかと思われるかもしれないが、むしろ逆である。
欧米の学会で出てくる食事といえば、サンドイッチやラップである。
これが毎日ランチに出てくるのだが、これはかなり参る。

特にアメリカでは、遺伝子組み換えの食品を使っているのか、食後感があまり良くない。
それに比べて、インドといえば、ベジタリアンの食事やチキンにヨーグルトと色々あるし、
そもそも日本との時差も少ないのですこぶる体調が良いのである。

今回のハイデラバードのハイテク地区は、あの混沌とした旧市街とは全く離れた一種の隔離された
場所にあり、水道の水も変な味がせず、歯磨きのときにも安心して使えるし、
生野菜やスムージーも普通に飲み食いしても全く大丈夫だった。

インドには何度か来ているが、こんなに快適に過ごせたのは初めてである。

やはり、何でも一度は足を運んで自分の目で見ることが大事だと感じた次第である。

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セミナー参加のため、香港に行ったときのことである。
我々多くの日本人から見ると、香港の人であろうと、台湾の人であろうと、少なくとも外見は皆同じ中国人に見えるが、
実際はそうでないようである。

香港人は、自分が中国人と呼ばれることを嫌うし、台湾人も同じく自分が中国人と呼ばれることを嫌う。
これは、単に使う言葉が広東語、台湾語、北京語と異なるからというわけではないようだ。

国家の体制の違い、過去の複雑で長い歴史、こうしたものがからみ合って
彼らの考え方に影響しているようである。

こういった事実は、本を読んだり、Google 先生に聞いただけではわからず、
実際に現地に行くと理解できることがしばしばある。

海外の学会やセミナーに参加することは、世界の潮流を知ることができるため、
自分にとって必須なのだが、こうした学術的、専門的なことだけでなく、
現地の習慣や風習を知ることも、自分の視野を広める事になり、
定期的に外国に行くことは欠かせないのである。

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インドはハイデラバードで開かれた感染症に関する歯科学会に参加した時のことです。


ハイデラバードといっても一般の方に馴染みは少ないかもしれませんが、
ハイテクシティがあり、IT に力を入れている町です。
インドの多くの町にあるような雑踏と混沌はこのハイテク地区に関してはありません。

空港から学会会場のあるコンベンション・センターまでのアクセスも極めて快適で、
欧米の空港に着いた時とさほど変わりません。

今までインドには何度か来ているのですが、雑踏、騒音、混沌はかなりのストレスでした。
道を尋ねても間違った道を教えるし、とにかく、日本の常識が全く通じず辟易したことは一度や二度ではありません。
しかし、今回はそういったものはありません。

IT に力を入れているだけあって、ホテルの中でも普通に Wifi がつながります。

学会の会場では、携帯電話の着信音が鳴るは、傍若無人に大声で話すは、.........,
この程度は想定の範囲内です。

このハイデラバードの空港は、ラジブ・ガンジー空港という名称がついてます。
ラジブ・ガンジーといえば、支援者を装った自爆テロリストによって暗殺された方です。
また、ガンジー家といえば、マハトマ・ガンジー、インディラ・ガンディーといい、
暗殺されたという歴史があり、この国にとってテロ対策というのは永遠の問題なのでしょう。

さて、空港から1時間弱でそのハイテク地区に着いたのですが、
そこに入るのに関所のような検問所があります。
さらに、ホテルやコンベンションセンターがある敷地の中に入るのにも
検問があり、荷物を調べられます。
その上、ホテルに入るにも金属探知器で、荷物すべてとボディチェックがあるという厳重さです。

空港やホテルの職員も普段の顔で笑顔でいる方はいません。
まずは、相手を疑うというところから始まるのでしょうか?

さて、学会初日の夜は懇親会でした。
しかし、これは今まで経験したことがないものでした。
まず、時間になったら勝手に始まるという感じです。
始まりの挨拶とか一切なく、皆勝手にビュッフェの料理を取りに行く上、飲み物は水しかありません!
お酒はもちろんのこと、ジュースもない、紅茶もコーヒーもありません。

食べ終わったら、皆勝手にレストランを去って行く。

おかげ様で、健康的な毎日を過ごすことができました。
インドに来ると毎回想定外の事がある、まあこれも他の国に行くときの楽しみですね。



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南イタリアに SUD EST という長距離路線の私鉄がある。
英語で言えば、South East つまり、南東という意味だ。

