恩師との立て続けの別れから考えたこと。千葉のインプラント認定医


最近、母校の同窓会報から知ったことだが、歯科大学の学生時代からお世話になった先生方が立て続けに亡くなった。
その中には、私の顎の手術を執刀した外科医もおり、自分の目を疑った。
彼らの多くは60代で, 人生80年の今、もっと長生きしてほしいと誰もが思うだろう。

私が学生の頃から天才肌の補綴家で 教室のスクリーンにでかでかと映し出された(今なら拡大鏡で見たイメージ) 画像でも寸分の狂いのない自家製アタッチメントを作り、他の補綴家からも特別視されていた歯科医師は、体調を崩しても仕事のペースを緩めず、結果的に命を縮めたらしい。

以前から頑張り過ぎて、大病したり、早死する歯科医師の存在について指摘してきたが 一体人生って何だろう?と考えてしまう。

画家を例にすると、よくゴッホとピカソの例を思い出す。

ゴッホは、生きている間 全く評価されず、極貧の生活を送り、最後は発狂し 自らの命を絶った。
一方、ピカソは、生前から天才画家として名を馳せ、大金持ちになり、若くて美しい妻と暮らし、幸せなうちに天寿を全うした。

昔から一部の天才は、人の何倍もの成果をあげ、多分 凡人の何倍も濃い人生を送り、若くして死んだ。
長生きする人生が必ずしも幸せとは言えないのかもしれないが 少なくとも、特に天才でもない普通の歯科関係者が明らかに短命なのは、日本の歯科の保険診療のシステムが関係しているのは、間違いないと見る。
こうした状況を改善するには、システム化や 医療と経営の分離が必要で これは千葉市若葉区の桜木消防署近くの原田歯科クリニックがここ数年取り組んでいることなのである。

www.harada-clinic.com

architecture建築ツアーシカゴ2014 (24)s.jpg

Twitterボタン