アドリア海に面したところも走り、港町のブリンジシというギリシャに渡る船が出る町や、近くに世界遺産があるバーリといった都市を通る。
端から端まで乗ると3時間くらいかかり、駅間距離も結構長い。
バーリとブリンジシを結ぶ列車は、1時間に1本くらい走る。
ところがこの列車、というか SUD EST 全体が日曜祝日には何と全面的に運休するのだ!
これは、規模的には、日本で言えば、小田急、近鉄、名鉄、西鉄くらいのものが日曜祝日に運休するのと同じくらいのことなのだ。
それで、日曜に地元の人はどうしているかというと1日に5本くらいしかないバスに乗る。
カトリックの国だから、日曜は仕事しないのかな?
駅にトイレはあるが、防犯上の理由なのか、鍵がかけられている。
駅舎や線路沿いの建物、そして列車は車体が窓の一部までもスプレーで落書きされており、日本の鉄道とは全く異なる。
ただし、映画『鉄道員』にあったように プロ意識が高い方が多いのか、列車はほぼ定時に走り、鉄道スタッフは きりりとして格好良い。

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数年前、ある抜歯即時インプラントの3日間コースに出た。


講師陣は、5名以上おり、その中には10年以上前から存じ上げている歯科医師 A氏もいた。

当時の A氏は温厚かつ謙虚な人柄で、私が尊敬する歯科医師だった。

しかし、それから時は流れ久々に会話する A 氏は、以前とは全く異なるキャラクターになっていた。


どうも世の中に安易にインプラントをする歯科医師が増えて、経過不良な事例が出てきたことに怒っていることが彼の講演からうかがえた。

また、別の講師 B氏は、盛んに自分の症例でうまくいったものを出す。


ただ、この研修はあるインプラントメーカーC 社が後援しているので、その C 社のインプラントのことを良く言うのは必然だった。


このセミナーでは参加者が自分の症例を発表するのだが、重箱の隅をつつくようなどうでも良いことをネチネチと指摘される。

例えば、2本入れたインプラントが平行でないと、これはもっと平行にいれなければダメだとか言われる。

しかし、反論させていただくと、そもそもインプラントは骨のあるところに入れるのだが、骨の量が足りないところも存在する。

骨のあるところを狙って入れれば、2本のインプラントが完全に平行でないことなど普通にあるし、それで予後に影響があるかといえば、全くそんなことはない。

そんなことを言ったら、オールオンフォーのように極端に傾斜させて入れるインプラントなどは、すべてダメなインプラントになってしまう。


最近知ったのは、その講師だった B氏が、このインプラントシステムを使うのを止めたことである。

これには あきれた。

ただ、このように、あるインプラントの認定講師だった歯科医師が、そのインプラントを使わなくなり、他のインプラントに移るということは、しばしばある。

20年前の私だったら、ある研修に出ると、やたらテンションが高くなって、もう明日からでもこれをやるのだ!という意気込みで材料を買い込むということがあった。

しかし、最近は分別がつくようになったのと、第3人称で自分を見れるようになったため、衝動買い的な決断をすることが少なくなった。

俺も成長したな。

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一般的な歯科医院の歯科医師雇用契約に騙されてませんか?



千葉市若葉区の原田歯科クリニックは、千葉駅からバスで約15分、クルマなら京葉道路 貝塚インターから約5分で着きます。

医院のミッションは、「人々を美しく健康で幸せにすること」。

歯科医師の皆さんの中には、色々な考えをお持ちの方がいると思います。
当医院は皆さま個々の要望を聞きながら、なるべく皆さまの夢が実現できるようなお手伝いをさせていただきます。

例えば、
・スーパードクターになりたい!
・インプラントマスターを目指したい!
・開業したら絶対に成功したい!

色々な夢があると思います。

※一般的な歯科医院の歯科医師雇用契約に騙されてませんか?

例:高い基本給 しかし、多くの医院では、残業なしが当たり前とか、社会保険に加入できない.......。
入社時の高い基本給に騙されてはいけません。
社会保険加入の有無、有給休暇、残業代について詳しく聞きましょう。

例:一般の医院では、セミナーに参加しても交通費が出ない、院長が行けと言ったのにセミナー費用は自分持ち。こういうことは、よくあります。

しかしながら、千葉市若葉区の桜木消防署近くのピュアスマイル原田歯科クリニックでは、
社員であれば全員 社会保険加入に加入しておりますし、有給休暇もきちんと取れて
プライベートな時間も大切にしていただいております。

また、非常勤での勤務、週1回、2回、3回の勤務や午前中のみなど、短時間の勤務を
希望される方も歓迎です。

小さなお子様がいて勤務中の託児を希望される方へ、
当クリニックには保育士が常駐しておりますので、安心して仕事することが可能です。

次のようなドクターを歓迎します。
※すべてに当てはまる必要はありません。

・歯科医師としてスキルを上げたい
・新しくきれいな医院で勤務したい
・明るく陽気な雰囲気のもとで働きたい
・小児歯科に興味がある
・保険外診療に興味がある
・インプラントも学びたいのでCTのあるところで勤務したい
・ドクターだけでなく、スタッフも一生懸命がんばっているところで働きたい
・数年後に開業を考えていて、それまでに様々な経験を積みたい
・まだ歯科医師としての経験が少ないので、たくさん学びたい
・審美歯科を学びたい
・長く1つところに勤めたい女性ドクター


※ 社会人になったら遊べないと思っていませんか?

そんなことはありません。
実際、創業者 原田幹夫は、自分のミッションのひとつに
「人生を楽しむこと」を挙げており、スタッフの皆さんにも大いに人生を楽しんでもらえるようにしております。

例えば、当医院はスタッフ数が多いため有給休暇を取りやすく、一部の職場にあるような
有給休暇や育児休暇の制度はあっても名ばかりで、実際は他のスタッフに気兼ねして休むことができない などということは全くありません。
育児休暇についても今まで多数の取得実績があり、とても好評です。

年末年始休暇も有給休暇とは別にあります。


すべての患者様に公平で十分な説明をして安心していただける治療を心がけ、
歯科治療への苦手意識をできるだけ少なくするように、工夫して取り組んでいます。
ですから、受け身の姿勢ではなく、主体的に取り組んでいける方、
また患者様を笑顔にしてくださる先生をお待ちしております。
経験の浅いドクターには、しっかりとした教育カリキュラムもあり、マニュアルに基いて、
その方のレベルに合わせた対応をさせていただいておりますので安心してご応募ください。

見学は随時、受け付けています。
少しでも興味が湧いた方は、ぜひ見学にいらしてください。
見学の時間も午前だけ、午後だけ、丸1日など、自由です。

また、実際の勤務時間も正社員以外に、週に1回、2回、3回、午前の勤務のみなど柔軟に対応させて
いただいております。

白衣等、診療着をご持参ください。
見学のお申し込み先は次のとおりです。

原田歯科クリニック

〒264-0028
千葉市若葉区桜木 2-16-24

TEL 043-233-7198

www.harada-clinic.com

E-mail : puresmilehappiness@gmail.com

桜木消防署(正式名称は、若葉消防署桜木出張所)の近くです。

www.harada-clinic.com/kyujin.html
試験問題作成と歯科医師求人文作成ソウルConradLounge.jpg

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みなさん こんにちは

スマイルデザインマスター の原田幹夫です。
予定のない日曜日の朝はいつも通り英語のセミナーCD を聴きながらのジョギング、そしてエクササイズ、さらに素敵な音楽をかけながらプライミングを行いました。

朝食はいつも通り軽めにフルーツだけです。
これで体内が浄化されるのが実感できます。

歯周病とインプラントのための審美形成外科のボリュームたっぷりの本を読みました。
出だしの序文ですでに圧倒されました。
すごい本です。


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t02200165_0640048013050546912.jpg日本人て素晴らしい、海外のファストフード店で気づく日本の素晴らしさ


日本のマクドナルド、バーガーキングなどのファストフードチェーン店に行くと
どんな人でも必ず自分で食べたものを片付けて帰る。
つっぱりのお兄ちゃんでも、普通は片付ける。

しかし、国際的にはこれは決して普通ではない。

アメリカでもアジアの国々でも、欧州の国でもこうしたファストフード店は
あるのだが、ほぼすべての国で食べたものを散らかしたまま帰る方が必ずいる。
これは勤勉な国民性と思われているスウェーデンでも例外ではない。
(写真は、スウェーデン マルメ市内のバーガーキング)
スウェーデンは、移民を受け入れているから荒れてきたというわけでは必ずしもない。
実際、私が初めてスウェーデンを訪れた1991年にマクドナルドに行ったときも、
白人のグループが食事を食べ散らかしてそのまま店を出て行ったし、
今回の写真も白人の若者のグループがやらかしたものである。

こういう店で働いている人は必ずしも裕福でない人が多いのではないかと思うが、
階級社会では、食べる人とお片づけをする人は違うという発想があるのかな?
しかし、少なくともこういうファストフード店はセルフサービスが原則というのは、
世界共通のはずである。
そんな中でほぼ100%の人が当然のようにお片付けをして帰る日本という国は
素晴らしいと思うし、この国に生まれ育ったことに感謝している。



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